更新日:2020-02-18 18:06
投稿日:2020-02-11 06:00
手術による甲状腺全摘は見送ることに
またバセドウ病の数値も、ホルモン数値は正常の範囲内だったとはいえ、病気の勢いをあらわす「TRAb」や、脳からの甲状腺ホルモンに関する指令をあらわす「TSH」は、ともにまだ正常範囲には戻っていませんでしたので、言ってみれば「病気を薬で抑えている状態」のようなもの。それも、妊娠を自分ごととして捉えられなかった理由かもしれません。
これまで、結婚については話し合っていたものの、子どもの有無については、どちらも「こればかりは、授かりものでいいよねぇ」という感じだったため、このとき初めて、子どもをもうけるorもうけないについて、とことんまで話し合いができたことは、今振り返ってもよかったと思っています。
「私も甲状腺の摘出は、正直怖いし、手術をしないで投薬だけで治るなら、そうしたいから……。ドクターには、妊娠は望んでいませんって伝えようと思う」
これが、このときの私が出した結論でした。
そして、次の診察日には、主治医に素直な気持ちを伝え、手術による甲状腺全摘は見送ることに正式に決定しました。
「わかりました、では投薬で寛解を目指しましょう。ホルモン値はここ数ヶ月安定しているので、過剰なストレスをかけずに、運動も控えていれば、じきに良くなるでしょう」
当然といえば当然ですが、主治医も私の結論を尊重してくれ、現状維持の投薬治療を続けることになりました。
ライフスタイル 新着一覧
実久は妻子ある男性と交際をしているが、その日は彼に「仕事が入った、先に行っていて」と言われてしまう。大磯のプールリゾー...
東海道線・グリーン車で都内から1時間弱。それからバスで10分くらい。やっとたどり着いたのは、歴史あるのどかなリゾートホ...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
男性も育児に関わるようになった時代ですが、まだまだ女性がメインでしている家庭は多い様子。そして夫の一言に「子育てわかっ...
自分が原因の問題に対して謝罪をするとき、心をこめないとかえって相手を怒らせてしまいます。文字や絵文字でしか伝えられない...
異動や転職、結婚などで新生活をスタートさせる際、引っ越しをする人もいますよね。その際、隣人ガチャでハズレを引き、トラブ...
夜職のお姉さんお兄さんが、お客さんから超高級なプレゼントをもらっていたり、札束で会計をしている。そんな動画、見たことな...
「最近なんだかだるい」「食欲がわかない」こんな夏特有の不調に悩まされていませんか? 気温や湿度の急激な変化、冷房や紫外線...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
7月20日(日)に投開票が迫る参議院選挙。昨年の東京都知事選で小池百合子氏に次いで約165万票も獲得し、石丸旋風を巻き...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
あなたはコスメを購入するとき、デパコス派? プチプラ派? 高級感あふれるデパコスを愛用する人もいれば、手軽に楽しめるプ...
「我が子にはこんな子に育ってほしい」「我が子のため」と思うあまり、行動がエスカレートしてしまう親は一定数いるもの。あなた...
2025年7月、株式会社湖池屋が展開するお菓子「ポリンキー」が35周年を迎えました。35周年を記念して“あの懐かしいC...
SNSでキラキラしたZ世代のライフスタイルを見て、「あと10年遅く生まれてたら、私ももっと理想の人生を送れたのかも。羨...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...