就職や結婚をしても 一生大切にした方がいい女友達の特徴3選

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-12-23 15:03
投稿日:2019-12-04 06:00
これってマウンティング?(イラスト:ミクニシオリ)
これってマウンティング? (イラスト:ミクニシオリ)

 女子の友人関係は環境で変わります。いえ、男女関わらず、環境によって友人は変わっていくものです。

 例えば結婚すると、自ずと既婚者の友人が増えます。家庭内の悩みや子育てのことなど、未婚の友人には相談できないことが増え、結果的に同じような悩みを持つ既婚者との方が、一緒にいて心地よくなるからです。

 逆に未婚の女性の周りには未婚女性や、働く女性が多いはずです。未婚でいるためにはそれなりの経済力が必要ですから、キャリアや仕事の悩みが増えたり、まだまだ恋愛市場に残る人なら恋愛の悩みも増えますから、落ち着いてしまった既婚の友人とは気が合わなくなっていくこともあります。

 ライフステージで変わる女性の友人関係ですが、流動的な関係に疲れてしまうこともあるでしょう。本当なら、長く付き合える、環境に関係ない親友が欲しいですよね。

1. 人の話を奪ってしまわない、傾聴力のある人

ずっと仲良くしたい友達はいますか?(写真:iStock)
ずっと仲良くしたい友達はいますか? (写真:iStock)

 恋人を作るのも大変ですが、気が合う同性の友人を見つけるのも困難です。

 最近では女友達を作るのも、マッチングアプリで……なんていう人もいます。さて、では環境に関わらずずっと仲良くできる友人はどんな人なのか、考えていきましょう。

 まず、女性同士の女子会では”共感性”が大事です。だから同じような環境の人との方が仲良くなりやすいワケですが、”共感性”や”傾聴力”にもともと長けている人という人もいます。

 一方で、女同士の話の時に、悩みの方向性が違うからといって「私の時は~」「ていうか、私はね~」と、話の主語をすり替えてしまう人は同性に嫌われがちです。

 悩みや環境が違っても、相手の話を最後まで聞ける傾聴力のある女性になら、相談を持ちかけたいと思えそうですね。

2. マウンティングで自己肯定感を上げてこない人

女友達のマウンティングにうんざり(写真:iStock)
女友達のマウンティングにうんざり (写真:iStock)

 女性同士に関わらず、マウンティングというのは誰でもいい気分はしないですね。

 例えば未婚女性の前で、既婚女性が「やっぱり結婚してよかったな〜。子どもいて幸せだし、旦那と毎日寝られるし♡ 未婚って寂しい時どうするの? マッチングアプリ?」と言っていたら……。未婚女性は、その既婚女性には一生会いたくないでしょう。

 誰しも、自分が選択しなかった方の道で「幸せ満開です」と主張されると不安になってきます。自分はこれでいいのかな、間違っているのかなと怖くなったりします。

 実はマウンティングする側の女性も、自分が選択しなかった道の可能性が怖くて、自分が正しいと思うためにマウンティングをしたり、それを肯定してもらうことで承認欲求を満たしたりしています。

 しかし、本当に幸せなら、わざわざ自分とは環境の違う人に、聞かれてもいないのに自分がどのくらい幸せか語ったりしません。こんな風にマウンティングせずに、人の道は人の道、と分けて話が聞ける人となら、環境が違っても話をしたいと思えるはずです。

3. 困った時に助けてくれる、助けたいと思える人

困っている友達に何がしてあげられるか(写真:iStock)
困っている友達に何がしてあげられるか (写真:iStock)

 振り返ってみると、自分に親切にしてくれたという同性の友達が数人いませんか? 一生仲良くできる友人には、相互性があります。一方だけが一方のことを好きすぎたりするのではなく、お互いに常にどうしているか気にかけたり、困った時に助けたいと思い合える人です。

 まずは、あちらから親切にしてくれた人なら、あなたが親切を返せば相互性が生まれます。ですから、あなたのことを気にかけてくれる人の中で、あなたも気にかけたい、助けたいと思える人とは気持ちの相互性が生まれやすいでしょう。

