9月開始の“マイナポイント”で確実に5000円をゲットする方法

神田つばき 作家・コラムニスト
更新日:2020-08-09 00:01
投稿日:2020-07-17 06:00
 9月から始まるマイナポイント事業、6月に終わったキャッシュレス還元とどうちがうのでしょうか?実はキャッシュレス還元以上におトクなのがマイナポイントなんです。満額ゲットするためには、ちょっとだけ準備が必要。7、8月にしっかりやっておきましょう♪

総額5000円分のポイント取得には3段階の準備が必要

 2020年9月から2021年3月末までのキャッシュレス・ショッピングかチャージで、最大5000円分のプレミアが付く「マイナポイント」。このキャンペーンの目的はキャッシュレス決済とマイナンバーカードを普及させることです。ポイントをもらう方法は、

1. マイナンバーカードを作る

2. スマホにマイナアプリをインストールし、マイナポイントを予約する

3. キャッシュレスサービスを1つだけ選んでマイナポイントを申し込む

 という3ステップになります。25000円の商品が20000円で買えるなんて、前代未聞の太っ腹キャンペーンですね。

今すぐやる準備とゆっくりやることを分けてポイントをフルGET

やること1. マイナンバーカードをGET

 申し込んでから交付までに、通常でも1カ月ほどかかるマイナンバーカード。まだ持っていない人は、証明書用の顔写真を用意、申込方法を選んで一日も早く申し込みましょう。

「通知カードを捨ててしまってナンバーがわからない!」という人も大丈夫、マイナンバーは住民票にも記載されているので心配ありません。

 交付通知書が届いたら、住民票がある市区町村の交付窓口に受け取りに行き、パスワードを決めて登録してもらいます。

やること2. スマホやPCからエントリー

 マイナンバーカードを用意したら、マイナポイントの予約をします。

 マイナポイント取得ナビの画面にしたがってマイキーIDの設定をするだけです。マイナンバーカードを持っていれば、今すぐスマホからエントリーできますよ。

 ここでよくあるつまずきは……

・マイナンバーカードがスマホのカメラで読み取れない

 iPhone11ではカメラの位置が左端のため、マイナンバーカードを本体の中央に置くと読み取れないことがあります。中央ではなく、カメラの真下に置くようにすればOKです。

 また、スマホカバーの厚みに遮られていることがあります。カバーを外して読み取れば確実です。

・マイナンバーカードのパスワードを間違えてロックされてしまった

 役所窓口でマイナンバーカードを受け取るときに設定するパスワードには、数字4桁のもの(利用者証明用電子証明書・住民基本台帳・券面事項入力補助用)と英数字6~16文字のもの(署名用電子証明書)があります。ここで使うのは数字4桁のほうです。

 3回間違えるとロックがかかってしまいますが、役所窓口にマイナンバーカードを持参すれば、その場でロック解除→再設定までできます。

 ここまでの準備を7~8月にしておけば安心です。

やること3. 決済サービスはゆっくり選ぶ

 マイナポイントが加算できるお店(サービス)は1つだけです。マイナポイント事業に参加している決済サービスの一覧をチェックして、1つ選んで申し込みます。

 選ぶポイントは、

1. 25000円以上の買い物予定がある人は、その商品が買えるサービスを選ぶ。

2. 日々のお買い物にこまごま使いたい人は、もっともよく使っているサービスを選んで、9月に入ってから25000円分チャージする。

3. マイナポイント期間に合わせてプラスのポイントを付与するサービスも続々!ぜひネットで情報チェックしてダブルにトクしましょう。「マイナポイント プラス特典」「マイナポイント プラス還元」で検索してみてください。

 今は一覧になくても、今後申込みが開始されるサービスもあります。マイナポイントの予約はあわてずゆっくりがいいでしょう。

そもそもマイナポイントはほんとにおトクなの?

