体の黒ずみは市販の専用クリームでケア♡メリット&選び方

コクハク編集部
更新日:2020-09-24 16:17
投稿日:2020-08-29 06:00
 脇、デリケートゾーン、肘、膝……など、体の黒ずみに悩む女性は多いでしょう。「ニベアやワセリン、重曹などで黒ずみが消える」という噂もありますが、実際のところあまり効果に期待できないという声も多く見かけます。
 そんな黒ずみの悩みにおすすめなのが、市販の専用クリーム! そこで今回は、黒ずみ専用クリームの効果やメカニズム、おすすめ市販品などをご紹介します。セルフケアで黒ずみを消したい方、必見ですよ♪

市販品でも効果あり? 黒ずみを消すクリームのメカニズム

 肌の黒ずみ改善のために開発された黒ずみ専用クリームですが、「本当に効果はあるの?」と思っている人も多いかもしれませんね。そこで、まずは黒ずみ専用クリームで黒ずみを消すメカニズムからチェックしてみましょう。

メラニン色素の生成を抑制する

 そもそも、肌の黒ずみの正体は「メラニンが蓄積してできた色素沈着」だと言われています。この「メラニン」とは、紫外線から肌を守るために生成される色素のこと。ただし、メラニン色素は紫外線だけでなく、肌にかかる圧力、間違ったスキンケアや下着による摩擦、乾燥や肌荒れによる炎症などの刺激によっても、生成・蓄積されてしまいます。

 黒ずみ専用クリームには、メラニン色素の生成や抑制にアプローチする成分が配合されているため、効果的に黒ずみに作用します。その結果、今ある黒ずみだけではなく、今後の黒ずみ予防にも期待できるのです。

肌のターンオーバーを促す

 紫外線や刺激によって生成される「メラニン色素」ですが、通常であれば肌のターンオーバー(新陳代謝)の力で自然に排出されるもの。しかし、乾燥やホルモンバランスの乱れなどによってターンオーバーが上手くいかないと、メラニン色素を含んだ角質がそのまま肌に蓄積されてしまい、黒ずみとなる場合があります。

 一般的な黒ずみ専用クリームには、ターンオーバーを促してメラニン色素を排出する成分が配合されています。さらに、保湿成分や美容成分、栄養成分なども含まれているため、総合的に肌を健康に導き、黒ずみができにくい肌を目指すサポートをしてくれるでしょう。

注目すべきは口コミ?成分?黒ずみ専用クリームの選び方3選

 黒ずみ専用クリームといっても、いろいろな種類がありますよね。何を基準に選んだらいいのか、3つのポイントを押さえておきましょう。

1. 成分で選ぶ

 黒ずみ専用クリームを選ぶ際に一番重要なのは、やはり成分でしょう。注目すべきは、「メラニンの生成抑制」「肌のターンオーバー促進」「高い保湿力」、この3つの働きを持つ成分が配合されているかどうかは外せないポイントです。

 メラニンの生成抑制ができる成分としては、厚生労働省が「美白有効成分」として認めているトラネキサム酸、ビタミンC誘導体、アルブチンなどが有名ですね。そのほか、肌のターンオーバーを促すアラントイン、コラーゲン、高い保湿力を持つヒアルロン酸などが配合されているかどうか、チェックしてみると良いでしょう。

2. 口コミで選ぶ

 黒ずみ専用クリームに限ったことではありませんが、化粧品を購入する時の参考になるのが、実際に使った人たちの口コミです。黒ずみ専用クリームは使い続けることで効果が出るものなので、クリームの香りや付け心地、コスパ面、効果の有無を事前に調べておくと安心ですよ。

 ただし、ものによっては過剰評価がされているものも……。良い口コミだけではなく、悪い口コミにこそ注目して、自分の肌質に合うかなどを見てみると良いですね。

3. 価格で選ぶ

 黒ずみ専用クリームを購入する場合には、価格も重要なポイント。塗ったからといってすぐに効果が出るというわけではないため、継続できる価格かどうか注目して選ぶことも大切です。

