19歳女性のナマ告白「私はこうして不倫に落ちました」 #4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-03-23 06:00
投稿日:2020-03-23 06:00

パズルのピースがぴたりとハマるような感覚

 ここでM子さんは、顔を赤らめてコーヒーを啜った。濡れた唇がひどくエロティックだ。

 再び、彼女は話を続けた。

「S先生が腰を送りこむたび、おへそのあたりまで、ペニスが挿入されているのではと思うほど深く、肉体が溶けあうような、刺激的なセックスでした。

 恋人とはまったく違う感じ。パズルのピースがぴたりとハマるように、性器が密着しあう感覚は初めてでした。

 それに……いつもは、恋人のマンションでエッチをするので、あまり大きな声を出せないんです。でも、ラブホテルでは思う存分声を出せる。 

 互いに見つめあいながら、私は恥ずかしいほどあえぎ、先生のモノを打ちこまれるたび、身を大きくくねらせました。噴きだす汗と体液が混じり合い、甘酸っぱい性臭も立ち昇ってきました。

『私、S先生とセックスしてる。幸せ』と心から思える瞬間でした。

 しばらく正常位でエッチをし、肉も粘膜も十分になじんできたころ、先生は『今度は、M子が上になってごらん』と、騎乗位を促してきたんです」

言われるまま騎乗位の体勢に

――それに対してM子さんは?

「実は私、騎乗位はあまり得意ではありません。それに、下から見つめられることにも、ちょっと抵抗があったんです。

 でも、S先生の願望に応えたい気持ちは十分にありました。『あまり上手じゃないけれど……いい?』と訊くと、『大丈夫。そんなこと気にしなくていいよ』って、優しく結合を解いてくれたんです。

 クチュリ……と恥ずかしい音を立てて、ペニスが引き抜かれました。そして、S先生に言われるまま、仰向けになった先生のカラダにまたがったんです。

 ひざ立ちになった私は、愛液でぬめるペニスを握って、自分のアソコに導きました。亀頭部分をヴァギナの中心に当てがうと、そのまま腰をゆっくりと落としていったんです」

 続きは次回。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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