女性は追う恋より追われる恋が幸せ?追われる恋のデメリット

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-01-01 06:06
投稿日:2020-01-01 06:00
 巷で囁かれる恋愛論では、「女性は追う恋より追われる恋の方が幸せになれる」というのが鉄則です。でも、これって本当でしょうか?そこで今回は、追われる恋の落とし穴について考えてみます。

実は見落としていない?追われる恋の落とし穴

“女性は追われる恋をした方が良い”と言われるのは、「相手から尽くしてもらえるから」「主導権を握れるから」という理由が大きいようです。

 たしかに、相手から愛情をたくさんもらえて安心できる“追われる恋”は楽かもしれません。でも、実は追われる恋にもデメリットはあるんですよ。

好みの男性が追いかけてくれるとは限らない

 好みの男性が追いかけてくれるとは限らないというのは、追われる恋のデメリットの1つ。

 追われる恋をするメソッドは世の中に溢れていますが、やはり男性に追われるためには魅力的な女性であることが大切。でも、どんなに努力をしても「好き」が先に立たない恋愛にふとした物足りなさを感じてしまう方、多いと思います。

妥協した付き合いになる

 熱心なアプローチを受けるうちに、たいして好きではないのになんとなく「いいかな」と思ってしまい、OKしてしまったという話はよく聞きますね。

 追いかけてくれる男性は恋焦がれた相手と付き合えたわけですから、あなたの全てが輝いて見えることでしょう。でも、女性側としては「本当はこんな男性が良い」と理想とは違う現実に、どこかしらで妥協した付き合いになってしまうこともあります。

いつの間にか形勢逆転する可能性もある

 男性に追われてお付き合いが始まったのに、いつの間にか女性が追う側になってしまうことがあります。これは、男性の恋愛感情は時間が経つごとにだんだんと下降することに対して、女性はだんだんと上昇することにあるからでしょう。

「追われる恋愛がしたいと思っていたのに、自分から好きになったわけでもない男性をいつの間にか追っている」、この不思議な状況になった時に、“なぜこうなっちゃったんだろう?”と後悔する女性は少なくないはずです。

なぜ、女性は追う恋をしない方が良いと言われるの?

 そもそも、なぜ一般的に女性は追う恋をしない方がよいと言われるのでしょうか?理由を見てみましょう。

男性は追いかけられると飽きてしまうから

 男性には狩猟本能が備わっているため、追われるより追いかけることに面白さを感じるもの。“ワンナイトラブ”ではないですが、気に入った女性を落とした瞬間に興味がなくなってしまうという男性も多くいます。

 男性が大切にするのは、お付き合いをするまでに労力や時間をかけた女性。ようやく手に入れられたからこそ、大事にしようという気持ちが出てくるのだそうです。

好きになってもらえなかったら辛いから

 苦しくても切なくても、追い続けたらいつか振り向いてくれる、そんな片思いであればまだ良いですが、追い続けても振り向いてもらえない恋愛はとても苦しいもの。

 また、恋が実ったとしても、両思いなのに片思いのような気持ちで「私だけが好きなのかも」と思い続けるのは辛いですよね。「追う恋に疲れて、追われる恋へとシフトする」、そんな女性も多いです。

追う恋にはメリットもある!

「追う恋」というと、どうしてもデメリットばかりが先行してしまいますが、実はメリットもあるんですよ。

綺麗でいようと努力をし続けることができる

 相手から追われていると、「どんな私でも受け入れてもらえる」という思考になり、お洒落にも気合いが入らないという女性は多くいます。

 でも、追う恋をしている時には、「相手に振り向いてもらいたい」「好きでい続けていてほしい」という気持ちから、綺麗でいる努力をします。

 あくまでも、好きな人がいる故にしている行動かもしれません。でも、綺麗でいることで新たな恋のチャンスも生まれますし、いつまでも若々しくいられるのは女性として大きなメリットになりますね。

女性として成長することができる

 追う恋をしていると、相手を深く好きになることで「どうしたら喜んでもらえるのか」「どうやったら好きになってもらえるのか」と、試行錯誤を続けます。これは、女性として成長できることにも繋がるでしょう。

 恋愛スキルだけではなく、人として魅力的でいるためのスキルがアップします。たとえ叶わない恋になったとしても、そのスキルはあなたが手に入れたもの。次の恋愛をする時にも、決してマイナスにはならないはずです。

でも本当は?「追う」と「追われる」を両立できれば一番♪

 追う恋と追われる恋、あなたはどちらが好きですか?一般論のように、「やっぱり追われる方が楽!」と考える女性は多いかもしれませんね。

 でも、本当は、「恋愛でドキドキして、女性として魅力的であり続けられる“追う恋”」と「男性からの愛情はしっかり感じられる“追われる恋”」、この2つが両立できれば一番良いですよね。