 中には、初回お試し価格になっていたり、全額返金保証がついているものもあります。肌に合うか心配な方は、そういった製品を選ぶとリスクを防げるでしょう。

手軽に購入できる!市販でおすすめの黒ずみ専用クリーム3つ

 次に、コクハク編集部おすすめの黒ずみ専用クリームをご紹介します。どれも実力派の王道の専用クリームですので、悩んでいる方はチェックしてみてくださいね。

黒ずみ対策クリーム「イビサクリーム」

◇商品名:薬用イビサクリーム
◇内容量:35g
◇有効成分:トラネキサム酸、グリチルリチン酸2K

薬用イビサクリーム」は、10,000人以上の女性のデリケートゾーン脱毛に携わってきたサロンが開発した、デリケートゾーン専用の美白クリーム。白い肌へのサポートとしてトラネキサム酸、美容成分としてグリチルリチン酸2Kを配合。

 もともとサロン専売品だったアイテムですが、「継続して使いたい!」 との声により商品化した人気のケアアイテムです。

公式サイトで詳細を見る

「Pule Pearl(ピューレパール) 」

◇商品名:「Pule Pearl(ピューレパール)」
◇内容量:60g
◇有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム、水溶性プラセンタ、トリプルセラミド

 「Pule Pearl(ピューレパール) 」は、脇をはじめとした全身の黒ずみケアに特化したクリーム。有効成分のプラセンタエキスやグリチルリチン酸ジカリウムが、古い角質による黒ずみにアプローチ。無添加処方のため、敏感肌の人でも安心して使用できます。

公式サイトで詳細を見る

「ホワイトラグジュアリー」

◇商品名:「ホワイトラグジュアリー」
◇内容量:25g
◇有効成分:ビタミンC
 
ホワイトラグジュアリー」は、体の黒ずみにアプローチする専用クリームです。

 3種類の美白成分ビタミンCに加え、ヒアルロン酸などの美容成分が9種類配合。独自処方で肌の奥深くまで浸透して、綺麗な肌色を目指せます。デリケートゾーンや乳首をはじめ、顔や脇、肘や膝など、全身に使えるのも魅力です。

公式サイトで詳細を見る

黒ずみ専用クリームを使う3つのメリット

 黒ずみ専用クリームには、メラニンの生成抑制&ターンオーバーを促す成分が配合されているとお伝えしましたが、そういった成分が配合されている化粧水などはたくさんあるはず。あえて、黒ずみ専用クリームを使う意味はあるのでしょうか? 効果やメリットについて、見ていきましょう。

1. デリケートゾーンは低刺激成分で優しく黒ずみ対策

 スキンケア用の美白化粧品などを黒ずみ対策に使用している方もいるようですが、美白成分の中には刺激を起こしやすいものもあるため、自己判断でむやみに塗るのは注意が必要。特に、皮膚が薄いデリケートゾーンは刺激に弱いため、しっかり成分を選ぶことが必須でしょう。

 その点、黒ずみ専用クリームは肌に優しい低刺激の成分でできているため、安全且つ効果的に黒ずみ対策を行うことができるのが大きなメリット。とはいえ、どんな製品でもパッチテストを行い、肌に合うかを確認してから使用した方が安心ですね。

2. 脇・VIOは臭いも一緒にケア

 黒ずみ専用クリームは、部位に特化した成分が配合されているのもメリットのひとつ。たとえば、蒸れやすく臭いが気になる脇やVIOなどの部位には、「臭いケア成分」が配合されている製品もあります。

 ひとつのクリームで複数の悩みを同時に解決できるのも、専用クリームの魅力だといえるでしょう。

3. 肘・膝は高い効果の保湿成分を配合

 肘・膝は体の中でも皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすい部位。肌の乾燥はターンオーバーを乱してしまう大きな要因となるため、保湿は黒ずみ対策には欠かせないケアです。

