潮時?コロナ禍の不倫カップルの現状&男性の本気度チェック

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-05-03 07:17
投稿日:2020-04-29 06:00
 新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから、世の中が一変。それは、不倫カップルの関係にも影響しているようです。この機会に不倫相手との関係を精算しようか迷っている方に、相手の気持ちを確かめる見極めポイントをご紹介します。

破局?継続? コロナ自粛の今、不倫カップルはどうしてる?

 緊急事態宣言からのコロナ自粛……。普段の外出でさえしづらくなった今ですが、そんな中、ただでさえ大っぴらに会うことができない不倫カップルはどんな風に過ごしているのでしょうか?

コロナ破局! 別れる不倫カップルも多い

「濃厚接触者になってバレるのが嫌」「家族に与えるリスクが怖い」「仕事環境が変わって会いづらくなった」など、コロナが原因で別れる不倫カップルは多いようです。

 今回別れを切り出した方の多くは、不倫を“嗜好品のようなもの” だと思っていたのでしょう。何を言われてもやめなかったのに、重篤な病気になった途端にお酒やタバコをやめるような、いわば「あってもなくても良いもの」だったのかも。

 しかし、両方が同じ気持ちであればまだしも、たいてい別れを言い出すのは既婚者男性側。「いつか結婚しよう」「妻とは別れる」、そんな甘い言葉はどこへやら。相手の本性が分かって傷つきつつも、せいせいして前を向ける女性は案外多いのかもしれません。

なんだかんだで継続を選ぶ不倫カップルもいる

 コロナ禍の中、なんだかんだで継続を選ぶ不倫カップルもいます。そんな男女は、リモートワークになっているのにも関わらず、「出勤しなければならない」などと家族に嘘をつき、ホテルや車の中などで普段以上にデートに勤しんだり、「次に会える機会を楽しみにしよう」と、たびたび連絡を取り合って自粛期間を巧みに利用しているようです。

 また、自粛生活でパートナーとの時間が増えることに息苦しさを感じたり、あらためて関係修復は難しいことを痛感させられて、離婚を本格的に考え出す男性もいるようです。山崎世美子さんの記事、「家庭内の緊急事態宣言…もし夫の浮気が『本気』になったら?」の不倫カップルのように、人知れず「コロナ離婚」と向き合う夫婦も多いのかもしれません。

新規のコロナ不倫が増えているという噂も

 東日本大震災の後、なぜか不倫をする人の数が激増したそうですが、実はコロナ蔓延が始まってから新規のコロナ不倫が増えているという噂もあるようです。環境の変化による日々のストレス解消をしたい方、もともと夫婦仲がうまくいっていなかった方など、不倫に走る理由はさまざま。

 しかし、そういった男女に共通するのは、「自分たちはコロナにかからない」という根拠のない自信を持っていること。恋愛初期のドキドキは、コロナへの恐怖をも忘れさせてしまうのかもしれません。濃厚接触者として名前が挙がってしまう可能性もありますし、普段よりもバレるリスクが高くなっているというのに、おそろしいことです。

コロナ禍だから分かる不倫男性の本気度! 3つのポイント

 不確かな「不倫」という関係ですが、こんな非常事態だからこそ相手の気持ちが浮き彫りになります。そこで、不倫男性の本気度を確かめるポイントをまとめてみました。ここで潮時かどうか、ぜひ判断してください。

1. 会えなくても連絡がマメにくるかどうか

 刺激が欲しい、欲求不満を解消したいために不倫をする男性も多いですが、コロナ禍の今はそんなことを言っていられないのが現状。仕事や家庭環境の変化はもちろん、経済的なピンチを迎えている男性もいます。つまり今は、「遊んでいる余裕はない時」なのです。

「コロナ騒動が始まってから、相手からの連絡がなくなった」、残念ながらそんな場合は、遊びの不倫であった可能性が高いでしょう。逆に、「会えなくても連絡がマメにくる」という場合には、あなたの存在を変わらず大切に思っていたり、少なからず今後も継続していきたいという男性の気持ちの表れでしょう。(ただし、もともとマメな性格である可能性も。そこは冷静に判断する目が必要です)

2. 家庭状況を教えてくれる

 男性がリモートワークになったなど、仕事環境が大きく変わってしまい、これまでのように気軽に連絡を取りづらくなった不倫カップルは多いでしょう。不倫男性を本気で好きであればあるほど、相手が家族と過ごしている時間を想像して落ち込んでしまう女性は多いはず。

 実際、「妻との仲は冷え切っている」なんて言っていた男性が、コロナを機に「妻ともう一度向き合ってみよう」と思うケースもあるようです。

 しかし、そんな女性の気持ちを思いやり、家庭状況を教えてくれるかどうか、「不安にさせない」という強い気持ちを見せてくれるかは、関係に見切りをつける大きな判断材料になるはずです。

3. あなたやあなたの周りの安全を考えてくれる

 上記でお伝えしましたが、この機会に不倫を始める方は、「コロナにかかるはずもない」とタカをくくっているのが現実。不安や恐怖を感じている時に恋愛が盛り上がる“吊り橋効果”ではないですが、「こんな機会もないから」と、甘い言葉で誘われている女性も少なくないでしょう。

 しかし、本気で不倫相手のことを愛している男性であれば、あなたやあなたの周りの安全を考えて、「敢えて会わない」ことを選択肢に入れてくれるはず。思いやりのある方かどうか、そもそも、こんな時期に家族を差し置いて不倫を始めようとする男性で良いのかどうか、今一度、確認するポイントでしょう。