 そのためには、女性側だけではなく男性側の気持ちも大切。適度な緊張感は持ちつつも、一緒にいると落ち着ける、そんなカップルを目指したいものですね。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


社内不倫を目撃!とばっちりを受けないための正しい対処法
 社内不倫を目撃したとき、会社に報告すべきか悩む人もいるでしょう。その一方で、社内不倫は蜜の味(?)などと同僚や友人に話...
恋バナ調査隊 2023-06-17 06:00 ラブ
「私は介護要員なの?」53歳バツ無し婚約者のマザコン疑惑、動揺する女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-06-17 06:00 ラブ
「義親とも家族になる自覚はあるのかな」50代男が抱く婚約者への疑心
「冷酷と激情のあいだvol.147〜女性編〜」では、交際1年で婚約をしたジュンイチさん(53歳・仮名)に対して、マザコン...
並木まき 2023-06-17 06:00 ラブ
彼氏の転勤が決まった! …で「別れる人」と「結婚する人」の違いは?
 彼氏が転勤となって離ればなれになった場合、遠距離恋愛のつらさに耐えられず、別れを選択するカップルは少なくありません。そ...
恋バナ調査隊 2023-06-16 06:00 ラブ
LINEに突然連絡が…未練タラタラ!今彼の元カノ「マウント被害」3選
 彼と愛し合った過去がある元カノ。そんな元カノからマウントをとられたら、恐怖を感じてしまいますよね。  でも元カノが彼...
恋バナ調査隊 2023-06-15 06:00 ラブ
セックスレスになったのは貴女のせいじゃない 男の元気が出ないワケは?
 新型コロナウイルスが5類になり、元の生活が戻ってきたかのように感じられるこの頃ですが、まだまだ本調子ではないことがあり...
内藤みか 2023-06-15 06:00 ラブ
恋愛下手くそ女子に足りないもの うまくいかない原因を解説
 恋愛が下手くそなのは、魅力がないからではありません。恋愛するとうまくいかない時もあります。  自分の素を出せずに...
若林杏樹 2023-06-14 06:00 ラブ
「パートナーのオナニー」を偶然見ちゃった経験者男女に心境を聞いてみた
 皆さん、パートナーがマスターベーションをしている場面に遭遇した経験はありますか?  私のInstagramでこの...
豆木メイ 2023-06-13 15:45 ラブ
30代からの同棲後悔談 こんなはずじゃなかった“3大あるある”から学ぶこと
 結婚に向けて、彼との同棲を考えている人もいるのではないでしょうか? しかし、30代からの同棲には失敗談が少なくないよう...
恋バナ調査隊 2023-06-13 06:00 ラブ
ケチ、無知、マザコン? 便利家電を買いたがらない夫を説得するコツ
 共働き夫婦が多い近年では、少しでも家事の時間を減らすために、便利家電が人気ですよね。食洗機や乾燥機、調理家電など、さま...
恋バナ調査隊 2023-06-12 06:00 ラブ
ディープなんて夢のまた夢 潔癖症の彼氏と気持ちよくキスする方法
 好きな人とは、キスやスキンシップをしたいと思うものですよね。でも、近年増えているのが「彼氏が潔癖症でキスやスキンシップ...
恋バナ調査隊 2023-06-12 06:00 ラブ
「今日は赤西来ない?」「いや来るって」2人だけの浮気暗号LINE3選
 浮気をしている2人にとっての一番の難題が、「バレないようにどうやって連絡をとるか」です。内緒でメールやSNSのメッセー...
恋バナ調査隊 2023-06-14 11:54 ラブ
週1お泊まりでも告白なしはセフレ? 年上男との曖昧な関係に悩む40代女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-06-10 06:00 ラブ
「友達以上恋人未満セフレ否定」曖昧な関係しか築けない40代男の心理
「冷酷と激情のあいだvol.146〜女性編〜」では、半年以上にわたって肉体関係のある恋人・ツトムさん(48歳・仮名)との...
並木まき 2023-06-10 06:00 ラブ
昔好きだったと言われたら脈あり? あえて過去形で伝える男の深層心理
 友達だと思っていた男性から突然「昔好きだった」と言われたら、思わず意識してしまいますよね。その日を境に、あなたも相手を...
恋バナ調査隊 2023-06-09 06:00 ラブ
マッチングアプリやめていい? 恋活に自信をなくす5つの瞬間
 恋人を作ろうと勇気を出してマッチングアプリを始めたものの、「全然いい出会いがないっ!」と心が折れそうにな人、集まれ〜!...
恋バナ調査隊 2023-06-08 06:00 ラブ