20代だけじゃない パパ活市場でアラフォー女性が人気のワケ

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-12-24 06:00
投稿日:2019-12-24 06:00
 女性が男性と食事やデートをし、その対価としてお金やプレゼントをもらう「パパ活」。ほとんどの場合、20代前半の女子が若さを切り売りして行うものだと思われていますが、パパ活市場ではアラフォー女性も意外と人気があるのです。ウケがいいアラフォー女性の特徴やアラフォー女性がパパ活をする理由などについて見てみましょう。

50代以上の男性からは「落ち着いた女性」が人気

 パパ活市場では、30〜70代以上の男性までがパパ活をしてくれる女性を探しています。もちろん若い女子の需要が高いのは確かですが、これは主に30〜40代の男性がパパである場合に多いようです。

 若い女子には20代の時にしか出せないピチピチ感や可愛らしさがありますが、例えば50代以上の男性にとっては「ジェネレーションギャップがありすぎてツライ」「何を話していいか分からない」存在であったりもするのです。

 そんな落ち着いた“パパ”からの需要が高いのがアラフォー女性。彼らがアラフォー女性に求めるのは「落ち着いていて話しやすい」「ジェネレーションギャップもなく会話がスムーズ」なことなどです。

 パパとなる男性の好みや関心、トピックに合わせて会話を合わせられる落ち着いた女性なら、アラフォーでもパパからの需要があるようです。

アンチエイジングや子育て費用を理由に

 20代の女子に比べると、アラフォー世代では経済力を持つ女性も多いでしょう。しかし、結婚や出産というステージに移行し、子育てや家事にお金を取られすぎて自分のお金が持てない、という女性も少なくありません。

 パパ活をするアラフォー女性の中には、そんな理由から「自分の服を買うお小遣いが欲しい」「アンチエイジング費用がほしい」とパパ活を始める女性もいるようです。

 また、子育て資金を貯めるためにという女性もいます。「子どもの中学受験のため」「浪人費用のため」など、アラフォーならではのお金の使い方を考えているのです。

 アラフォーでもパパ活する女性にはそれなりの理由があり、だからこそ、一定数の供給もあるわけです。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


毎日しなければならないことに生かされている 2023.7.2(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
違う違うそうじゃない~!彼も同僚もママ友も…何かがズレてるLINE3選
 あなたが「もういいや」と返信する気を失うのはどんなLINEですか? 話が通じない相手や、価値観が異なる相手とのLINE...
癒しの漫画/第52回「一難去って…」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
何が大変? できるなら避けたい! 子どものPTA活動で苦労する5つのこと
 子供がいると仕事や家事で忙しいうえに、学校でのアレコレに参加しなくちゃいけなくて……。特にPTA役員に選ばれると苦労し...
ロッカン、ロッカン痛ぇ…!
「ロッカン! ロッカン!」という歌に合わせて、シャカリキに踊っている。その「ロッカン」とは「第六感」のことだ。  ...
一息ついて水音に耳を澄まそう 2023.6.30(金)
 あしたから7月に突入。衣替えが終わったと思ったら、今年も酷暑の予感だって。  季節に追いかけられて、頭がぐるぐる...
「図々しい人=自分の損に過敏な人」を撃退する唯一の方法
 もうここでぶっちゃけますが、図々しい人って良識がない人が多くないですか? 良識がないから図々しいのか、図々しいから良識...
新生活の疲れが出る時期です…自分に甘々!とっておきの疲労解消法6選
 新年度が始まり、3カ月が経ちます(1年単位でいえば半分を折り返しました……)。転職や異動などで今までとは違う生活になり...
「日焼けに注意!」夕映えの“たまたま”からのありがたい一言
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
愛用のティファールを2年で買い替えたわけ 2023.6.29(木)
 先日、2年前に購入したティファールを買い替えました。油を敷いてもフライパンがこびりつくようになり、お鍋の底が傷だらけに...
公共便所どうなる?波紋広がるジェンダーレストイレ問題、誰が我慢すべき
 登場から物議を醸す「東急歌舞伎町タワー」(東京・新宿区)のジェンダーレストイレ。多様性に配慮する目的で作られましたが、...
義親はしょせん他人です! 同居時の付き合い方5つとストレス発散のコツ
 義親と同居話が進んでいたり、既に同居していたりする人の中には、不安やストレスを抱えている人もいるでしょう。義親といって...
ユリ好きな花屋もなんじゃこりゃ!香り・デカい・花粉を克服した新種たち
「斑目ネーサン、これどう?」  花市場の競りがある前日、「チョット変な花」の入荷予定があると、市場のワタクシ担当お...
似合わない服を着るのは罪ですか? 2023.6.28(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「梅雨時期の洗濯のコツ」生乾き臭とさようなら、洗剤多めは逆効果です
 梅雨時期になると、ただでさえ面倒な洗濯が余計に億劫に! 外で干せないため部屋干しが増え、生乾き臭に悩んでいる人も多いは...
子育てママの風邪引いたあるある! 市販薬で誤魔化せずゾンビになった私
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...