保育園はかわいそうなんて古い!通うと得られるメリット3つ

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-11-29 06:00
投稿日:2019-11-29 06:00

0歳から保育園児!? 卒園を控えたママが語る保育園のメリット3つ

 最初に断っておくと、筆者自身は保育園と幼稚園を経験しています。保育園も幼稚園もそれぞれの良さがあり、それぞれ思い出に残っています。保育園は近い将来、完全に「こども園」として移行する日が来るでしょう。

 息子を0歳から入園させた保育園は、早くも6年目。「保育園ってかわいそう」と言われたこともありますが、卒園を控えた上で保育園のメリットを追求していきます。

1. 親と離れることで得られる経験がある

 0歳の時から預け始めた長男ですが、親と離れることで得られることも多くあったと思っています。私自身、初めての子育てで育児の加減が掴めず、息子が困難な状況に陥ると可愛さのあまりすぐに手を差しのべたくなってしまっていました。

 でも、保育園では周りの子どもと平等に接してもらえます。「困難なことがあっても理由があれば見守る」という保育士さんの「見守る」という行為があってこそ、できることも増えたと思います。「可愛い子には旅をさせろ」という古い伝えがありますが、これは真意ではないでしょうか。

2. 子育ての相談先が増える

 保育園には息子のみならず、私もお世話になりました。育児と仕事の両立や夫婦関係がうまくいかない時(笑)、実に多くの悩みごとやつぶやきを保育士さんに聞いてもらえて、とても心強かったのを覚えています。

 夜泣きで辛い時も「眠い」と呟くと「今しかできない体験だから、それも懐かしいと思える日が来ます」と励まされ、とても安心できました。息子に普段から携わってくれている人が多くなったおかげで、一人で思い悩むこともなく大らかに育てることができているような気がします。私自身、神経質な面があるので、保育士さんの客観的な視点に助けられることは多かったです。

3. ママに余裕ができる

 保育園に預けている時は、当然、仕事をします。もしくは、なんらかの預けられない家庭的な事情がある人もいるでしょう。たとえば、私のママ友はママでもあり、大学生でもありました。このように保育園に子どもを預ける場合には、それぞれ相応の理由があることが良いところだと思います。仕事先に行けば大人がいます。子育て中には業務連絡であっても、会話をするだけでも嬉しかったりするんですよね。

 家庭以外にも居場所があるということは、ママにとっての余裕に繋がります。私も息子が生後半年までは子育てに追われていて、「息子への語りかけで1日が終わる」ということも多くありました。しかし、働き始めてからは子育てに集中しすぎることが防げたので、ノイローゼのようになることも少なかったです。たとえ出勤時であっても、荷物の少なさや神経を研ぎ澄ませて目をやる必要がない状況に、気が緩んだのを覚えています。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ライフスタイル 新着一覧


耳がちょっぴり痛いかも?「世間知らずの大人」がたどる怖~い末路
「自分は世間知らずだな」と最後に思ったのはいつですか? もしも思い出せないくらい昔なら、ちょっと自分の住む世界が狭くなっ...
最後に乗ったのは誰? 観覧車の思い出と窓の中に見えた夢
 最後に観覧車に乗ったのはいつだったろう?  かつては親にせがんだものだけれど、いつの間にか自分がその立場になって...
共働きなのに不公平! 妻の不満が爆発する「育児の負担割合」問題
 近年では、夫婦共働きの家庭が増えています。実際に、夫の稼ぎだけで生きていくのは難しい時代になったと感じる人は多いはず。...
もうプレゼント選びに迷わない! 40代女性が欲しいものテッパン5選
 欲しいものは、年齢によって変化するものです。だからこそ、プレゼントを贈る時には、年齢に合わせた好みがわからないと迷って...
「ChargeSPOT」活用で充電忘れてもブルー回避! 2023.8.31(木)
 外出先でスマホのバッテリーが切れそうでピンチ! だからと言ってモバイルバッテリーを常に持ち歩くのも重いし、荷物になりま...
猫が優勝! 鹿との“たまたま”脳内対決で「奇跡的可愛さ」を実感した報告
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ガチとの線引きはどこ? 嫌われやすい「にわかファンあるある」6選
 スポーツ界やアイドル界には、多くのファンがいますよね。ファンについて最近よく言われるのが「にわかファン」の存在。ガチフ...
【花選びの新常識】高感度な人たちは「豪華すぎない切り花」が好き!?
 猛烈に暑い今夏。暑すぎて「切り花は日持ちがしない」という買い渋りの声はよく聞かれますが、それでも植物はなんだかよく売れ...
抱えきれない気持ちは外に出したほうがいい 2023.8.30(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
メンタルと財布を死守! 大人女性の「心が荒まない」節約術
 物価が上がり続け、日々の生活にかかるお金が増えていることを意識しつつも、生活の満足度は下げたくないのが大人世代。過剰な...
初対面でも距離感ゼロ民! ズカズカと踏み込んでくる“クセ強”LINE3選
 人は千差万別でいろいろな性格がありますが、初対面で戸惑ってしまうのが「距離感ゼロで近づいてくる人」。普通は少しずつ仲良...
彩どりの中の暮らし 2023.8.28(月)
 モノトーンを身に着けた若い女性。  これからたくさんのことを経験して、いろんな色を取り込んでいくのだろう。 ...
カメラマンの珠玉の1枚!台風一過の純白“たまたま”を見て♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
30代40代からでも「褒め上手」になれる?円滑な人間関係を構築するコツ
 あなたは人を褒めることが得意ですか? 「すごい!」と思っていても、どう伝えたらよいのか分からず、スルーしてしまう人もい...
【セリア&ダイソー】人気定番3品でイライラ激減! 2023.8.27(土)
 引っ越しをして生活環境が変わり、顔を洗うだけでも無駄に時間がかかり、とにかく鈍くさい。なぜかって? 洗顔フォームの定位...
「ひとつ前の季節」を懐かしく思う不思議 2023.8.26(土)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...