食べて痩せられる? ケトジェニックダイエットを試してみた

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-18 06:25
投稿日:2019-10-18 06:00

いざ実践!ケトジェニックダイエット

 ケトジェニックダイエットは、脂肪やカロリーは考えずにダイエットを行うことができます。私が守らなくてはいけないのは、次の通り。

・タンパク質は1日「103.66g」超えない範囲で多めに摂取すること
・糖質は一食「20g以下(1日60gまで)」
・根菜類をのぞき、糖質が低い野菜を「400g以上の摂取」

 肝心なのは「糖質カット」を貫くことと、タンパク質を多めに摂る必要があるところです。私の場合は103.66gほどのタンパク質を毎日摂らなければいけませんが、食べるのは大得意なのでそれほど困難にも感じません(笑)。

 また、注意してほしいのは、お肉総量の「103.66g」ではなく、タンパク質が「103.66g」だということ。たとえば、牛肩ロース肉1枚(100g)のタンパク質は「13.9g」。まだまだ食べて良い量に余裕があるということになります。

 ケトジェニックダイエットの魅力は、このように「食べてもいい!」というところにあるでしょう。ダイエットなのに「脂肪をカットする必要がない」「カロリーも気にしない」のは、嬉しい限り。

 ただし、カロリーを気にしない代わり、一食あたり20gを超える糖質が入っていないかだけはチェックが必要です。そのため、ラーメンや白米はご法度! コーヒーに入っている砂糖や、お肉につけるタレなども注意が必要です。

 私は、ローストビーフをたくさん作ってアルミホイルで包み、ちょっとずつ切り分けて食べてみました。ローストビーフはパーティーメニューのメインディッシュにふさわしいだけあって、華やかで美味しく、しかも噛み応えがあります。これを、わさびと醤油でいただきました。

 また、ローストビーフは40gあたりの糖質が「0.36g」と嬉しい数字。ローストビーフのトッピングに、レタスとスライス玉ねぎをモリモリ食べました。ほかには、ポークソテーをレモン汁とお塩で。すごく食べ応えがあって大満足できましたよ。

 注意が必要なのは、小腹が空いた時の対応。うっかりスイーツやおせんべいを食べてしまった!ということがないようにしましょう。私は、小腹が空いた時のためにゆで卵をたくさん作っておきました。ゆで卵のタンパク質の量は「6g」!なんの迷いもなく食べることができます。それに、ゆで卵は腹持ちが良いため、お昼まで満腹感を維持することができました。

 卵だけではなく、豚肉・鶏肉・牛肉もOK。もちろん、お魚や大豆などでタンパク質を補っても大丈夫です。タブーとされる糖質は、牛乳・白米・カボチャなどの根菜類・調味料・フルーツ・小麦粉・ビールなどに含まれています。

 このようにケトジェニックダイエットは、今までは制限されていたものでも食べられるようになります。アプリでチェックすれば、さらにお肉やお魚など美味しいものが食べられる可能性が広がるため、気合いが入ります。熱心に調べる人が続出するはず!

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...
UV対策してる? 美容家が選ぶ春のおすすめ5選。大人の垢ぬけ顔にはこのチークが優勝!
 コクハク編集部では時短美容家の並木まきさん厳選アイテムを多く紹介してきました。  今回は、その中から選りすぐりのアイ...
毛穴にいい?「あの洗顔法」の真相を医師が解説。向いてる肌質もあるけれど…【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
救急箱の中身、チェックしてる? 「いざ」の時に役立つ“常備薬”の選び方【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
乳液なしは「老け顔」を加速する!? 40代は“プチこってり”がキーワード。美容家の厳選アイテム3つ
 40代も半ばを過ぎると、気になるのが顔の“老いた雰囲気”。過去の自分と比べてギャップにがっかりなんてことも。  今の...
「寝ながら運動」で美ボディになれるってマジか! 激しいダイエットなしで痩せるコツ【インストラクター監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のツヤメイクは暑苦しさNG!2000円以下で買える「夏までヘビロテできる」優秀アイテム3選
 今年は春から日差しの強い日も多く、初夏のような陽気も増えています。というわけで、そろそろメイクも衣替え!  春から夏...
モテる以前にマナーだよ!「みっともない」認定されてしまう男性の特徴6つ
 ルッキズムに厳しい昨今、男性のルックスにだって難癖付けることはできません。でも…悲しいかな、どうしても「生理的に受け付...
「五月病」になるのは5月だけじゃない!イライラ、不眠、意欲減退…なりやすい人の特徴や放置のリスク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラと侮るなかれ! 40代後半美容家がガチで使って惚れた神アイテム3点【2025春・スキンケア編】
 優秀アイテムがたくさんあるプチプラコスメ。ですが、40代以上の世代には「ちょっと物足りない…」アイテムもチラホラ。 ...
一晩に何度起きたら頻尿ですか?【医療従事者解説】頻尿のセルフチェック&トイレによる寝不足改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
990円の“プチプラ化粧水”1本だけで10日間過ごしてみた。乳液&クリーム不使用で意外な結果が…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
「妊活を始めたものの、なかなか授からない…」《男性不妊》って知ってる? 意外と多い“精索静脈瘤”の話
「妊活を始めたけど、なかなか授からない…」そんなとき、多くの女性が婦人科に行く。でもちょっと待って。実は不妊の約半数は「...
今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...