65歳童貞「高齢者は“中学生マインド”で生きろ!」僕が月10万円でもワイルドに暮らせるワケ

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-12-13 08:00
投稿日:2025-12-13 08:00

「不良中学生」の気分で生きる

 テレビのニュース番組を見ていると、日々の生活の厳しさを語る「年金暮らしの高齢者」の街頭インタビューがよく放映されている。

 仕事を引退したあとも、生活を変えずに家賃や物価の高い都心に住んで、現役時代のように車を乗り回し、外食に飲酒、旅行も行って――なんて過ごしていたら、それこそお金がいくらあっても足らないよ。

 オレなんか郊外のボロい自宅に住んで、食事は自炊。酒もタバコもやらないし、ギャンブルも女遊びも興味がない(そもそも童貞)。車を持っていないからガソリン代もかからない(そもそも免許がない)からね。

 そんな生活だから最近は毎月10万円ぐらいで暮らしている。 よく人から「月10万円で本当にやっていけるの?」なんて心配されるけど、オレの場合はなんとかなってるよ。

 …この感じ、何かに似ている気がするんだけど、中学生だ!! 年金暮らしを「10万円を持った中学生のようなもの」と考えてみると、見える世界が変わってこない?

 年金暮らしになったら“中学生マインド”で生きれば最強! ホンモノの中学生が、突然10万円もの大金を渡されたら非行に走るけど、人生経験を重ねて分別のついた高齢者なら心配なし。

 月の小遣い10万円の“不良中学生”として、駄菓子もエロ本もアダルトビデオも、好きなだけ大人買いしちゃおうぜ。ワイルドだろう? なんてね(笑)。

 それではByeBye、次回も夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 原則として年金の支給開始年齢は65歳。でも、受給開始は75歳まで遅らせることができる。1カ月遅らせるごとに0.7%の割合で年金額が増えるんだけど、あとからたくさんもらおうと思って遅らせすぎるのは要注意!

 年金受給を遅くして金額が増えることで、所得税や住民税、医療保険や介護保険などの自己負担が逆に増えてしまう場合があるんだ。だから、65歳が近づいたら年金事務に相談するのをお勧めするよ。

 オレの場合、年金受給は遅らせなかったのですが、童貞喪失はかなり遅らせています。

 古い米を「古米」、さらに古い米を「古古米」なんて呼ぶけど、オレの童貞は「古古古古童貞」だね。米と同じでオレもどんどん安くなってしまうんでしょうか…? 童貞戦線、本日も異状なし…。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


ご祝儀は新札しかNG? 土日の入手方法やアイロンでの作り方
 友人の結婚式が近づいて、美容院の予約やドレス、靴の手配まで完璧なのに「ご祝儀の新札がない!!」と焦った経験はありません...
来年は猫年じゃない? 干支に入れず恨み節の“にゃんたま君”
 昔、神様は元旦に動物たちにあいさつに来るよう言いました。12番まで先着順に、年の動物になれるという大イベントでした。 ...
本当に自分のために? 素直に聞くべきアドバイスの見極め方
 昔から「素直さは大切」だと言われます。大人になっても素直さを忘れずに、周囲のアドバイスを聞き入れられる人のことは尊敬し...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #3
 投資していた友人の失脚により、K社長はブラックな債権者から追われる身となりました。  社長は行方をくらまします。...
縁を切るべき友達の5つの特徴&上手に縁を切る方法とは?
 どんなにコミュニケーション能力が高い人でも、「苦手だな」「付き合いにくいな」と感じる人は、誰にだっているもの。仕事の付...
後ろ足で器用にポリポリ…一緒に“にゃんたま”も揺れちゃうの
 きょうは、首元がカユ~イにゃんたま君です。  首を掻くのに、うしろ脚を使うなんて…ニャイす!  一本だけ爪...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #2
 自分の作品がヘアヌードブームに引っかかることも、世間はこんなにエロが好きで、女性のヌード=男性の下半身への奉仕物、と見...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #1
 女が脱ぐ仕事をするのには、いまも昔も危険や煩わしいことが付きまといます。  私自身、音楽をやっていた頃に自分の作...
お葬式に黒いタイツはダメ?寒い日の防寒対策&喪服のマナー
 真冬にお葬式に参列することになった時、黒のストッキングでは足元が寒いことってありますよね。でも、暖かい格好で行こうと思...
配信者にとっては厄介!「察してもらいたい欲」がすぎるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
この匂いはあの子かにゃ?チェックに余念のない“にゃんたま”
 猫の嗅覚は、人間の嗅覚の数万倍から数十万倍鋭い、といわれています。  猫の鼻先は常に湿っていて、空気中に流れてい...
今年の実付きは最高!「千両」と共に迎える幸せなお正月
「今年の千両、実付きがいいよ!」  花市場でいつもお世話になっているセリ人のお兄様が電話の向こうで叫んでおります。...
旅行できない今こそ…年末年始におすすめグルメサービス2選
 政府の観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止が決まり、年末年始の予定を変更した人も少なくないはずです。こんな...
静かな時間の終わりなき毛繕いに感じる“にゃんたま”の美学
 男には自分の世界があるらしいと知ったのは、小学校低学年の頃。  テレビでルパン三世のアニメのテーマ曲が流れていて...
人と仲良くなる6つのコツ&友達作りが上手な人の共通点♪
 社会人になってから、「人付き合いに苦労している」という人は多いはず。学生の頃には、無難にこなしていたはずの人付き合いが...
アンガーマネジメントのススメ~怒りを伝えて我慢にさよなら
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。人間関係のほとんどのトラブルは“怒り”から始まるといっても過言ではありません...