あおり運転問題に学ぶ…車に乗ると豹変する男の性格とリスク

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-11-14 19:23
投稿日:2019-09-14 06:00

車に乗ると威圧的になる人は「不満体質」

些細な事で怒りのスイッチが入る(写真:iStock)
些細な事で怒りのスイッチが入る (写真:iStock)

 とにかく大切なのは、シビアに客観的に判断することです。隠していた性格が、運転中のある時、呼び覚まされるのですから、「そういう所があるんだなあ~」と思ってつぶさに行動の変化を注意してみましょう。

前に車が入ってきた時に怒る

 特徴としてまずこれがあげられます。例えば彼の走る車の前に、他の車が入ってきたとします。

「ちっ。なんで俺の前にはいってくるんだ!」

 なぜかこんな些細な事で怒りのスイッチが入ります。優しい穏やかな人は顔色も変わりませんし、道路を走っていて前に車が入るなどは当たり前のことだと思っています。

 あおり気質の男性は「あいつの割り込み方は危ない」「あいつは急に止まりやがった」と人のせいにして、どんな奴だと言わんばかりにスピードをあげ、相手の顔認証のためにわざわざ横を通りチラ見。

「なんだ。おばちゃんか……」と女性であれば少しは我慢できるのですが、同性ならそうもいきません。相手を睨みつけたりして暗く嫌な雰囲気の中、「もうやめておきなよ」と言おうものなら「あいつが悪いんだ!」と目が吊り上がり、取り憑かれたようになる彼氏。それは、そもそも持ち合わせている気質だと判断できます。

そんな男性と結婚してしまったら…

自分は棚に上げて他人を責めるタイプ(写真:iStock)
自分は棚に上げて他人を責めるタイプ (写真:iStock)

 結婚生活にシフトして考えると「他人を許せない性格」なので喧嘩が多くなるのは目に見えています。交際している間は、少しでも好かれたいと願うので運転以外の時はそこそこ優しいでしょうが、結婚=実生活となると彼の不満体質は確実に出てきます。

「あいつは挨拶もしないから感じが悪い」と、自分が挨拶をしないくせに他人を責める。妻になったあなたに対しても、自分の思い通りにならなければ我慢できず不機嫌になったりします。

 そうなれば暗いエネルギーの家になってしまい離婚コースに走る可能性も出てきてしまいます。誰しも離婚しようと思って結婚をしませんから、一緒に生活していけるかどうかを見極めるひとつのポイントとして観察してみてください。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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