香りが苦手な人も ニューヨーカー直伝「パクチー」の食べ方

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-08-05 06:00
投稿日:2020-08-05 06:00
 アメリカ、特にニューヨークではメキシコ料理、ベトナム料理、中華料理が人気です。そして、それらの料理にはパクチーがよく使われています。中国では「シャンツァイ」、英語では「コリアンダー」、さらにアメリカでは「シラントロ」とも呼ばれ、アメリカのスーパーマーケットでは、1束約100円で購入することができる、多くの人におなじみのハーブです。
 でも「あのニオイが苦手で」という人も意外と多いですよね。そこで今回は、ニューヨークに長期滞在していた筆者が、アメリカ流のパクチーのニオイが気になりにくくなる食べ方をご紹介します。

パクチーは美容メリットが期待できる食べ物

 ニューヨークでパクチーの人気が高い理由は、ビタミンの宝庫かつ美容効果もありそうという栄養素にあるようです。具体的には、次のようなメリットが期待できますよ。

1. 胃痛・便秘を和らげる香り

 パクチーの独特な香りは、ゲラニオールをはじめ、リナロール、ボルネオールなどの精油成分によるものです。

 これらの香りには、胃腸の調子を整え消化を促進する働きがあり、胃もたれや胃痛の改善、便秘にも効果があります。

 医療費が高いニューヨークでは、健康に気を使いたい女性たちが、こんな理由からもパクチーを食べているケースも多いようです。

2. 粘膜の健康維持

 パクチーには、緑黄色野菜に多く含まれる“βカロテン”も豊富に含まれています。

 βカロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚、目の角膜や粘膜、口、鼻、のど、胃腸、肺、気管支、膀胱、子宮などを覆う“粘膜”を健康に保つ役割もありますよ。

においが気にならなくなる!? バジルドレッシングで食べるパクチーサラダ

 ところで、パクチーの香りが苦手な人ほど「パクチーを食べたいけれど、ニオイが…」となりますよね。なんとパクチーは「バジルソース」と合わせると、ニオが気になりにくくなるってご存じでしたか? ニューヨーカーの友人直伝の“バジルソースを使ったサラダ”の作り方をご紹介します。

 まずは「バジルソース」を作りましょう。作るのが面倒な人は、市販のバジルドレッシングやバジルソースを使っても、もちろん大丈夫ですよ!

【バジルドレッシングの作り方】

・市販のバジルソース 大さじ1~2
・ビネガーもしくはお酢 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1~2
・レモン汁 小さじ1
・クレイジーソルト 少々

 を用意し、混ぜる(順不同)。

「混ぜるだけ」なので、バジルソースはめちゃくちゃ簡単。

 忙しいニューヨーカー直伝だけあって、手間のかからないレシピですよね(笑)。

 そして、サラダで食べるときには、パクチーのほかにトマトなどお好みの野菜もたっぷり用意して、このバジルソースと和えれば完成です。

 パクチーは、バジルソースやビネガーと一緒に食べると、独特の香りを感じにくくなり、食べやすくなります。

 もちろん個人差はあると思いますが、パクチーの独特な香りが鼻につくのが気になっていた筆者は、ニューヨーカー直伝のこの食べ方によって、香りへの苦手意識を克服しました!

 サラダなら、火も使わないので暑い夏でもカンタンに作れますし、料理が苦手な人でも挑戦しやすいはず。「パクチーの香りが苦手」という人も、ぜひこの機会に試してみてくださいね。

<文・社〉時短美容協会所属/Kanna>

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