過酷すぎ?AKB48・乃木坂46・欅坂46…恋愛禁止は必要なのか

こじらぶ ライター
更新日:2020-06-13 09:12
投稿日:2020-06-13 06:00

欅坂46と日向坂46のファンの意識は…

 また総選挙がある48Gや厳しい表題曲選抜争い(入れ替わり)がある乃木坂46と比べ、デビューから約4年の欅坂46と、約1年の日向坂46は現在まで発売されたすべてのシングルで「全員選抜」が続いていることもあり、彼女たちのファンは「メンバー全員で1つのグループ」という意識が高い。そのため恋愛禁止違反を起こしたメンバーが実質謹慎(休業)に入っても、戻って来て欲しいという声を多く見かけるようになった。

 さらに考えてみると、ジャニーズなど男性アイドルについては「未成年飲酒・喫煙をする、させる」、「成人と18歳未満の異性交遊」、「既婚者との交際」などの“社会のルール”違反には厳しく対処してきたが、健全な男女交際であれば、表向きにはおとがめなしとなることがほとんどだ。

女性アイドルの恋愛禁止は“村内ルール”

 それに比べると女性アイドルの恋愛は前述の通り“村内ルール”であるにも関わらず世間の風当たりが厳しい。男女平等が叫ばれる、というか当然になるべき昨今においてこんな不平等があってもよいのかとも思い始めた。

“アイドルサイボーグ”まゆゆの複雑な胸中

 前述の元AKB48渡辺は過度な重圧や叩きもあったが、それに加え完璧なアイドルで居続けようとしたことも起因してか体調不良により先日26歳で引退。渡辺は卒業発表後の17年に「Momm!!」(TBS系)で恋愛禁止を守ってきて良かったかと問われた際、「メンバーとしては良かったと思うけど、人としての大切な何かを失った」と答え、複雑な胸中を明かしていた。

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STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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