同棲後に結婚するポイント♪ うまくいくための5つのルール!

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-09-14 06:17
投稿日:2019-09-14 06:00
「結婚を見据えて同棲をしたのに別れてしまった……」、そんな話はよくありますね。将来のことを考えてせっかく同棲をしたのに、別れてしまうのはとても悲しいこと。同棲をしてから自然な流れで結婚まで行き着くには、どうすれば良いのでしょうか?

結婚前に同棲をするメリットは?

 結婚前に同棲をするかしないか悩んでいる方は多いでしょう。そこでまずは、同棲のメリット&デメリットをチェック!

結婚前に同棲をするメリット

 最初に、同棲のメリットから見てみましょう。

結婚後の生活を想像しやすい

 同棲をすると結婚後の生活を想像しやすいため、いざ結婚してから「こんな人だと思ってなかった!」という価値観の違いによる破局が起こりにくいです。

 万が一合わなかったら、同棲を解消すれば良いだけの話。結婚に失敗するよりも、痛手が少ないのも同棲のメリットでしょう。

結婚資金を貯めやすい

 結婚資金を貯めやすいのも、同棲の魅力です。特にそれぞれが一人暮らしをしている場合には、家賃や光熱費などを節約することができますし、お互いの金銭感覚を把握することにも繋がります。

いつでも一緒で安心&寂しくない

 デートの帰りに「寂しくて離れたくない!」と思う瞬間ってありますよね。でも、同棲中であれば、デート後に一緒に同じ家に帰ることができて嬉しさを感じられます。

 また、女性側が一人暮らしで防犯面に不安を抱えている場合には、彼がいてくれることで安心感を得ることができますね。

結婚前に同棲をするデメリット

 次に、同棲のデメリットを見てみましょう。

ずるずると同棲を続けてしまう

 一番大きなデメリットがこれ、ずるずると同棲を続けて結婚時期を逃してしまうこと。特に結婚に憧れを抱いている女性にとっては、いつまでも煮え切らない男性の態度にやきもきしてしまい、別れの原因になってしまう可能性もあります。

 また、生活を共にすると付き合った当初の新鮮さがなくなってしまい、惰性的に一緒にいる関係になる場合も。ほかの相手に刺激を求めてしまうケースもあるようです。

家族から反対される

 結婚前に同棲をすることを、あまりよく好まない家族もいます。特に親世代などには、「嫁入り前の娘が!」なんて、苦言を呈されることもあるでしょう。

 いざ結婚しようとしても同棲開始時に揉めてしまったことが原因で、お互いの家族と良い関係性を築けなくなる場合もあります。同棲を始めるのであれば、できれば事前にお互いの家族への理解を得ることが大切かもしれません。

自由時間が減る

 同棲をすると、実質一人の時間が減ります。今まで一人暮らしをしていた方にとっては、自由時間が減ることが大きなストレスになってしまう場合もあるでしょう。

 また、「飲みに行って遅くなる時などには連絡をしなければいけない」など、共同生活をするからこその決まりごとは少なからず発生します。ルールがあること自体が窮屈に感じてしまう方には、同棲自体が苦痛に感じてしまうかもしれません。

同棲後に結婚するには?うまくいく5つのポイント!

 同棲後に結婚するカップルには、どのような特徴があるのでしょうか?結婚に上手に繋げるための同棲のポイントをご紹介します!

