ポジティブなあなたに生まれ変わる「トルコキキョウ」の威力

斑目茂美 開運花師
更新日:2019-11-02 06:00
投稿日:2019-11-02 06:00

 このような御商売をさせていただいておりますと、本当にいろいろな方にお会いする機会に恵まれております。いわばワタクシの趣味の一環である「人間観察」には事欠かず、実に興味深いお客様と多々遭遇致します。

 その中で、なるほどなぁ~と思う一つのパターンがございます。それは、お会いするたびに愚痴や他人の中傷ばかりを口になさる方は、次々とアンラッキーな出来事に見舞われ、誰かを褒めたり何事にも感謝の言葉をよく口になさる方は、ご自身も元気ハツラツでラッキーな出来事に見舞われる方が多いということでございます。

 これを仮に「引き寄せの法則」というのであれば、そうなのかもしれないな~とワタクシ勝手に思うところでございます。

「不幸な時に明るいことなんて考えられるかい!」と叱られてしまいそうですが、毎度眉間に皺を寄せていらっしゃる方はいつも不幸の種を無意識に探し、幸せには鈍感。

 いつもハツラツとなさっていらっしゃる方はどんな些細なことでもポジティブに捉え、反対に不幸についてはエラく鈍感なような気が致します。

 ワタクシのお店は花屋のはずなのですが、悲しいことがあると何故かいらっしゃって泣きながら不幸な身の上話をする方が多くご来店なさるお店。お花の癒しを求められるせいなのか、はたまた、さぶ店長の癒しのデブビームを照射されにいらっしゃるのか……。とにかく、様々な人間模様を垣間見る、特殊なお店なのでございます。

 そんな中で、皆様がふと我に返って思わず見つけて「なんてきれいなの」とお買い求めになるお花がございます。それは……。

 ということで今週は「希望の花 トルコキキョウ」の解説でございます。

トルコキキョウは世界に誇る日本の技術

 トルコキキョウは今やシーズンを問わず、一年中お花屋さんで買うことが出来るお花になりました。

 一口にトルコキキョウといっても、大きさやお色、形すらも様々でございます。それもこれも日本の優秀な生産農家の方々が多くの品種改良の末、バラやカーネーションと見紛うほどの数々の美しい品種を日本から世界へと広め、現在世界で流通している素晴らしく美しいトルコキキョウのほとんどがメイドインジャパンなのでございます。

 お花屋さんのワタクシですら「嘘でしょ?」というほどの、色といい、形といい、見ているだけで息を飲むような美しさのトルコキキョウが入荷すると、持った指の先から感じるトルコキキョウの波動にワクワクしてまいります。

 今やお花屋さんにとっては必須アイテムでもあり、ブライダルシーン、特に白いトルコキキョウを花嫁の持つブライダルブーケに使った場合、それを作ったデザイナーさんの「花嫁さんに新しい幸せがきますように」との気持ちのこもったブーケになるのでございます。

 トルコキキョウの花言葉は数々あれど「希望」という花言葉は、まさに日本から世界に発信する技術の賜物のような言葉でございます。

不幸な自分をリセット!ポジティブな人に幸せが

 人間関係に疲れた時、忙しさのあまり自分を見失いそうになった時、あなたがあなたでいられなくなったなら、そんなときは大きく花開いた白いトルコキキョウをあなたのそばに置いてあげてください。できれば、白くてフチ取りが紫のトルコキキョウをあなたのそばに……。

 きっとあなたのザワザワした心を静めて、新しいあなたになれるように、柔らかで幾重にも重なる花びらを持つトルコキキョウがリセットしてくれるはずでございます。

 大きな花びらから放たれる優しい生気が、空間に変化を持たせ、空気を整えて、気枯れを祓えば、幸せを引き寄せる健康なあなたを取り戻すきっかけになるはずでございます。

 ワタクシのお店に「癒し」を求めにいらっしゃるお客様の多くがお買い求めになるトルコキキョウ。もうひとつの花言葉「あなたを想う」の由来は、幾重にも重なる花びらが、人を思う心の重なりを表現しているとのことでございます。

