平手友梨奈 長濱ねるに送った欅坂46「アニラ大阪」での笑顔

こじらぶ ライター
更新日:2020-04-04 06:00
投稿日:2020-04-04 06:00

アニラ大阪で「平手推しは2度昇天する」

 パンツスタイルだった最新曲「黒い羊」と異なり、ライブ1曲目の「サイレントマジョリティー」はミニスカートの制服衣装で、どうにも超絶イケメン顔に合わないように最初は思えた。しかし始まってしまえば、曲が持つメッセージと力強いパフォーマンス、眼力が相まって、これぞ欅坂46という様を見せてくれた。

 7曲目「Nobody」前のVTRでは高いヒールにリップの似合うオトナの女を平手が演じた後、同曲披露へ。MV同様の女性らしいオレンジのスーツで色気たっぷりの腰使い、指使いと表情で歌い上げた。この時の平手は弱冠17歳だったが、すでに「大人の女優平手友梨奈」の様相を呈していた。

 と思いきや、この後のVTRではメイク中、前髪をピンで留め、女性スタッフにもちもちのほっぺたを両手でむにむにと引っ張られ、何故か「にへぁあ」と嬉しそうに笑う平手……いや、“ばぶ(赤ちゃん扱いされる平手の愛称)”の姿が唐突に映し出された。

 このスタッフは恐らく、平手がたびたびクソガキぶりを発揮しては怒られると嬉しそうに報告してきたMao氏だろう。力強い楽曲では鋭い眼力でSっぽく見える平手だが、わりと強めに叱ってくるMao氏に対してはとってもM。そして、イケメンからオトナの女になったかと思えば、突然、ばぶ。

 そんなギャップの凄まじさに「アニラ大阪で平手推しは2度昇天する」と騒がれた。この2つのVTRだけでも映像作品化すれば、間違いなく、めちゃくちゃ売れるはずだ。

坂道AKB「誰のことを一番愛してる?」を欅坂46ver.で披露

 10曲目は、歴代欅坂46衣装をそれぞれ身にまとったメンバーたちによる「誰のことを一番愛してる?」。この曲は17年3月、AKB48の47thシングルカップリングのためにグループの垣根を越えて結成されたユニット「坂道AKB」の楽曲だ。名だたる先輩グループエース級のメンバーが揃う中、最年少かつアイドル歴も一番短い平手がセンターに抜擢され、ただならぬオーラで圧倒的センター感を放ち、先輩グループのファンをもうならせた。

 そして、3周年アニラの舞台で欅坂46バージョンとして満を持して2度目の披露。各メンバーが歴代欅坂46の衣装を着用し、楽曲を完全に欅坂46のものとしたセンターには、もちろん、平手がいた。彼女は、秋元康系アイドルではデビュー1年目にして初のNHK紅白歌合戦出場(2016年)を果たした際の衣装を身にまとい、凄まじい皇帝感が漂っていた。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ
「あんぱん」戦場での緊迫シーンにホッ。嵩(北村匠海)らの“偶然の再会”、まるでドラマみたい…は禁句です
 小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ
【話題】岸田文雄氏、“元総理系YouTuber”がトレンド入り「辞めてからのほうが楽しそうだな」「なんか複雑」賛否の声
 Xはじめ、さまざまなSNSで発信活動を行っている第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄元首相。6月12日に岸田元首相...