冬の乾燥爪に! たった1分でできる魔法のようなネイルケア

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-01-29 06:06
投稿日:2020-01-29 06:00
 年始は何かと忙しく、手肌のお手入れも怠りがちになっていませんか? 気づけば手の甲はカサカサ、爪先はボロボロになっている女性も多く見かける季節です。
 そこで、時短美容協会に所属するネイリストの筆者が、忙しくても綺麗な美爪になれる「たった1分」の魔法のような簡単ホームケアをレクチャーします。

冬は爪が早く伸びる

「爪は骨からできている」と聞いたことがある人もいますよね。実は「皮膚が角質化したもの」が爪の正体です。

 爪は根元にある「爪母(そうぼ)」から伸び、1日で約0.1mm、1カ月で約3.0〜4.0mm程度伸びると言われています。新陳代謝の上がる冬は、爪の伸びるペースが早くなります。そして、爪の切り方によっては、爪先はボロボロに……。

 そこで、1分でできる爪をいたわる方法をさっそくご紹介します。

3つのホームケアで爪をいたわる

1. 二枚爪を防ぐ、爪に優しい爪切りの方法

 二枚爪になりやすい方は、爪切りを見直してみるといいでしょう。あまりに古い爪切りは切れ味が落ち、爪に余計な負担をかけている場合もあります。できるだけよく切れるものを使いましょう。

 また、切る時には一気に切ろうとせず、少しずつ細かく切ることで負担を軽減できます。爪切りで切った後は、エメリーボード(爪やすり)で整えてあげると表面が滑らかになり、より二枚爪を防ぐことができますよ。

2. マッサージと保湿で強い爪を作る

 強い爪を生み出すには、爪の根元へのマッサージが効果的です。ハンドクリームやネイルオイルを付けて軽く押し、馴染ませるように揉み込んでください。保湿しながら血行が促進され、ダメージを受けにくい爪が育ちます。

 もともと皮膚であるため、爪の保湿に化粧水を使うのも効果的です。コットンに化粧水を取り、爪もパッティングすると保湿成分が浸透していきますよ。

3. ネイルオイルで自爪を伸ばそう!

 爪を見たときに、ピンク色になっている部分を「ネイルベッド」と言います。この部分は爪の下にある皮膚が透けて見えてピンク色をしていますが、実はこの部分に爪がピッタリとくっついているわけではありません。

 爪をぐるりと囲むように皮膚が張り付いていて、実際には、真ん中は浮いています。ピンク色の部分と、伸びた爪の境目を「イエローライン」と呼びます。

 自爪をきれいに伸ばしたいのなら、ネイルオイルの塗布方法にも、ひと工夫を。手のひら側から、爪と皮膚の間にオイルを垂らすのがオススメです。この部分の保湿を繰り返すことで、イエローラインのガタガタが少なくなり、ネイルベッドがしっかり育っていきます。

日々の習慣が美爪を育てる

 忙しい毎日でも、ほんのひと工夫で美爪を育てることができます。たった1分で美爪を育てるホームケア。ぜひ習慣にしてみてください。

<文・社)時短美容協会/稲村絵美里・ネイリスト>

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

ビューティー 新着一覧


イジらなくても魅力増す「40代のチャームポイント」見つけ方
 年齢を重ねると、見た目の差がだんだん大きくなってきますよね。実は、40代を超えてからも綺麗で可愛らしい女性の多くは、「...
40代のインナーカラー ど派手“痛おばさん”を回避する注意点4つ
 髪の毛の内側だけにカラーを入れる「インナーカラー」は、若者から50代くらいの女性まで、広い世代に流行していますよね! ...
オートファジーダイエットって?16時間の“軽い断食”を成功させるには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
バズコス「おいせさんコスメ」スプレー2種、お浄め効果を試したら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
女性のメイクが嫌いな彼氏対策!方法3つで我慢せずに化ける
 男性の中には、女性のメイクが嫌いな人も多いですよね! 中には、付き合った彼氏に「メイクをしないで」と言われ、悩んでいる...
生理休暇は女性の権利!「ずるい」と思われない賢い伝え方
 生理で著しく就業が困難な女性に認められる「生理休暇」ですが、実際に活用している人は少ないようです。というのも、まだまだ...
「限定コフレ」にご用心!悲しすぎる失敗から学ぶ賢い買い方
 クリスマスやバレンタインなど、イベントごとが近づくと発売されるコフレ。イベントで高揚した気分も相まって、「さまざまなア...
どこでしくじった? 30代からどんどん綺麗になる人の秘密4つ
 20代の女性はどんな女性でも若さに溢れて美しいですが、30代を過ぎた頃から見た目に大きな差が開いてきますよね。30代を...
ハンドクリームはシーン別に揃えよう 冬乗り切る3アイテム
 乾燥する冬は手肌のかさつきが気になります。手洗いや水仕事後の、小まめなハンドケアが必要ですよね。ハンドクリームをシーン...
あーイライラ!“鉄板”漢方でプレ更年期と戦う【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代メイクフェチがお伝えしたい! 劇的に垢抜ける「ハイライト」術
 アラフォー女性のみなさん! ツヤ肌に見せたいからといって、顔中あちこちにハイライトをのせてギラギラにしてしまっては、せ...
「漢方の基本」プレ更年期世代の素朴な疑問10【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
amazonで常に上位!男を惑わす「フェロモン香水」試したら
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
単品より定食!? ダイエット中なのに外食が多い人のメニュー選び
「外食=太りやすい」というイメージが強いため、ダイエット中はできるだけ避けたいと思う人も多いはず。でも仕事が忙しいと、つ...
“ヘアアレ”下手回避!意外と知らない「スタイリング剤」の種類&選び方
 女性にとって、ヘアスタイルは重要なポイント! 毎朝、鏡に向かって髪の毛と格闘している人も多いのではないでしょうか。理想...
マスクを外したくないけどー!素顔バレの葛藤を乗り越える法
 コロナ禍でマスクが欠かせない生活が3年も続いています。最初は息苦しさを感じていたものの、いざマスクを外すとなると、マス...