アラサーだけど…「結婚できない女」のあるあるな考え方3つ

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-07-15 06:00
投稿日:2020-07-15 06:00
 コロナによる経済不安や自粛による寂しさから、恋愛や結婚に関心の高まっている人も増えているのではないでしょうか。しかし、まだ気持ちやスタンスが追いついていないという人も多いはず。
 安定した恋愛や結婚がしたいと思ったものの、上手くいっていないという女性たちのケースを参考に、考え方を変えてみましょう。

ケース1:自立しすぎるあまり男性をバカにしてしまう

自分より優れた人しか好きになれない(写真:iStock)
自分より優れた人しか好きになれない (写真:iStock)

「私はここ5年ほど彼氏がいません。東京で一人でも生きていけるように馬車馬のように働いてきました。正直に言ってしまうと、私は仕事ができて、お酒の場でも気を使えて、体力があって。男性に頼らなくても大丈夫なくらい自立したんです。だから、仕事ができない男性、気がきかない男性、お酒に弱い男性をみると、だらしなく感じてしまいます。自分よりしっかりした人じゃないと尊敬できないんです」(30歳・フリーランス)

 しっかりした女性によく多いのがこのパターンですね。女性と男性の役割は違うのに、自分と同じ分野に優れていないと尊敬できなかったり、短所を愛せなかったり……。自分より優れた人しか認められなくなっている人がいます。

 安定した恋愛や結婚に必要なものは「支え合い」です。なので、全てがあなたより優れている必要はありません。自分とは違う長所を持つ人のことも認めてあげられたら、短所を埋め合える人と恋ができるかもしれないのに。

ケース2:失敗を重ねて求める条件が増えすぎてしまった

過去の経験から失敗を恐れすぎて…(写真:iStock)
過去の経験から失敗を恐れすぎて… (写真:iStock)

「今年で29歳の私。たくさん恋愛してたくさん失敗しました。かっこいいけどちゃらんぽらんなバンドマン、お金にだらしない古着屋店員、2番目の女にしかしてくれなかったベンチャー企業社長。失敗を経験に変えて、同じミスを繰り返さないような男を選びたいと思っていたら、理想とする条件が増えすぎて妥協できなくなりました。

 顔、年収、女性関係、ユーモア、交友関係、仕事内容……。どれも譲りたくないけど、全部持ってる人なんていない。誰も好きになれず困っています」(29歳・保育士)

 恋愛経験の多い人の方が陥りやすい穴ですね。今までいろんな人を見てきたからこそ、求める条件が増え、理想がどんどん高くなってしまっています。

 今までの失敗をすべて列挙するのではなく「今の自分に必要な要素」を考えてみるべきでしょう。そうすると「理想の男性」ではなく「自分に合う男性」が見えてくるはずです。

ケース3:「自分はモテる」という自信が強すぎる

いつだって自分が選ぶ側?(写真:iStock)
いつだって自分が選ぶ側? (写真:iStock)

「自分でいうのもなんですが、今までよくモテてきました。高学歴なハイスペ男子やモデル男子を落としてきたこともあって、自分に自信がある分、男性には妥協できません。私なら30代になった今でも問題なくモテると思っているので、早く安定はしたいけど、焦って変な男を捕まえるのもイヤ」(31歳・コンパニオン)

 20代でモテてきた人ほど、結婚できないというパターンもありますよね。自分に価値がなくなっていくことを憂いすぎるのも不健康ですが、若さという、今の日本での大きなポテンシャルが失われていくことは自覚しておかないと、20代と同じ理想を追い求めることも難しくはなってくるでしょう。

 モテた人は“自分が選ぶ側”という考えが強いかもしれませんが、恋愛や結婚は縁でもあるので、選ばれる必要があることも忘れてはいけません。

アラサーは「自信過剰こじらせ」が流行り病

 自分に自信がない人ほど早いうちに結婚します。その後の人生に自信が持てず、早めに見切りをつけて安定を求めるからです。

 その流れから外れて「早婚」を諦めたアラサー独女たちは、何かしら自分を納得させるだけの「自信」を持っている人が多いです。学歴があることや、外見がいいこと、モテたこと、年収があることなど……。

 それ自体はとてもいいことなのですが、自信をこじらせた上でアラサー、アラフォーになっていくと、自分の置かれた環境が変わっていくことに気づかず、そのまま「自信過剰」になっていってしまいます。男性からは「プライドが高く扱いづらい」と思われ、恋の機会も逃します。

 自信を持つことは大事なことですが、独りよがりになってしまわないように注意しましょう。

ミクニシオリ
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フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
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