  マイナポイントのもらえる上限は5000ポイント(5000円分)。「キャッシュレス還元には使用限度がなかったのに、少しケチくさくなった!」と感じてしまいそう……マイナポイントは本当におトクなのか、調べてみました。

 5000円のマイナポイントは25000円分のショッピングかチャージで付与されます。同じ額のポイントバックをキャッシュレス還元(5%または2%)で受け取るためには、10万円~25万円のお買い物をする必要がありました。

 つまり、マイナポイントはキャッシュレス還元の4~10倍おトクだということです。大きなお買い物に、日常のいつものお店に、使うシーンを選んで上手に利用しましょう。

神田つばき
記事一覧
作家・コラムニスト
離婚と子宮ガンをきっかけに“目がさめて”、女性に生まれたことの愉しみを探そうと緊縛写真のモデルとライターに。私小説「ゲスママ」、女性の悩みや疑問を解き明かすコラム「性に纏わるあれこれ」
イベント「東京女子エロ画祭」「親であること、毒になること」などの企画も。X

ライフスタイル 新着一覧


セックスは嗜好品ですか? 子宮頸がんサバイバーの性生活を語ります
 日本人の2人に1人が罹患するといわれる「がん」。  ひと昔前なら不治の病とされていましたが、今は早期発見と手術や...
2023-06-22 18:37 ライフスタイル
癒しの漫画/第50回「君のトモダチは、僕のトモダチ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
歯科矯正で“ハムカツNG”となり、人生の楽しみが半減 2023.6.3(土)
 46歳になって歯科矯正(表側のワイヤー矯正)をはじめた女の悲喜こもごも。わかっちゃいたけど、食事に“難あり”の日々を強...
「圧が強い人LINE」に見る“3大”特徴…もっと違う言い方あるよね?
 圧が強い人と会話していると、なんともいえない嫌な気持ちになりますよね。勝手に断定して話を進められたり、強い口調で上から...
外国に来たかと思ってしまう光景 2023.6.2(金)
 外国語を話す人々に囲まれて、まるでこちらが旅行に来た気分。  僕らの日常は、この人たちの目にどう映っているんだろ...
SNSに疲れてない? 心身を整える「デジタルデトックス」5つのコツ
 インスタ、Twitter、TikTok……SNSのチェックやUPが日常となった今、「スマホやパソコンが欠かせない」とい...
デキる女が徹する「人の噂話3原則」乗らない・広めない・わかんない
 みなさんは人の話を聞く時、どんなことに気をつけていますか? コミュニケーションのテクニックは色々とあるでしょうが、私は...
お父さんといっしょ♪ チビ“たまたま”の尊さにノックダウン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
トイレ行列を横目に「今だけ男ね!」おばちゃん最強と悟った瞬間5選
 親しみを込めて「おばちゃん」と呼ばれる人もいる中、一部の女性は「鋼(はがね)の最強メンタルな迷惑おばちゃん」に仕上がっ...
【保存版】梅雨のお楽しみ♪ アジサイの切り花を“愛で尽くす”テクニック
 アジサイの美しい季節がやってまいりました! 近年アジサイ品種の豊富さは、アジサイフリークにとって誠に悩ましく、毎年コレ...
さいきん梅雨が来るの早すぎじゃない? 2023.5.31(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
誰にも言えない癖8選 鼻をかんだティッシュをつい見ちゃう!
 誰にだって、癖のひとつやふたつあるはず。癖は無意識にやっているため、いまだに自分で気づいていないことがあるかもしれませ...
ドッグフードってウマそうじゃない? 巷で噂の3品を食べたら思いのほか…
「毎日の食事が身体の基本を作る」と巷ではいわれていますが、それはわんちゃんも同じこと。  最近では犬の健康を追及し...
2023-05-30 06:00 ライフスタイル
【マツキヨ】プライべートブランド日用品4選 2023.5.30(火)
 ドラッグストアで買い物してると、「matsukiyo」と記載された商品が増えてきたなと思う今日この頃。ご存知の方も多い...
茜色に染まる景色に心安らぐ 2023.5.29(月)
 たった数十分くらいの間に刻々と変化していく空の色。  茜色に染まる景色に心安らぐ。  日が落ちるまで眺めて...
節約とケチは紙一重? ここぞという時に後悔しないお金の使い方8選
 缶飲料に続いて、電気代まで値上げのニュース。止まらない値上がりラッシュに、「家計のどこを削ろう?」と試行錯誤している人...