 親友との関係は恋人との関係に似ています。同性同士でも相手のために何か頑張ったり、された親切に嬉しくなって、その愛を返そうとできる関係が、親友関係なのです。

恋人がいても、親友がいらないということはない

大切にしたい相手がいるって素敵なこと(写真:iStock)
大切にしたい相手がいるって素敵なこと (写真:iStock)

 傾聴力やマウンティングは、あなた自身が同性の友人たちに気をつけて振る舞うべきことでもあります。あなたがそういう振る舞いをしていたら、友人の方はあなたを親友と思ってくれないかもしれません。

 同性の親友は特別な存在です。家族より親身に恋や人間関係の相談に乗ってくれます。恋人には話せないようなことも、同性の友人には話せることもあります。黒歴史を共有し合うなら、恋人よりも家族よりも親友です。どのような状況になっても、親友は必要ない、ということはありませんよ。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


【月5万円】収入&スキルUPを目指すシンママは集合!
☆月に5万円、10万円の収入UPをしよう! ☆文章力をUPさせよう! 『コクハク』の読者選抜チームとして、メディ...
2024-04-30 13:20 ライフスタイル
家事大っ嫌い~!40独女のQOL(生活の質)が爆上がりした2大時短家電
 7月よりドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)が放送されるそうですね。 “干物女”を生み出したドラマ「ホタルノ...
40代もやらかす“プチ老害”の落とし穴 全長数十cmの長文LINEで見切れ
 40代にとっては他人事のように感じる「老害」ですが、実は今、40代の人から届く「プチ老害LINE」に困る若者が増えてい...
困り顔がたまらない! オッドアイ“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今更「アイドル」になろう。そして、安倍なつみとCoCoの追憶
「おら、アイドルになる!」  そう叫んで、女の子走りでステージから捌けた瞬間、自分でブッと吹き出してしまう。アイド...
友史上極ネガ、ごめん連呼、Wi-Fiジャック…LINEの異変はSOSサイン?
 毎日ネガティブなニュースが流れる現代では、メンタルがやられてしまう人が少なくありません。  自分は大丈夫でも身近...
早咲きも遅咲きも
 桜の種類によって咲く時期はそれぞれ違うのだという。  ソメイヨシノは蕾が膨らみかけている白州で八ヶ岳を背に満開の...
ほっこり癒し漫画/第72回「爪切りはイヤイヤ」
【連載第72回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」って最上級の褒め言葉?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
インフルだから修学旅行ずらせる?⇒令和も健在!“あたおか”モンペの恐怖
 モンスターペアレント、略してモンペ。自己中心的、理不尽、過保護、クレーマーとして学校や教師を悩ませる存在ですが、LIN...
私が見た最凶の闇ホステス!後輩いびり、“ブルーカラー”のお客様を蔑む女
 ホステス歴10年。スナックへの愛は今も増しており、これからもスナックの良さを知っていただくべく、何か綴れたらと思ってい...
“取り柄のない”自分の才能の見つけ方 手作りも副業も無理…深く悩まないで
 コロナ禍以降、近場のイベントを楽しむ人が増えました。そのなかで伸びてきているのが、手作りのものを販売する市場的イベント...
お花畑に2匹目の“たまたま”が♡ 今日の恋愛運はいかがかにゃ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
LINEグループを自然な言い訳で退会するテク⇒「一旦」の前置きは使える
 付き合いや流れでメンバーに加わることのあるLINEグループ。  通知がうざかったり、会話の内容が嫌だったりすると...
お財布に優しい「ド根性植物」8選 ほっぽらかしでも毎年咲いてくれて感謝
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の店先に、一体どこから生えているのか分からない「羽衣ジャスミン」が咲いています。勝手に土...
台湾の聖子ちゃん?女神「媽祖」の人気が凄まじい…カオスな宗教お祭り記
 ガヤガヤとうごめく人混みの頭上に降りそそぐ、どう考えてもヤケドしそうな熱々の花火! 街全体が熱狂に包まれ、路上はさなが...
2024-04-24 06:00 ライフスタイル