売り切れ続出!「ババアの粉」は本当に若返るのか? 40代美容家が実践した“神ハイライト術”

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-11-03 11:45
投稿日:2025-11-03 11:45

3. 顔の中央全体にうすーく広げて“光のベール”を

 額・鼻筋・唇の上を楕円で埋めるようなイメージで、顔の中心に広くふわーっとブラシを掃いてハイライトをのせていきます。

 顔の真ん中がパッと明るくなって、シェーディングをしなくてもフェイスラインとの薄いコントラストが誕生!

 自然な立体感とともに、トーンアップ効果と透明感が得られます。

 ハイライトが目立ちすぎるとギラギラしてしまうので「光で主張するメイク」ではなく「光で“ぼかす”仕上がり」を意識していきましょう。

 こちらも『トーンフィルターハイライト』以外でも大丈夫。肌色に近いハイライトを選ぶのがポイントです。

40代からのハイライト術は「ツヤ」より「柔らかさ」を味方に

「ババアの粉」というユーモラスなネーミングの裏には、年齢を重ねた自分を前向きに・軽やかに楽しむ女性たちの姿勢が見えます。

 今のメイクトレンドでは、大人世代は「ツヤ」より「柔らかさ」を味方にするほうがグンと洗練された印象に。

 セザンヌの『トーンフィルターハイライト』は、まさに“大人の肌”を理解し尽くしたトレンドメイクが狙える名品です。

 再入荷を待ちながらも、ぜひ手持ちのコスメでも“光を味方につける”工夫を楽しんでみてください。

(※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。)

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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