痛くならないハイヒールの選び方&綺麗に歩くポイント♡

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-10-05 06:24
投稿日:2019-10-05 06:00
 女性だけの特権とも言える「ハイヒール」。ヒール自体の美しいフォルムはもちろん、スタイルを良く見せることができるため、日常的に履いている方も多いでしょう。でも、中には「ハイヒールは疲れるし、痛いから履きたくない……」と、そんな風に思っている女性も多いはず。そこで、上手に履きこなすためのコツをお伝えします!

痛いのは嫌! ハイヒールを選ぶ時のポイント!

 ハイヒールを履くなら、まずは痛くなりにくい靴を選ぶことも大切! 選び方のポイントを押さえていきましょう。

自分の脚に合ったものを選ぶ

 ハイヒールに限ったことではありませんが、靴を買う時には必ず試着をすることが大切。この時、以下の項目に注目してみてください。

【ハイヒールを選ぶ時のポイント】

● つま先がきつくないか
● 脚の甲が食い込まないか
● かかとがパカパカと浮かないか
● 背伸びをしても脚が前に滑らないか

 デザインについ目が行ってしまうのは分かりますが、ハイヒールは「痛い」と感じてしまうと履くのが億劫になってしまうもの。脚に負担をかけてしまう可能性もあるため、機能性重視で選びましょう。

初心者さんにはストラップ付き&甲深タイプがおすすめ

 普段ヒールのある靴をあまり履かない初心者さんには、ストラップ付き&甲深タイプのハイヒールがおすすめ。かかとがどうしても浮きやすいハイヒールをストラップで足首で固定することで、ぐっと歩きやすくなります。

 また、甲浅タイプのハイヒールは脚長効果も抜群ですが、安定しないのがデメリット。パーティーで2、3時間ほど履くだけというのであればまだしも、普段履きをするのであれば脱げにくい甲深タイプが良いでしょう。

脚が綺麗に見えるヒールの高さは背の高さで変わる

 美脚に見えるハイヒールの高さは、一般的に「7cm」と言われますね。でも、実はこれ、日本人の平均身長の158cmに合わせて算出されたものらしいんです。つまり、それよりも身長が高かったり低かったりすると、脚が綺麗に見えるヒールの高さは変わるということ。ハイヒールを履いて全体のスタイルを見ると脚だけ異様に長くなってしまうということですから、高ければ高いほど良いというわけではありません。

 ちなみに、158cm以下の方は5cmヒール、158cm以上の方はどんなヒールの高さでもOKと言われています。参考にしてみてください。

ハイヒールで綺麗に歩く4つのポイント!

 細くて長いピンヒールや、太めのチャンキーヒールなど、ヒールの形はさまざま。でも、ヒールが高い靴を履く時に、不自然に歩いてしまうとやはり格好悪いですよね。そこで、高いヒールの靴を綺麗に履きこなすための、4つのポイントをお伝えします!

姿勢を整える

 ハイヒールを履いて猫背になっている方がいますが、これは筋力が足りないことも原因。ハイヒールで疲れないために最も大切なのは、「姿勢」です。お腹にグッと力を入れて背筋を伸ばし、高い腰の位置で体重を支えるように意識しましょう。また、少し目線を遠くに向けて、顎をくっと上げて歩くと綺麗に見えますよ。

 筋力不足を痛感しているのであれば、エクササイズで体全体の筋力アップを目指すのも良いかもしれません。

つま先とかかとを同時に着地させる

 人は歩く時、無意識にかかとから着地しています。でも、ハイヒールを履く時には、つま先とかかとを同時に着地させるのもポイント。ヒールを長持ちさせることにも繋がりますし、ハイヒールで歩く時のコツコツと不快な音を低減させることもできます。

つま先は外側を向ける

 内股やガニ股で歩くのは、ハイヒールに限らずあまり見た目に良いものではありません。つま先は気持ち外側を向けて、いつ立ち止まっても綺麗に見えるようにスタンバイしておきましょう。疲れてくると、どうしても癖は出てきてしまうもの。普段から靴が片側だけすり減りやすい方は歩き方に癖がある可能性があるため、歩く姿勢を見直してみましょう。

膝を曲げない

 普段はあまり意識しないことですが、膝を曲げないのもハイヒールを履く時には重要なこと!膝を曲げると重心が安定せず、脚の疲れや痛みを引き起こしてしまいますし、脚も短く見えてしまうので要注意。