不倫をやめるなら今! コロナ禍だからこそ彼の態度を見極めて

 世界中が大パニックの今、「不倫なんてしていて良いのか?」と自問自答している女性は多いかもしれません。でも、それは男性も同じ。「コロナを機に不倫をやめよう」と考える方も大勢いるはずです。

 今まで、「いつか」という男性の気持ちを信じてきたのであれば、この機会に冷静になって彼の態度を見てみましょう。少しでも心がざわつくようであれば、それは黄信号! いったん足を止めてみた方が良いです。

 自粛中で簡単に会えないからこそ、思いを封印! 自分磨きをして、次の恋に備えるのもありですよね。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


うちの奥さんピアスしないからって何? 不倫をやめるきっかけLINE3選
 不倫に溺れると、確率は低いと分かっていても「いつかは私が彼の妻に……」とどこかで期待してしまいますよね。でも、明るい未...
恋バナ調査隊 2023-08-27 06:00 ラブ
婚約破棄、自己犠牲、嫉妬…「恋愛に燃え尽きた」心を立て直す3つの方法
 仕事や恋愛に対して、ある日突然プツンと心の糸が切れてしまう「燃え尽き症候群」をご存知ですか? 今回は恋愛で燃え尽きてし...
恋バナ調査隊 2023-08-27 06:00 ラブ
犬を飼うと結婚できない説は古い 視野を広くし良縁を手繰り寄せる!
 独身生活をしていると、寂しさが身に沁みる夜だってあります。孤独な心を癒すために「犬を飼いたい!」「でも、犬を飼うと結婚...
恋バナ調査隊 2023-08-26 06:00 ラブ
たった一度のデートでも蛙化現象? 女性が冷めるポイントと対処法3選
 せっかくデートまで漕ぎ付けたのに、「こんな人だったなんて……」と気持ちが冷めてしまうことがあります。「こんなことで冷め...
恋バナ調査隊 2023-08-26 06:00 ラブ
「コロナ前の“俺スタイル”だけど?」口うるさい妻との不仲に達観する男
「冷酷と激情のあいだvol.157〜女性編〜」では、夫・ジュンジさん(41歳・仮名)の金遣いに悩む啓子さん(39歳・仮名...
並木まき 2023-08-26 06:00 ラブ
飲み代だけで月4万円! 赤字なのに危機感がなさすぎる夫に震える39歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-26 06:00 ラブ
「今のおまえ20点」何様ですか?妻が震えるモラハラ夫の非情LINE3選
 結婚するまでは優しかった夫がモラハラ夫へと変貌したら、あなたはどこまで耐えられるでしょうか? モラハラ夫は一緒にいると...
恋バナ調査隊 2023-08-26 06:00 ラブ
1人で悩まないで!頼ってみてほしいセックスレス4つの相談先
 夫婦の悩みの中でも、1人で抱え込んでしまいやすいのが「セックスレス」についてです。  特に女性の場合は妊娠適齢期があ...
恋バナ調査隊 2023-08-25 06:00 ラブ
「髪型似合ってるね」ザ・褒め殺し!女を惑わせるあざとい男の特徴6つ
 たくさんの女性を引きつけて虜にしてしまうあざとい男、周りに1人や2人はいますよね。女性の心を掴んで離さないあざとい男性...
恋バナ調査隊 2023-08-24 06:00 ラブ
愛しさよりうざいが優勢! 俺中心の「かまってちゃん夫」撃退テク3つ
 男性の中には、いつでも自分に注目してほしい「かまってちゃん」な人がいますよね。特にかまってちゃん言動が顕著になるのは、...
恋バナ調査隊 2023-08-24 06:00 ラブ
「長期的なガチ恋愛」を求めている男性と付き合う可能性を上げるテク
 気になる人ができた場合、恋愛上級者でない限り、何も考えずに行動すると失敗することが多いですよね。  せっかく好き...
若林杏樹 2023-08-23 06:00 ラブ
共働きなのに何で私担当!? 家庭で妻が我慢している4つの不満
 近年では、「男は稼ぎに出るから、女は家を守れ!」なんていうタイプの男性は少なくなりましたよね。実際に、男性側が育休を取...
恋バナ調査隊 2023-08-23 06:00 ラブ
セックスレス9年目、ChatGPTに相談したら6つのへぇ~な提案がきた
 最近話題のChatGPT。米OpenAI社が2022年にリリースしたテキスト生成AIのサービスです。  皆さんは...
豆木メイ 2023-08-22 06:00 ラブ
結婚どころか彼氏がいないのなぜ 30代独身女4つの特徴、足りないのは?
 30代も半ばに差し掛かったのに、結婚どころか彼氏すらできない……と焦っている女性も多いのでは? 今回は、30代になって...
恋バナ調査隊 2023-08-22 06:00 ラブ
お化け屋敷から1人で逃亡! 怖がり夫たちの驚愕エピソード集
 怖がりといえば、女性に多いイメージがありますよね。でも、意外と男性でも怖がりな人は多いものです。今回は、同じ怖がりでも...
恋バナ調査隊 2023-08-22 06:00 ラブ
意外にも結婚生活が幸せすぎる! 憧れの円満エピソードから学ぶ共通点
 婚姻率が下がりっぱなしだとか晩婚化だとか言われますが、愛する人と生きる日常ってやっぱり尊い! 今回は読むだけで幸せ夫婦...
恋バナ調査隊 2023-08-21 06:00 ラブ