共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由

七海 ライター
更新日:2019-10-13 06:00
投稿日:2019-10-13 06:00

2. 金銭的に難しい

「彼氏は子どもが欲しいと思っているみたいだけど、わたしは絶対に無理だと思う。お互い貯金ができないたちだし、子どもが産まれたからって急に稼ぎが良くなるとは思えない」

「増税したし学費は高いし、いまの日本で子どもを産んでも貧乏に拍車がかかるだけな気がする。今は自分たちの生活で手一杯。いずれ親に仕送りもしなきゃいけないのに、子どもなんて産んだら家計はどうなるの?」

 ◇  ◇  ◇

 東京で子どもを産んで保育園から大学まで通わせようと思ったら、すべて私立の場合、数千万円かかることもザラです。

 実家が東京にあればまだしも、地方出身者では「子どものことまで考えられない」というのが実情かもしれません。

「母親はパート勤務でやりくりしながら苦労して育ててくれたけれど、自分はとても同じことをしてあげられない」

 子どもの頃に苦労したからこそ、同じ苦労を子どもにさせられないから産めない。そんな考えから「私は子どもを持たない」という選択肢を選ぶ人も少なくないはず。

3. 夫婦の時間を楽しみたい

「同棲している彼と週末待ち合わせてレイトショーデートをするのがいつもの楽しみ。だけど子どもを持ったらこういう贅沢はできなくなると思うと、ずっと二人だけで居たいと思ってしまう」

「彼とはずっと色っぽい関係でいたいから、子どもが欲しいと思わない。子どもがいると彼にとって『妻』じゃなくて『母親』という生き物になってしまう気がする。ずっと女性として扱ってほしい」

 ◇  ◇  ◇

 子どもが産まれた途端、夫から名前ではなく「お母さん」「ママ」と呼ばれるようになってウンザリした……という話はよく聞きますよね。

 アメリカのように、ベビーシッターに預けて夫婦でデートする時間を持つ、という文化があまりメジャーではない日本。子どもを持つと、夫婦は恋人同士ではなく戦友同士に関係が変化する場合が多いそうです。

 子どもを可愛がるのは嬉しいけど、妻である自分への扱いがおざなりになった……そんな夫婦の話を聞くと、「子どもを持つと夫の1番は私じゃなくなるのかな?」と不安になってしまいますよね。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


窮屈な世の中になった?見た目の話って難しい 2023.4.2(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
苦手な実母の新居訪問で事前に対策したこと 2023.4.1(土)
 コロナが落ち着いて、マスク着用も個人の判断になり、やっと日常が戻ってきた感じがしています。そして人の移動も……。  ...
家族愛がレべチ!子煩悩パパから届いた100点満点“神”LINE3選
 世の中には、星の数ほど男性がいるけれど、まだまだ男女差別の残る日本では、ママがメインで家事や育児をしている家庭が多いで...
心の鍵を開けるか締めるか 新しい季節の目標 2023.3.31(金)
 やっと待ちわびた春がやってきた。  新年に聞かれる「今年の目標」ではないが、年度明けにもちょっとした目標を立てて...
日本人は嫉妬心が強い?だからこそ「おめでとう」を伝えよう
 みなさんは、ちゃんと「ありがとう、ごめんね」を言える大人ですか? 私はなるべく気をつけて、意識的に言うようにしています...
予知できない?「富士山噴火」の可能性を専門家に聞いてみた
 近年、南海トラフの巨大地震や首都圏直下地震など大地震のリスクが指摘されるが、忘れてはいけないのが富士山の大噴火だ。 ...
義母からの“プレゼント攻撃”に困る…ギリギリセーフな断り方
 誰だって、義母とは良い関係を築きたいもの。義母も同じように思っているからあなたにプレゼントをくれるのですが、ありがた迷...
ぽちゃぽちゃ阻止! 小腹がすいた時の理想的な5つのお菓子
 年齢を重ねると、食べすぎているわけでもないのに太りやすくなるから不思議です。コロナ禍に自宅で過ごす時間が増え、サイズア...
にゃんたま島も春本番!「源平桃」と“たまたま”が夢の共演♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ゴワついてるけど使えるし…タオルの「捨てどき」問題解決法
 毎日、キッチンや洗面所などで使っているタオル。あなたは、どんなタイミングで入れ替えをしていますか? 中には捨てどきが分...
コスパ最高ランク、“超満開”長っ! 開運花の「レウイシア・エリーゼ」
 猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋。お店の立地が神奈川のカントリー風情たっぷりな場所にあるせいか、周りには農家さんも...
Amazon1位「マグネットネイル」を購入 “磁石の魔術師”になれるのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
「結婚しなくてもいい時代」に結婚する意味 2023.3.29(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
口永良部に日が沈む 海を眺めながら考えた 2023.3.27(月)
 鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)に日が沈む。  この写真を撮影したのはいつだっけ。左に見えるのが屋久島だ...
モフモフ感がたまらない! アイドル“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「えっ、まだ産むの!?」本音がうっかり漏れちゃったLINE3選
 日本人は、本音と建前を使い分けるのが得意ですよね! どこまでも相手の気持ちを考えて、波風を立てないように上手に暮らして...