目玉焼きを上にのせて
店名にもなっている「ガパオ」。ガパオとはタイホーリーバジルというハーブの名前で、鶏ひき肉、野菜、唐辛子、オイスターソース、ナンプラーなどと炒め合わせます。鶏ひき肉以外では、豚や牛のひき肉、イカ、ムール貝、エビ、アサリなどのシーフードで作ってもおいしいですね。
「ウチはつゆだくなんですよ」とは、店長の高橋朋也さん。ご飯に味をしみこませて一緒に食べてほしいと、料理長やスタッフたちと話し合って“つゆだく路線”に決定したそうです。
バンコクなどではファストフードとして、手軽にささっと食べられる料理として認識されています。一方、ガパオ食堂のガパオごはんは、空腹でガツガツいきたい人にも、お酒片手にチビチビやりたい人にも、万人のハートに訴えかける“愛され飯”です。
【材料】
・刻みニンニク 大さじ2分の1
・鶏ひき肉 200グラム
・オイスターソース 小さじ2
・ナンプラー 小さじ1
・砂糖 少々
・メッキー(タイのシーズニングソース) 小さじ2分の1
・唐辛子 適量
・ガパオ(手に入るなら) 15枚以上
・ご飯 適量
・半熟目玉焼き 1個
(多めの油で焼く)
※ない調味料は省いてもOK。
【レシピ】
1. 油をフライパンにひき、ニンニク、鶏ひき肉を炒める。
2. 調味料で1を味付け、最後にガパオを入れて炒め合わせる。
3. ご飯を皿に盛り、ガパオも盛る。目玉焼きを上にのせる。
本日のダンツマ達人…ピーボーさん
▽ピーボー(アランミン・プラソップ)
キャリア40年、東京在住20年のカリスマ料理人。料理一筋、腕一本で来日し、長年にわたり日本で本格タイ料理を広めてきた。出身地タイ東北イサーン地方の料理を得意とし、パンチのきいた味付け、超人的なスピード、そして無邪気な笑顔でお客さまを魅了し続ける。
▽恵比寿 ガパオ食堂
青山でクラブLOOP(現在は移転し、クラブZEROとして営業)を経営していたオーナーが、タイ料理店を出店。現在、青山、恵比寿、渋谷と3店舗ある。恵比寿店店長の高橋朋也さん(同左)もDJで、当初は1年ほど深夜はLOOPでバーテンダーやDJ、昼と夜はタイ料理屋で働いていた。高橋さんはソムリエの資格も持っており、恵比寿ではジョージアのワインとタイ料理を合わせて楽しめる。
東京都渋谷区恵比寿南2―1―1 恵比寿大森ビル2階
℡03・3712・0222
11時30分~15時/18時~23時30分
年中無休(年末年始を除く)
(日刊ゲンダイ2019年12月28日付記事を再編集)
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