1. 付き合ってから一定期間が経った後に同棲する

 付き合ってから何年か経った後、満を辞して同棲をするカップルはうまくいくケースが多いようです。性格や生活習慣、相手の長所も短所も認めてなお、お付き合いを続けていられるということは、少なからず「合う」ということ。

 ただし、この場合には、同棲したことで満足をしてしまい、ずるずると結婚までの期間が伸びてしまうことも。「◯円貯まったら結婚する」、「◯年間だけ同棲生活を味わう」など、目的を持って同棲をすることがポイントです。

2. お互いの生活スタイルを尊重する

 生活スタイルは人によって、全く違うもの。同棲したからといって、必ず朝ご飯を一緒に食べなければならない、休日は一緒に過ごさなければならない、という雰囲気を作ってしまうと、本来の生活スタイルとかけ離れた生活になってしまい、徐々にストレスを感じてしまうケースも多いです。

 そのため、最低限のルールだけは決めて、お互いの生活スタイルを尊重することが大切。仕事などの環境によっても生活スタイルは変わるため、定期的に話し合いの場を設けて、ストレスなく過ごせるようにお互いが思いやりを持ちましょう。

3. 家事役割の分担はきちんと行う

 結婚を前提に同棲をする場合には、家事分担についてはきちんと話し合っておくことをおすすめします。なぜなら、同棲から結婚をした場合には、よっぽどの環境の変化がない限りは、結婚後にもその習慣が続いていくからです。

「女性が家事をしてくれるだろう」と考える男性は多いですが、小さな不満が積もり積もって、破局の原因になってしまうことも。どちらか一方に負担が大きくならないように、ケース・バイ・ケースで柔軟な対応を。お互いが助け合う習慣を付けるようにしましょう。

4. マンネリを防ぐ工夫をする

 同棲生活と切っても切り離せないのが「マンネリ化」です。デートの際に精一杯のおしゃれをして出かけていた彼女が、常にすっぴん、裸で部屋を歩き回っているとどうしても女性としての魅力は半減してしまいますね。(もちろん、その逆も然りですが!)

「好きだから安心して素を見せられる」という部分はもちろんあるのですが、男性は「女性らしくいてほしい」と思うもの。飽きさせないためにも、女性らしさを忘れないようにしましょう。

 時に待ち合わせをしてデートをしたりなど、常に新鮮な気持ちを持ち続けられるようにマンネリ防止の工夫をしてみると良いですね。

5. 具体的な同棲の期間を決める

 結婚を意識して同棲を始める場合には、具体的な期間を決めることも重要!責任がない「同棲」は、ある意味とても楽に思えてしまう場合もあります。お互いに結婚願望が強ければ良いですが、どちらか一方が結婚をしたいと強く願っている場合には、同棲をしたことを後悔してしまうかもしれません。

 ただし、「二年以内に結婚する」など漠然とした期間の決め方ではダメ。「◯月◯日に入籍をする」など、数字を絡めて具体的に決めておくと、なあなあにならずに済むでしょう。

同棲は相手をいかに許せるかを知る結婚へのステップ

 結婚は幸せなものでもありますが、実は、妥協と隣り合わせにあるものだと思います。結婚前に同棲する一番のメリットは、相手を許せるor許せないのボーダーラインを見つけられることではないでしょうか。

 私は、夫と10年ほど付き合った後に同棲して結婚しました。「同棲」という響きに憧れたものの、実際のところはただ家が一緒になって楽しいなぁというくらいで、不自然さや新たな発見は何一つなかったことを覚えています。(笑)

 でもそれは、長年付き合ってきた中で、お互いの長所や短所を見てきたからのこと。上記でも書きましたが、一定期間のお付き合いをしてからの同棲には賛成!

 せっかくの同棲なのですから、「これくらいはカバーできる」「ここは改善して欲しい」と、価値観をすり合わせつつ寄り添い合って、人生のパートナーとして良い関係を築けるかどうかを見極めてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


