面白さは文句なし。だが、SNSでは否定的な声
松本さんはチェアマン的な立ち位置で企画を仕切っており、ちょっと前まではよく見た絵面だが「懐かしい」と感じてしまった。やはり、テレビでエース級に活躍する芸人を一挙に集めたとき、その中でもカリスマ性がある松本さんがチェアマンとして据えられていると非常に見やすく、面白さがより伝わりやすくなる気がした。
コンテンツとしては文句なしに面白くて、「流石松っちゃん!」とお笑い大好き少年だった頃の感情を思い出して新鮮だったが、大人になってしまった僕としては違和感を覚えてしまう部分もいくつかあった。
オープニングで衝撃的だったのは、約2年ぶりに姿を現した松本さんが涙をこらえていたことだ。感動系の番組などで涙ぐむくらいのことはあったが、こんな形で涙を見るなんて想像もしなかった。
有料配信部分なので詳しくは触れないが、松本さんが起こした女性トラブルとその裁判の顛末を説明する場面もあった。
松本さん側の釈明としては納得できた部分もあったが、それ故に「なぜ会見を開いて自分の口で説明しなかったんだろう」ということがより強く疑問に残る。意見があり反論があるなら限られた人しかみないプラットフォームで説明するのではなく、第三者の目もある場面で訴えかけた方がよかったのでは、と思ってしまった。(できない理由があったのかもしれないが)
そしてやはりというか、ダウンタウンファン以外の世間の反応はかなり厳しい。登録者数も伸び、松本さんも勝利宣言をしていたが、SNSでの反応はかなり否定的な意見が多いのだ。
周りの芸人にまで飛び火
出演芸人をはじめ、松本さん復帰を支持する芸能人もかなり苛烈に叩かれる事態になっている。例えばロッチ・中岡さんが「(DOWNTOWN+に)呼んでもらって 笑ってもらって 年額プラン分の料金を取り返したいです!」とポストしたところ、批判が殺到。
「被害者の女性がどう思うか? コンプラ的にどうか? を考えずにこの投稿するのが怖い」「性加害した人をどうやって笑えばいいの?」「ロッチは性加害を容認するのか」など、辛辣なコメント欄となっている。
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