更新日:2020-07-29 05:15
投稿日:2020-07-22 06:00
「やられた」と「やらかし」の違い
定期的に世間を賑わせる有名人の不倫劇。
この劇の嫌なところは、登場人物全員が「やられた」人間扱いされていること。
妻は夫に浮気をやられ、浮気相手の女は既婚男性にやられ、夫はマスコミにやられて世間にやられ。
特に、どちらかといえば不倫する側に共感する人生を送ってきた私としては、ここぞとばかりに叩かれる夫と、名もなき、あるいはこのことでキャリアを失っていく浮気相手の女性たちに勝手に心を痛める次第。
ただ中には、妻の立ち回りの如何によって、妻と夫が「やられた」から「やらかし」に格上げされる場合もあります。妻自身がカメラの前で、「夫がやらかしてすみません」と苦笑して頭を下げたり、マスコミの前には出ないけど叩かれる夫を支えている姿勢を貫いたり。
ご本人の感情も事情もいろいろあるでしょうけれど、血の匂いに群がるハイエナに傷なんて見せてはいけませんし、夫や浮気相手よりも、騒いでいる世間よりも一枚上手の賢さがあります。ほとぼりが冷めればこのスキャンダルをネタに笑いを取ったり。
そして自分たちを「やらかし」た側に置くことで、浮気相手ひとりを「やられた」側に持っていくこともできる。人間のハイエナも肉のひと切れまでは興味がないのですんなり幕が下りる。
ラブ 新着一覧
涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
ホストクラブのホストはイケメンが多く、髪型もファッションも最先端という人イメージです。それに加えて女性客を騙して貢がせ...
長引くコロナ禍……。おうちデートを続けていたけれど、「もう飽きた」とマンネリ化を感じているカップルも多いですよね。そこ...
まわりが結婚や出産をしていくのを横目に見て、20代の時は、「うらやまし〜!」と悔しがっていたはずなのに、結婚できないど...
長く付き合った彼氏に振られた時のショックは、計り知れませんよね。特に、結婚や出産の適齢期を意識している女性は、いろいろ...
「同じ年だから」と気が合い、交際、結婚に発展するカップルは少なくありません。同じ年となれば、育ってきた環境も似ているため...
はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。
家庭の事情はそれぞれあって、離...
「サイコパス気質な男性=危険な男性」という印象を持つ女性は多いでしょう。しかし、中にはサイコパス気質を見抜けずに恋愛に発...
せっかく付き合っているのに、いつも忙しくて会えない彼氏。さみしいけれど「わがままをいったら嫌われるかも……」と、なかな...
彼氏の友達に会うとなったら、気合いが入ってしまいますよね! 友達に会わせてくれるということは、それだけあなたへの気持ち...
なかなか会えない遠距離恋愛に対して、会おうと思えばいつでも会える近距離恋愛。これだけ聞くと、近いところに住んでいるほう...
誰にでも記憶から消し去りたい黒歴史があるものです。特に、恋愛に関することだと感情が高ぶってしまうこともあり、一段と恥ず...
浮気をした男性の言い訳で多いのが、「魔が差した」という理由。女性側からしたら、「理由になっていない!」と言いたくなって...
彼氏がいる人の中には、「ダメ男」と気づきながらも嫌いになれず、ズルズルと交際を続けてしまう人がいます。そんな人の多くは...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.80〜女性編〜」では、恋愛対象外の男性であるケイジさん(仮名・36歳男性)から、しつこく口説...