楽天家の6つの特徴!人生が楽になる考え方のヒントとは?

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-09-21 06:00
投稿日:2019-09-21 06:00
 何かに悩んだり、困難が降りかかってきたり……、人は誰しも、うまくいかないと感じる時がありますよね。でも、そんな時、楽天的に物事を考えられたら、人生をもう少しだけ楽に生きられるかもしれません。そんな楽天家になるためのヒントを、ご紹介していきます。

とにかくポジティブ!楽天家の6つの特徴

「楽天家」とは、「楽天的な人」「プラス思考な人」「のんきな人」「ポジティブな人」のこと。なんとなくお気楽なイメージがある「楽天家」ですが、でも、実は意外な魅力がたくさんあるんです。まずは、特徴を見ていきましょう。

1. 他人と比較しない

 楽天家は、「人は人、自分は自分」という精神を強く持っています。自分の弱点や過去の失敗をきちんと把握して、その上で自分のベストを尽くそうと努力をするのです。

 自分で得てきた結果や経験に自信を持っているため、他人を羨むことがありません。比較をせず、嫉妬心が少ないのも特徴でしょう。

2. 取捨選択がうまい

 取捨選択が上手なのも、楽天家の魅力の1つ。「今の自分にとって必要かどうか」を冷静に判断して、執着しても仕方がないものに対してはサクッと切り捨て、自分に有益になりそうなものだけを選んでいきます。

 ちなみに、環境の変化に強いのも楽天家の特徴。急激に身の回りの環境が変わっても、経てきた人生経験を元に「なんとかなる」と、すぐに適応しようと動きます。

3. 他人のミスに寛大

 楽天家は、他人がミスをしても寛大な心で受け止める器を持っています。そもそも、人は失敗するものだと頭のどこかにインプットしているため、全てを受け入れることができるのです。

 いつも、のんびりとしたイメージを与える楽天家ですが、何かのトラブルが起こった時に動じずにいるため、「頼りになる!」と周囲に思われることも多いでしょう。

4. 立ち直りが早い

 楽天家は、立ち直りが早いのも長所です。心の切り替えが上手で、たとえ失敗してもあまり悔やまずに前を向きます。

 ただし、失敗に対して見て見ぬ振りをするわけではありません。同じ失敗をしないように軌道修正をして、時間を上手に使おうとする合理的なところを持っています。

5. 「当たり前」の慣習を当たり前としない

「みんながやるからやる」という、当たり前の慣習を当たり前としないのも楽天家でしょう。「もっと良い方法があるかも?」「今、必要ではないかも?」と、常に新しい視点で物事を考えているため、時には古い慣習を変えようと模索することもあります。

 そのため、時に人と衝突してしまったりなど、あえて難しい道を選んでしまうケースもありますね。

6. 失敗をチャンスだと思っている

 失敗した時に落ち込んだり、後悔したりとネガティブな感情からなかなか抜け出せない方は多いでしょう。でも、楽天家の方は、「失敗こそチャンス!」と捉えます。

 失敗は、成功までの通過点の一つであるとポジティブに考えるからこそ、次の目標を立てて思い切りチャレンジすることができるのです。

楽天家になるには?考え方のヒント

 楽天家というと、「何も考えていない人」というイメージがある方も多いはず。でも、実は何も考えていないのではなく、考えても仕方がないことは考えずに、ひたすらにポジティブに生きているのです。小さなことにはこだわりません。

 そんな楽天家になるにはどうすれば良いのか、こだわらないための考え方のヒントをチェックしてみましょう。

「まだこれだけある」

 時間やお金、全てにおいて楽天家は「もうこれだけしかない」ではなく「まだこれだけある」とポジティブに考え、「これだけ」の中で何ができるのかを判断します。

 この考え方は、さまざまなシーンで活用できます。失敗が起こった時に「この時点で気づいてよかった」と思いますし、彼と喧嘩をした時には「相手の本心が分かってよかった」と思うのです。

「なんとかする」

「覆水盆に返らず」と言いますが、起きてしまったことをいつまでも嘆いていても仕方がありません。楽天家は自分をより良い環境に置くべく、事が起こった時に慌てずにどう対処するかに思考を巡らせ、ベストを尽くします。

