イケメンの姿…女性向けラブドールの使い道を考えてみました

内藤みか 作家
更新日:2020-03-02 06:00
投稿日:2020-03-02 06:00
 公開中の映画『ロマンスドール』での高橋一生さんの役どころはラブドール職人。ラブドールとは、エッチの相手ができる等身大の人形のこと。女性の姿形をしていて、ちゃんと大事なところに穴が空いているというものが多いようですが、なんとイケメンの姿形をしているラブドールまで発売されていたので、その使いみちを考えてみました。

ラブドールはかなり高価

 書籍などを販売している大手通販サイトで「ラブドール」と検索すると1万件以上もヒットします。空気を入れて膨らませるタイプのものでも数万円、フルシリコンだと数十万円、そしてAIが内蔵されているロボットタイプのものだと数百万円などというものまであります。最近ではスマートスピーカーのように話しかけると返事をするようなラブドールが開発されているそうなので、もしかするとアエギ声も出してくれるのでしょうか。

 こうしたラブドールは誰が購入するのでしょう。おそらくは現時点でパートナーがいない人が利用しているのではないでしょうか。独り身では寂しい、誰かにそばにいてもらいたい、などという気持ちから人形を迎え入れることにしたのかもしれません。最近は2次元キャラクターと結婚式を挙げる男性もいるので、ラブドールに添い寝するうちに本当の嫁のような愛情を抱き始める人もいるかもしれません。

女性向けラブドールを発見!

 ふと思い立って「ラブドール イケメン」と複数ワード検索をしてみたところ、13件もヒットしました。眉はきりりと整い、鼻筋は太く、大きな瞳は澄んでいて、本当にイケメンです。身長は170以上あり、大事なモノも付いています。そして腹筋は割れていて、なかなか逞しい。お値段は高いものでも20万円以内でした。

 でも問題はお値段ではありません。身長170以上の巨大なこのイケメンラブドールをいったいどこにしまっておけばいいのか、という収納問題が真っ先に出ます。そして、古くなったときにどうやって捨てたらいいのかという廃棄問題、それから50キロ以上あるのを毎日動かすのは大変という重量問題もありそうです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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