小顔整形って? エラを小さくする「3つの方法」を詳しく解説

吉武光太郎 形成・美容外科医
更新日:2019-11-24 06:00
投稿日:2019-11-24 06:00
 プチ整形、アンチエイジング……気になるけれど、敷居が高くてよくわからない、そんなお悩みを抱えている方も多いのでは? コクハク編集部が皆さんに代わり、形成・美容外科医の“こたろ先生”こと笹塚駅前こたろクリニック院長の吉武光太郎先生に「知りたい!」をお聞きます。今回は、小顔になるための方法について教えてもらいました。

エラが気になる…小顔にする方法は?

Q1. 小顔にする方法はどんな選択肢がありますか?

 エラを直接小さくする方法と間接的に小さくする方法があります。

 直接小さくする方法は、ボトックス注射、脂肪吸引、骨切りがあります。

 ボトックス注射でエラにある咬筋(物を噛むのに一番使用している筋肉)に注射をして、筋肉の収縮を防ぐことで、筋肉の厚さを薄くします。効果は3〜6ヶ月間持続します。リスクは内出血と痛みと3ヶ月間の避妊が必要なことです。

 脂肪吸引は頬と顎の下を脂肪吸引することで、フェイスラインが際立ち、小顔になることができます。傷は耳たぶの付け根であったり、顎下なため目立つことはありませんが、リスクは皮下血腫になることがあるためフェイスバンドを数日間着用する必要があることです。

 骨きりは下顎骨や頬骨弓を切って整形することで小顔にすることができます。骨きりは、ダウンタイムが一番長い代わりに一番効果が出て一生長続きします。

 間接的に小顔に見せる方法はヒアルロン酸があります。頬のコケに注入したり、顎に入れて尖らせたり、こめかみの凹みに入れて顔をハート型のようにフェイスラインを整えると小顔に見せることができます。リスクは内出血と疼痛です。場所によっては血管塞栓のリスクがあります。顎にヒアルロン酸を入れる場合、あらかじめ顎にボトックスを注入しておくと形がより綺麗に出ます。

 治療を全部受ける必要はありません。クリニックでは、あなたが望む範囲を伝えていただきそれに合った治療法を提案してくれます。侵襲が少ない治療ほど変化は少ないですが、逆にダウンタイムも少なくなるのでメリットもあります。満足しない場合はやっていない治療を提案することになります。

吉武光太郎
記事一覧
形成・美容外科医
埼玉医科大学を卒業後、大学病院の形成外科美容外科に入局し、シミ外来を担当。出向先の病院で眼瞼下垂の手術を中心に治療した。東京の美容外科で院長に就任し、シミ、シワ、たるみ、二重まぶた治療といった美容医療を提供。笹塚駅前こたろクリニックを開院した。

ビューティー 新着一覧


美容ケアに近道はなし! キレイのために毎日やること“基本のキ”6選
 今回は美容ケアで毎日欠かさずやるべきことを、スキンケアと生活習慣に分けて紹介します。最近は美容ケアもたくさんの種類があ...
便秘下痢便秘下痢…つらループ!おなかの弱い“ご自愛”ケア【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国産プチプラコスメで完成!今っぽ「韓国風メイク」の化け方
 近年韓国ブームもあって、10代20代の若者を中心に韓国メイクが流行しています。有名どころでは「オルチャンメイク」や、韓...
今夏は「うっかり日焼け」がないように…“ベスト肌”への戻し方4STEP
 女性にとって、紫外線は美しさや若さの最大の敵ですよね。ですが、毎日日焼け止めを塗っているつもりでも、ついうっかり日焼け...
爪の形コンプレックスに朗報です 自分で矯正できる美爪4STEP
 お手入れの行き届いた綺麗な爪って、憧れますよね! でも、人によっては自分の「爪の形」にコンプレックスを感じている人も…...
泣いた翌日の目の腫れがヤバ まぶたパンパンを解消する方法
 大人になったって、泣きたい日はあるもの。恋人と喧嘩したり、何かを失ったり、つらい時には思う存分泣いて自分を癒す時間も大...
老眼鏡応用できる!40代女性「老けて見えないメガネ選び」5つの極意
 40代に入ってくると老眼がはじまり、老眼鏡が手放せなくなる人が増えます。中には、メガネをかけた自分の姿に「老けた……!...
おならが超クサイ…ニオイの改善策と専門医“お墨付き”の漢方薬3つ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
楽天売れ筋1位のナイトブラで“美胸”になれるか?【10日間着用ルポ】
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
インナーケアってなに? カラダの内側から美しくなる方法5つ
 誰だって、若々しい肌を保ちたいもの。そのためには外側からのケアだけではなく、インナーケアが欠かせません。あなたはインナ...
ほうれい線はコンシーラーの入れ方次第! あるあるNG&若見えテク3選
 お肌のくすみやたるみ、しわ、シミ、ほうれい線は、コンシーラーを使って悩みをうまくカバーしたいのに、なかなかうまくいかな...
40代は迷わずやっとこ!今から始める「顔の角質ケア」で目指せ透明肌♡
「40代になってから、肌がくすんで透明感がなくなった気がする」と感じている女性は多いのでは? その原因は、肌に古い角質が...
万年腰痛、諦めるな!苦痛から解き放たれるセルフケア3選【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
汗かく入浴剤3選 体を芯から温めてカラダもココロもスッキリ
 バスタイムは、日々の疲れを癒す大切な時間です。入浴剤を使えば香りによって、よりリラックスした入浴ができます。  そし...
鏡よ鏡、40代の「パール&ラメ」メイクで“痛い女回避”のコツを教えて
 40代を超えると、だんだんと顔のハリや華やかさ、瑞々しさがなくなってきますよね。でも、安易にラメやパールで輝きを取り入...
元アムラーは眉毛に注意!「老け見えメイク」で+10歳に見えるキケン
 しみや毛穴、くまなど、年を重ねると隠したい部分が多くなり、とにかくアラをカバーすることを意識してメイクをするようになり...