それ、実は「マネハラ」です。身近にある“お金”のハラスメント。飲み会への強制、プレゼント代徴収もアウト!?

コクハク編集部
更新日:2025-11-21 08:00
投稿日:2025-11-21 08:00
 お金にまつわるあらゆるハラスメントを指す「マネーハラスメント=マネハラ」をご存じですか? 実は身近なところで遭遇する機会が多いのだとか。

 あなたは体験したことがありますか? 今回の記事では、マネハラに遭った人の体験談をご紹介します。

「マネハラ」とは「マネーハラスメント」の略。お金に関するあらゆる嫌がらせ(=ハラスメント」を指す言葉です。仕事、プライベートを問わず、どのような関係性であっても発生しうるもの。

 一方でまだまだ認知度は低く、自覚がないまま加害者・被害者になってしまっているケースもあるのだそう。

【読まれています】今すぐ離れて! 自己中男があなたから搾取する6つのこと。お金より大事なものを失うかも

これって「マネハラ」なの?職場におけるマネハラ体験談

 まずは仕事の現場におけるマネハラの体験談を紹介しましょう。

1. 歓迎会や忘年会の強制参加

「会費制の歓迎会や忘年会などに、強制的に参加させられます。参加は任意のはずなのに、参加しないと『必要コミュニケーションだ』と強要されるのが嫌で…。

 会社の補助が出るならいざ知らず、自分でわざわざ参加費を払ってまで参加したくありません!」(30歳・営業)

2. プレゼント企画の代金を徴収

「誰かの結婚祝いやバレンタインなど、明らかに仕事に関係がないプレゼントを、一部のイベント好き社員が計画して、勝手に料金を徴収しようとしてくるのが本当に苦痛です。

『お祝いごとだから』『お互い様だから』と言われましたが、特別親しい相手でもないのに…」(27歳・経理)

3. 立て替えが多い、精算がしにくい

「上司からひとまずの立替えを頼まれ、その後の精算がなかなかおこなわれないことがありました。

 担当者のところへ持っていくと、事前に申請するように、◯日までに精算するようにといったルールを伝えられますが、直属の上司や先輩からの指示だとその通りにいかないことも多くてツライです」(36歳・塾講師)

4. 収入を詮索される

「フリーランスなのですが、ギャラや年収をやたら詮索されます。プライベートなことだし、金額をめぐってぎくしゃくしたくないので話したくないのですが、大体は立場が上の人からの質問なので、きっぱり断りにくく濁すのが面倒です」(31歳・ライター)

5. 財テクや副業を勧められる

「ふるさと納税や新NISAなど、やたら財テクを勧めてくる同僚がいて接し方に悩んでいます。よかれと思っているんでしょうが、正直興味はありません。

 以前の勤務先では、給料の安さからやたら副業を勧めてくる上司もいました。この手の勧誘系って、相手が興味津々じゃない限り一回で諦めてほしいです」(50歳・プランナー)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


好きな男性が既婚者だった…引き際がジブンの価値を高める
 片思いが始まると、ついつい相手を追いかけてしまいがち。“ああ、まだLINEが返ってこない”“仕事中だから既読が付かない...
お姉にゃんとお庭でコロン 小粒“にゃんたま”は遊びたい盛り
 ニャンタマニアのみなさんこんにちは。きょうのにゃんたまは、まだまだ小粒っ子ω♪  坊やはどこから流れてここにやっ...
ママ友トラブルに巻き込まれた!穏便に済ますための方法は?
 “ママ友”という言葉が、あまり好きじゃない――。そんな人も多いのではないでしょうか。そのくらいママ友にはトラブルがつき...
友人関係も一瞬で壊れる 女同士の熾烈マウンティングLINE3選
 女同士の争いというのは、時として男性同士のそれよりも恐ろしいものです。取っ組み合いのケンカにはならない代わりに、態度や...
観葉植物で福を呼ぶ パキラは成功と発展もたらず“奇跡の木”
 ワタクシのお店の近所には、美味しくて特盛が評判の中華料理屋さんがございます。オーナーは中国人御夫婦……といってもマスタ...
家探しでも最優先…台湾の人がこだわる風水の知識~健康編~
 皆さんは日々の生活の中で「風水」を気にされたことはありますか? 雑誌やテレビの星座占いでは西洋占星術による運勢がわかり...
日本はピル後進国! 「ピル=避妊」の考え方は遅れています
 あなたは、ピルを飲んだことがありますか? きっと「ない」という方が、ほとんどでしょう。それどころか、飲もうという考えす...
草越しのチラリズム…お昼寝明けのねむねむ“にゃんたま”
 見えるか見えないかは…アナタ次第です♪  きょうは、にゃんたまファンの皆様から「にゃんたま写ってないよ?」と、ご...
2人目どうする? 私があえて「一人っ子」を選んだ理由
 女性の人生の大きな分岐点、「子どもを産むか産まないか」。その問題をクリアした瞬間に始まる「2人目どうする問題」。思い悩...
介護が疲れた時にとるべき対処法…共倒れにならないために
 子育て中の親に対しての支援は、ようやく政府が向き合い始めたところが現実でしょう。一方で、介護を行う人に対しての援助は、...
がん→子宮全摘まで“カウントダウン1カ月”の記録<仕事編>
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
お昼時間こそ即行動! ダラダラしたいなら“合理的ランチ”を
 この話は、働く女性の誰もが思い描く「仕事中はダラダラして、定時にさっさと帰りたい!」という願望を確実に実行し続けている...
屋根の上を元気にお散歩 “にゃんたま”探しは早朝と夕方が吉
 きょうはにゃんたまωを見つけに行こう……そんな気分の日は、お弁当を持ってお気に入りのスニーカーを履いて「にゃんたま散歩...
人付き合いに疲れた! 本音を言うと「煩わしい」時の対処法
 人付き合いって面倒ですよね。女性ほどこう思ってるに間違いありません。建前文化の日本では、さらに疲れている人も多いのでは...
七夕の日に飾りたい…疲れた心は“地上の天の川”に癒されて
 地方によってどうやら8月もあるようですが……7月は七夕の月でござんす。  五節句で言うところの七夕は正式には「シ...
男は黙って背中で語る…大吉“にゃんたま”の後ろ姿に惚れ惚れ
 きょうは、先日「汚れた毛並みは男の勲章 超貴重なワイルド三毛“にゃんたま”」でご紹介した3万分の1の確率といわれる“大...