 もしもそれでも膝が曲がりがちな方は、ハイヒールが安定していない可能性があります。ハイヒールにジェルクッションや中敷などを入れて、歩きやすいように調整してみましょう。

ハイヒールを綺麗に履きこなして気分も女子力もアップ♪

 以前、「痛い・寒いと女性のオシャレは同居しない」なんて言葉を聞いたことがありますが、ハイヒールはまさにそんなアイテム。履き続けると疲れるし、脚も痛くなるし。

 それでも、個人的にはとてもハイヒールが好きです。平均身長よりも背が低いため、すらっと背が高い女性に憧れるから、という理由が大きいのですが。それにハイヒールって、履くだけで背筋がピンと伸びて、颯爽と勇敢に歩きたい気持ちになれますよね♪

 ぜひ、ハイヒールを上手に履きこなして、気分も女子力もアップさせちゃいましょう!

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ビューティー 新着一覧


安さで飛びつき失敗!? OVER40が夏に“買ってはいけない”プチプラコスメ
 40代以上の大人世代には「プチプラコスメの選び方って難しい」と感じている人も少なくない実態。大人世代が使っても満足度の...
疲れると身体がクサイ!? 疲労臭の“正体”と臭いを抑えるインナーケア5選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
若い子には無理かも!? 40代は“マット肌”、美容家激推しコスメ2品♡
「マット肌」と聞くと、アラフォー以上の世代は「乾燥するから老けて見える」という印象を持っている人も少なくないはず。実際の...
アイライン“丸囲み”は即やめ! 3秒でできる「デカ目メイク」の裏技3つ
 目元のメイク次第で、顔の印象はガラッと変わります。そのため、メイクをするときに一番力を入れるのがアイメイクだという人は...
“無意識”だからタチが悪い…服が「生乾き臭い」人を傷つけない伝え方
 セクハラやパワハラなど、いろいろなハラスメントがある中で、本人に指摘しにくいのが臭いによる「スメハラ(スメルハラスメン...
電気代にビクビク ひんやりボディケア3品で節約&酷暑を乗り切ろう♪
 気分爽快&リフレッシュして、暑い夏を乗り切りましょう!  今年の夏は電気代が気になるところ。  クーラー...
更年期指数チェック(SIM)とは? 病院に行く前に自己診断できます
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
足元は遠慮なし!40代のペディキュアは“ひと癖”あるカラーとデザインで
 夏といえば、プールや温泉など足元を露出する機会が増えますよね! サンダルを履いた時に、汚い爪が見えてしまう失態は避けた...
2023-07-20 06:00 ビューティー
髪の毛、ボサボサ以上にチリチリの“急変”に悲しみ!主な原因と対処法
 毎日ケアしていたはずなのに「髪の毛がチリチリになってきた」とショックを受けている人もいるでしょう。髪質が悪化すると、気...
あれ?肩が上がらない…四十肩にならないための予防法3つ&おすすめ食材
 40代を過ぎると、健康上のトラブルが目立ってきますよね。特に、40代で悩む人が多いのが「四十肩」。痛みが走り、日常生活...
白い服着て「下着が丸見え」の大汗事態はイヤ!透け防止のコツ3つ
 白い服は、シンプルで幅広い着こなしができるため、誰もが一枚は持っている定番カラーですよね。でも街中を歩いていると、白い...
更年期からはじめる「VIO脱毛」サロン・病院の違い、回数、費用など解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の印象9割アプデが叶う!? 40代向けのナチュラル眉毛で意識すべきこと
 顔の印象の9割を決めるといわれる超重要パーツが、眉毛。しかもトシを重ねれば重ねるほど、眉毛一つで老け見えしたり若見えし...
スカート丈って大事! 40代のやり過ぎ・頑張り過ぎなおしゃれにご用心
 おしゃれをしようとすると、ついついやり過ぎてしまう40代。頑張り過ぎて「痛いオバさん」なんて思われたくはないですよね。...
動画見たらやってみる? 40代でも-5歳若見え「詐欺メイク」のやり方
 YouTubeやTikTokなどでは、メイクに関する動画がとても人気ですよね。なかでも驚くのが、「詐欺メイク」です。メ...
40代こそナチュラルアイメイク!悩み解消&若い頃からの手癖を直す好機
 メイクに迷いが生じる40代。若い頃からの手癖メイクや若い子の間で流行っているメイクの真似だと、なんだか違和感があります...