 そんな花言葉があることなど知らなくとも、柔らかな花びらに引き寄せられた方の固くなってしまった心を、きっとトルコキキョウが優しくほぐしてくれるのかもしれません。お花とは全くもって不思議な生き物でございます。

 ポジティブな心にリセットされたあなたが「引き寄せの法則」で元気ハツラツな新しいあなたになれますよう……。

 そして、今年数々の台風に見舞われ被災された多くの方々に、一日も早く「希望」の光が差し込むことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


「このまま死んでしまうのでは」重なる不調にメンタルも限界
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
グッとくるぅ~!男性があがる「色気」ある女性の特徴って?
 女性ウケと男性ウケが違うのはわかるんですが、男性からモテたいと思ったとき、避けては通れない要素、それは「色気」。はぁ…...
友達になりたいな…遠い記憶がよみがえるシャイ“にゃんたま”
 新学期、転校生と校門で目が合って、声を掛けようとしたらサッと行ってしまった…….  きょうは、そんなことを思い出...
淡い恋を失った心に入り込む“優しい男”…優紀さんのケース#3
 A氏からのメールには、写真の仕上がりを見せたいから事務所に来てほしい、と書いてありました。「新しい優紀が誕生したよ。俺...
媚びない女性が学ぶべき上手な媚び方!あざとさと可愛げの違い
 あなたは、“媚び”を上手に使っていますか?「媚びを売る」というと、異性の前でぶりっこをしたり、色目を使ったりと何かとマ...
花の癒しは効果絶大!強い心で自粛期間を乗り切るための方法
 およそ1ヶ月の「自粛」があったからこそ今の感染者数で収まっているのか、あるいは、実は殆ど意味なんて無かったのか……。個...
今時の専業主婦ってどう?メリットとデメリットをチェック!
 一昔前までは、女性は結婚したら家庭を守るのが当たり前でしたが、今では結婚後も仕事を続ける女性がほとんど。兼業主婦として...
長い連載を書き終えて…心の傷と向き合う痛み、新しい出会い
 Gをセクハラパワハラで訴えるか否か。現在、弁護士たちと協議を重ねているところです。つくづく、訴訟を起こすには多大な時間...
将来は駅長さんか観光大使!夢いっぱいの兄弟“にゃんたま”
 きょうは、仲良しωωにゃんたま兄弟です。  真っ黒なあんこ玉君と、白黒のタオ君、  ふたりはずっとくっつき...
韓国映画「パラサイト」を観て“私も…” 風俗嬢が語った苦悩
 米アカデミー賞4冠に輝いた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は、半地下に住む家族が金持ちに“パラサイト”していくスト...
もうイライラしない!ストレスを上手に解消する7つの方法!
 日々の生活の中で、気づけばイライラしてしまっている人も多いのではないでしょうか。できることなら、小さなことで心を乱され...
心電図検査は「異常なし」でも…甲状腺の病気は本当に厄介
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
デキる男はさりげなく…富士山を背景にサービス“にゃんたま”
 富士山の麓、朝霧高原を闊歩する「ふじお」。一見、強面のルックスですが、裏腹に女性にはめっぽう弱いのです。  富士...
モヤモヤして悩む…目の前の選択に困った時にとるべき解決法
 周りが新しいことにチャレンジし始めたり、環境が変わって進んでいると「本当に自分がこのままでいいのか」と、モヤモヤするこ...
おうちで充実! 美容家が提案「心をうるおす」7つのアイデア
 普段より家にいる時間が増え、ストレスを感じている人も散見されます。新型コロナのニュースや対策で疲弊しがちな今、在宅時間...
イベント自粛で影響大も…凜とした花「カラー」にもらう勇気
 ある日、ワタクシのお店に懇意にしていただいている大学教授がフラリと立ち寄ってくださいました。  ニコニコと人懐っ...