お泊りデートで重宝! 頑固な寝癖直しには“合わせ技”が便利

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-01-11 07:00
投稿日:2019-09-14 06:00
 彼との旅行や、おうちデートでお泊まりをした翌朝、想定外の“寝癖”でピンチ…! まだ彼との関係がこなれていない時期ほど、コレはなかなかギョッとする瞬間です。寝癖に気づいたら、シャンプーするのがもっとも確実な直し方だけれど「そんな時間がはない」というシチュエーションでは、手軽かつ確実にフォローできる術があると便利です。
 時短美容家の並木まきが、お泊りデートで使える、簡単な寝癖のお直し術をご紹介します。

寝癖にはヘアケアアイテムの「合わせ技」が効く!?

 寝癖直しの鉄則は「とにかく髪を濡らすこと」。一度ついてしまったクセをリセットするには、乾いたままの髪にアレコレと手を加えるよりも、濡らしたほうが扱いやすくなります。

 しかし彼の前で寝癖の髪を水道水で濡らしてフォローするのは、ちょっと色気がない……と感じる女性もいますよね。そんなシーンではあると便利なのは「ヘアウォーター+重めヘアセラム」の組み合わせ。

 ヘアウォーターを使って、寝癖を中心にしっかりと髪を湿らせつつも、毛先などパサつきを控えたい箇所には、セラムをオンするのが一般的な使い道ですが、頑固な寝癖には、最初から“合わせ技”にしてしまうテクが使えます。

セラムを寝癖に使うなら「重め」テクスチャーがポイント

 うねりが出るほどのひどい寝癖は、ヘアウォーターだけだとビクともしない場合もあるけれど、そこで重めテクスチャーのヘアセラムを混ぜることにより、髪に重さがかかり、頑固なクセも扱いやすくなりやすいのです。

 ちなみに、なにげなく“重めテクスチャー”と書きましたが、実はコレが寝癖直しに使える大事なポイント。軽めのセラムよりも重めのセラムのほうが、ずしんと髪に重さがかかるので、寝癖のついた髪がしんなりしやすく、ドライヤーをあてたときにも操りやすくなると思います。

 参考までに、私が今使っている寝癖直しの合わせ技アイテムは、このふたつ。「ダイアン パーフェクトビューティー ミラクルユー ヘアセラム」はディープ補修力で傷んだ髪にアプローチするセラムで、やや重いテクスチャーが寝癖直し時にも大活躍。ちょっと香りが似ている「オルナ オーガニック ヘアウォーター」との組み合わせで使っています。

 ヘアケア剤を“合わせ技”するときには、香りがケンカしない組み合わせを選ぶのも重要なので、同系の香りで選ぶようにすると失敗が避けられます。

【あわせて読みたい】男ウケ視点でヘアオイルを選ぶなら? 人気の4商品でリサーチ

ガンコな寝癖も怖くない!

 シャンプーし直す時間がないときや、シチュエーション的に難しいときには、ヘアケア剤をうまく使って寝癖をフォローしたいもの。小分け容器に使う分だけ分けてポーチに入れておけば、お泊りデートで荷物が増えすぎちゃう心配もありません!

【あわせて読みたい】お泊まりはすっぴんメイクで決まり!5分テクで美肌キープ♪

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ビューティー 新着一覧


鏡よ鏡、40代の「パール&ラメ」メイクで“痛い女回避”のコツを教えて
 40代を超えると、だんだんと顔のハリや華やかさ、瑞々しさがなくなってきますよね。でも、安易にラメやパールで輝きを取り入...
元アムラーは眉毛に注意!「老け見えメイク」で+10歳に見えるキケン
 しみや毛穴、くまなど、年を重ねると隠したい部分が多くなり、とにかくアラをカバーすることを意識してメイクをするようになり...
“ながら”美容ローラーちょっと待って! やってはいけない8つの美容習慣
 年齢とともに、肌や身体の変化を感じながらも「いつまでも若々しくいたい!」と抗ってしまうのが女ゴコロ。自分なりの美容習慣...
「首&デコルテ」に年齢が出ます! 毎日習慣化させたい4つのセルフケア
 40代を超えると、シワやシミなどの肌ケアに力を入れる人は多いですよね。でも、意外と忘れがちなのが「首とデコルテ」のケア...
マッサージいらずの肩こり解消法!根本原因の改善におすすめの漢方薬3種
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
やすりで削ると逆効果?ゾウ級「ガサガサかかと」正しい角質の落とし方
 足にまつわる悩みで多いのが「ガサガサのかかと」ですよね。ひどくなると、ストッキングが伝線してしまったり、パキッと割れて...
「フェイスパウダー」の使い方をマスター! プレストとルースの違いは?
 フェイスパウダーの正しい使い方をご存知ですか? メイク用品のなかではなんとなくスタメン落ちしがちなフェイスパウダーです...
ぷりっと美尻を作る4つの簡単“ながら”体操!アラフォーは始め時です
 アラフォーになると、だんだん代謝が落ちてきて体型が崩れてきますよね。何とかしようと、ダイエットに挑戦する人は多くいます...
関節が鳴る!ポキポキの正体は気泡!? 注目の骨活を解説【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
振袖腕どうにかしたい!薄着になる前にはじめたい二の腕ケア
 アラフォーに突入し、運動不足が原因で体がたるんできたなんて人も多いのではないでしょうか? 特に薄着の季節に気になるのが...
美髪で“後ろ姿年齢”-5歳に…「夜のヘアケア」正しい順番でやってますか
 若い頃は、艶がありボリューミーな髪の毛の人でも、加齢とともに髪はパサつき、ボリュームがなくなってしまうものです。つまり...
忙しい朝の救世主!5分で「血色メイク」ができる神コスメ4選
 慌ただしい朝はゆっくりメイクする時間もなく、丁寧にメイクするのが難しいですよね。しかしテキトーなメイクでは、いかにも手...
驚愕! 雑誌の付録なのに「EMS電気ブラシ」が付いてきた
 最新号「&ROSY」には、なんとEMS電気ブラシが付録でついてきます! 超軽量で使いやすく、頭皮・顔・ボディなど毎日の...
40代女性必見! 老けて見えないアイライン5つのテクニック
「なんか、今までのメイクがしっくりこない!」と感じている人はいませんか。特に、年齢が出やすい目元のメイクは悩みのタネ。「...
「お、いい感じ」美容家が惚れ込んで実践する『40代からの美髪レシピ』
 アラフォーと呼ばれる年代を過ぎてから、髪の不調に悩む人が増えます。ツヤやうるおい不足、なんとなく頭皮がかゆい、フケが増...
プチプラで節約美容! 高価じゃなくてもキレイになれる♡
 値上がりラッシュが続く今、財布の紐を引き締めて節約したいところです。もちろんプチプラでも、良いものはたくさんあります!...