更新日:2025-10-21 11:45
投稿日:2025-10-21 11:45
帰省ルールを明確化
数カ月後、夫婦で話し合い、“帰省のルール”を作った。
・お盆は夫の実家
・正月は妻の実家
・それ以外は自由に訪問OK
その結果、姑の圧も和らぎ、夫も母と距離を取れるようになった。
「ようやく、“母さんの子ども”じゃなくて、“私のパートナー”に戻った気がする」
そう言う彼女の顔には、ようやく安堵の笑みが戻っていた。
二人でどう生きるか
“帰省問題”は、どこの家庭にもある。だがそれは、「どちらの家に行くか」ではなく、“誰を優先するか”の問題だ。
「結婚して家族が増えたと思ったら、上司ができてただけだった」
アヤの言葉には、笑い話では済まされないリアルが詰まっていた。
夫婦に必要なのは、親を立てることではなく、“二人でどう生きるか”を決める覚悟なのだ。
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