「妊娠中の不倫は時効でしょ」…って何それ!? “モラハラ不倫”息子をかばい続ける義母【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
くらげ 2025-06-16 17:48 ラブ
この物価高に! 妻が許せない「夫の浪費」5選。でも“あの言葉”は禁句です
 男性からは「自分で稼いだ金をなにに使おうと自由!」と主張されそうですが、家計は家族みんなのもの。それに、やりくりしてい...
恋バナ調査隊 2025-06-16 17:43 ラブ
夫とは2年、まともに口をきいていません。(46歳・パート主婦)
「夫とは2年、まともに口をきいていません」――。  46歳パート主婦です。48歳の夫(大手メーカー勤務年収1200...
植草美幸 2025-06-15 06:00 ラブ
“元夜職と客”の夫婦、結婚7年目で入った亀裂。男との出会いを嫌悪する49歳夫「考えてなくてイライラする」
「冷酷と激情のあいだvol.250〜女性編〜」では、節約生活に嫌気がさして、夜のアルバイトに復職したい妻・優香さん(仮名...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
「40前だけどイケると思う」自称・若見えする39歳妻の“夜職”復帰計画。浮気じゃなければいいでしょ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
38歳女性が堕ちたのは「色ボケ」ナルシスト男の罠だった。SNSのゴージャスな虚像に騙される女
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-15 17:29 ラブ
「彼女が全員メンヘラ化する」…ってお前のせいだよ! ダメ男が言いがちな“あるある”6つ
 恋愛において、メンヘラな自分に悩んでいる女性もいるでしょう。でもそうなってしまう原因は、彼氏や気になる男性が“メンヘラ...
恋バナ調査隊 2025-06-13 06:00 ラブ
40代で「パパ活」を望む女性たち。生活苦でもないのに…彼女たちが欲しがるものとは
 パパ活したいと考える40代女性が、以前より増えてきているそうです。それだけ生活が大変だということなのでしょうか。そして...
内藤みか 2025-06-12 06:00 ラブ
彼女作る気ないよね? “脈なし”判定LINE、6つのケース。「普通にめんどくさい」ってひどい!
 気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。今回は、彼女を作る...
恋バナ調査隊 2025-06-11 06:00 ラブ
今でも許せない! 夫の「トンデモ言動」6選。元カノの指輪を流用するか? 産後の恨みは一生です
 長く一緒に暮らしていれば、夫に腹が立つ日もあるでしょう。でも、時間の経過とともに忘れたり許したりするのが大半なはずです...
恋バナ調査隊 2025-06-11 06:00 ラブ
“専業主婦=ラクそう”だと思ってない? 当事者が語るしんどすぎる実態「離婚したくてもできない…」
「結婚したら専業主婦になりたい」と言う女性にそのワケを聞くと、「ラクそうだから」と答える人が一定数いますが、果たして本当...
2025-06-10 06:00 ラブ
LINEは塩対応、でも会うと優しいのなんで? 男性に聞いた5つの理由と脈ありパターン
 会うと優しいのにLINEではそっけない男。両極端の態度に「脈ありなの? なしなの?」と悩んでしまいますよね。いったい彼...
恋バナ調査隊 2025-06-09 06:00 ラブ
近づいちゃダメ! “他責男”のヤバすぎるLINE3選。浮気もドタキャンもぜ~んぶ人のせい
 人のせいにする他責男は、自身の行動を反省したり謝ったりしません。そんな男性との恋愛や結婚はあなたが苦労するはず。気にな...
恋バナ調査隊 2025-06-08 06:00 ラブ
都心一等地から地方移住はムリ!「ビジネスマンは鋭いセンスとおしゃれが大事」と拒否する44歳夫のため息
「冷酷と激情のあいだvol.249〜女性編〜」では、生活水準を下げられず、家計が火の車になりつつある妻・絢子さん(仮名)...
並木まき 2025-06-07 06:00 ラブ
家計は火の車…それでも「節約なんてしたくないの」見栄っ張りな42歳妻がセレブ生活を維持する最終手段
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-01 15:25 ラブ
絶えない芸能人の不倫報道。なぜ人は“禁断の恋”をするのか?「背徳感やスリルではない」専門家が読み解く
 ワイドショーの定番、それは芸能人の不倫騒動。謝罪会見に活動休止──愛に溺れた代償はあまりにも重い。世間が「不倫=絶対悪...
蒼井凜花 2025-06-06 06:00 ラブ