 肘・膝専用の黒ずみ専用クリームには、ほかの部位ではべたついてしまいそうな高い保湿力を持つ成分を配合しているものがあります。一般的なスキンケアアイテムよりもしっかり保湿してくれるため、黒ずみ改善に期待ができるでしょう。

早く黒ずみを消すなら「黒ずみ専用クリーム」が効果的♡

 気になる肌の黒ずみは何もしなければ当然消すことはできませんし、濃くなっていく一方。数年後の自分のため、今より悪化させないように少しずつでも黒ずみケアをしておきたいですよね。

 ぜひ、ご紹介した黒ずみ対策に特化した専用クリームで、黒ずみ知らずの肌を手に入れてくださいね♡

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


老け見えを至急回避! 40代が実践したい口角を上げる方法5つ
 どんなに美容に力を入れていても、年齢を重ねれば抗えない変化が出てきます。その一つが、下がってしまう口角! このせいで機...
“梨花シャンプー”の広告につられ購入したら 2023.3.2(木)
 40代半ば、白髪対策としてハイライトを入れています。ハイライトヘアは髪の毛をブリーチ剤で脱色させ、色素が抜けたところに...
お金よりアイデア? 自宅で「低コスト」スペシャルケア7選
 あなたは美容にいくらお金を使っていますか? 実は低コストでも簡単に自宅でできるスペシャルケアはたくさんあるのです。 ...
イラつくのなぜ? PMDD(月経前不快気分障害)を軽減するセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ノーブラで外出しちまった! 周囲バレを防ぐ対処法とグッズ
 朝寝坊した日や、忙しい日々を送っている時など、ついうっかりノーブラで外出してしまったことはありませんか? 出勤中や外出...
寝癖ヤバッ!ごまかす方法&防止策をマスターして優雅な朝を
 朝起きてひどい寝癖がついていると焦りますよね。ギリギリまで寝ていたら、寝癖直しに時間がかかって大ピンチに! そんなとき...
2023-02-28 06:00 ビューティー
40代の体はまだ軽くなる! 脱プチ不調・お守りアイテム3選
 アラフォーをすぎると、仕事を休むほどの不調ではなくても、なんとなくやる気が出なかったり頭が働かなかったり……と、ちょっ...
天然パーマを直すのは無理?頑固な癖毛を扱いやすくする3TEP
 地毛がくるんとカールしてしまう天然パーマに悩んでいる人は多いのではないでしょうか? 実際に、天然パーマだと「髪の毛がま...
在宅ワークで眉毛迷子に…流行りのアイブロウアイテムに刷新
 在宅ワークで、人に合わない日々を過ごして3年弱。オシャレの手を抜いて、服や化粧品を購入する機会も減っていました。が、こ...
世にいうおしゃれ更年期!? 去年の服が似合わない原因&5つの対処法
 衣替えをするのは大変ですが、「そうだ、これ買ったんだ!」なんて忘れていた洋服と再会することもあり、ちょっぴり楽しい時間...
不安定な生理や閉経前こそ月経カップ!基本的な使い方【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
非モテ認定待ったなし! 男に誤解されやすい地雷系メイク3選
「地雷系女子」とは、見た目は可愛いのに、性格が自分勝手で自己中心的だったり、情緒が不安定で感情をコントロールできなかった...
お腹がすいた、我慢無理!おすすめの「太りにくい夜食」4選
 仕事が遅くなってしまった時や、夜中に資格取得の勉強などをしている時、どうしても夜食が食べたくなってしまう時ってあります...
冬に毎日シャンプーするのはNG? 寒い季節の正しいヘアケア
 汗をかきやすい夏は、毎日シャンプーをしている人がほとんどでしょう。でも、「汗をかかず、乾燥しやすい冬にも毎日シャンプー...
尻のおできは踊り子の職業病?穴開きクッションの世話になる
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
40代の疲れ顔を解消!ケバくならない「お呼ばれメイク」ポイント7つ
 結婚式やお祝いなどお呼ばれの席では、服装や雰囲気に負けない華やかな「お呼ばれメイク」をしていきたいですよね。でも「お呼...