涙袋つくるヒアルロン酸注射 アイドルみたいな目元にしたい

吉武光太郎 形成・美容外科医
更新日:2019-10-21 06:00
投稿日:2019-10-21 06:00

涙袋を手に入れる具体的方法

Q2. 涙袋が欲しい……どんな方法がありますか?

 まずはお化粧で、陰影をつけて涙袋があるように見せる方法があります。ハイライトの下に暗い色を乗せるとお化粧でも作ることができます。

 次にお手軽なのはヒアルロン酸注入です。入れ方は様々ありますが、一般的に外側の1カ所から長めの針を刺して注入する方法と、何カ所かから分けて注入する方法です。どちらの方法も手技に差はありません。ドクターの習熟度によります。

 ヒアルロン酸は、柔らかいものから中くらいの硬さのものまで注入可能です。少量ずつ入れてお好みの大きさにします。時々、ナメクジがくっついているかのように入れている方がいますが、これは入れすぎです。さらに、もともと涙袋があるかないかでヒアルロン酸を注入した時の涙袋の出やすさが変わってきます。もともと涙袋がない方では、ヒアルロン酸を入れても出ないことがあります。

 その場合は硬めのヒアルロン酸を注入するか、手術で涙袋を作ることになります。

 手術は、解剖学通りに眼輪筋を重ねて作るのが一般的です。しかし手術までされて涙袋を作る方は少ないです。手術の場合は必ず、内出血のダウンタイムがあります。

涙袋がないのも個性だけど…

Q3. ヒアルロン酸を注入すると印象が変わる?

 涙袋がないことも個性ですが、涙袋があるとメリハリのある可愛らしい印象になります。

 また多くの芸能人に涙袋があるので、可愛い、綺麗という印象を相手に与えることができます。

吉武光太郎
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形成・美容外科医
埼玉医科大学を卒業後、大学病院の形成外科美容外科に入局し、シミ外来を担当。出向先の病院で眼瞼下垂の手術を中心に治療した。東京の美容外科で院長に就任し、シミ、シワ、たるみ、二重まぶた治療といった美容医療を提供。笹塚駅前こたろクリニックを開院した。

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