「まぁ、いっか、なるようになるよ」なんて言いながらも、「なんとかする!」と闘志を燃やすのが楽天家なのです。

「“今”が大切」

 常に楽天家は「“今”が大切」と、思っています。過去を悔やんでも懐かしんでも仕方がないですし、「今」の積み重ねで未来を良くすることができると知っているのです。

 時間もお金も、未来の自分への投資は惜しみません。もしもそれで失敗したとしても、それは持ち前のポジティブさですぐに立ち直ることができるため、ダメージが少なくいられます。

まずは人生を楽しむことから!楽天家の長所を取り入れよう♪

 楽天家の特徴をお伝えしてきました。周りの楽天家を見ると、一見、本当に気楽に生きているように見えるものの、影では努力家、そして、自分に自信がある人が多い気がしますね。

 とはいえ、楽天家は自分の都合の悪いことは避けてしまったり、ポジティブに考えるあまりに失敗を反省しなかったり、というマイナス面もあります。

 完璧な人間はいませんから、楽天家の特徴から真似したい長所だけを取り入れて、ぜひ、人生をより楽しく生きていきましょう!

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


死語説もあるけど便利な「OL」、海外では通用しない?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
私が稼ぐしかない!「月経ディスク」で起業、元居酒屋店員の猪突猛進人生
 パワフルの塊のようなアラサー女性がいます。「株式会社MONA company」代表取締役の向井桃子さん(35)。生理用...
月経ディスクにベットする女の覚悟「ストレスを減らす手伝いがしたい」
 生理用品の一種で使い捨て可能な「月経ディスク」を企画・販売する「MONA company」代表取締役の向井桃子さん(3...
3万のフレンチ? 1カ月の食費ですけどー!心で泣いた“女子飲み”の誘い
 仲良くしている友達や、恋愛対象として見ていた人との会話で「私とは住む世界が違う……」と感じた経験はありませんか? 今回...
【45歳からの歯科矯正】歯科矯正の洗礼か! 頬がこけ、そして便秘に…
 総費用160万円かけてワイヤー矯正(表側)に踏み切った“40代半ば婦人”の歯科矯正ほぼほぼリアタイ体験談です。  今...
男性用のレース下着って知ってる?トム・クルーズと極道の「色気」の正体
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
やっぱりハブられてる? 飲み会に自分だけ誘われない理由と3つの対処法
 自分は仲良しだと思っていたグループで、自分以外のメンバーが飲み会をしていた…… なんてことが発覚したら、かなりショック...
察知できないから危険でヤバい!「ステルス地雷系の競わせ屋」の罠こわっ
 みなさんの周りには、どんなヤバい人がいますか? あ、いると決めつけてすみません……。でも正直、「この人、ヤバいな」とす...
縦も横もななめも…直線だけで造られた街の違和感と落ち着き
「なんだか不思議な風景だな」とファインダーを覗いたら、その理由に気がついた。  縦も横もななめも、すべて直線だけで...
私は佳代だよ、レイちゃんってかすりもしねえ! 関係が終わった決定打!!
 仲良しの女友達や意中の彼からのLINEでも、幻滅したり、縁を切りたいと思ったりすることはありますよね。  今回は...
40女スーパー銭湯でととのえず、ぴーちくぱーちくな先客にモヤった話
 スーパー銭湯が好きです。週末のランニングがてら、あちこちの施設に出向いております。広い湯船にざっばーん! からの~、サ...
まるで御神体のよう! 美しく雄々しい“たまたま”に幸せを祈ります…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
どれくらい実践してますか? 家でできる環境にいいこと「7つの習慣」
 子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
胡蝶蘭はお祝い専用? 寺の住職から聞いた「お悔やみ花」としての需要
「つかぬことをお伺いしますが……」  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
台無しなんですけど!家族旅行なのに「夫のイライラ言動」と4つの予防策
 世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
“頑張り屋のメンヘラ”が「セルフラブ」という人生の処方箋を知りました
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。  セルフラブについて学び始めた時「世界...