定時で帰るための方法6選&周りから嫌われないための心構え

コクハク編集部
更新日:2020-09-29 06:00
投稿日:2020-09-29 06:00
 毎日定時で帰る人を見ると「羨ましいな」と思う半面、「定時で帰るなんて、ちゃんと仕事をしているのだろうか?」と思う人も多いでしょう。いつからか、「定時で帰る=一生懸命仕事をしていない」という風潮になっているのは否めません。しかし、定時で帰ることは決して悪いことではありません。やるべきことさえやっていれば、定時で帰るのは当然のこと。そこで今回は、定時で帰るための方法と周りの人から嫌われないための心構えについてご紹介します。

仕事効率アップ! 定時で帰るための6つの方法!

残業、もうやめにしませんか?(写真:iStock)
残業、もうやめにしませんか? (写真:iStock)

「定時で帰る」というと、あまり良いイメージが湧かない方もいるかもしれませんね。でも、定時で帰れるということは、就業内にしっかりと仕事をこなしているということ。そこで、自然と仕事効率もアップする定時で帰るための方法をチェックしていきましょう。

1. デスク周りを整理整頓する

 仕事をスムーズにこなすためには、まずはデスク周りが片付いていることが大切。仕事を始めるたびに資料や文房具を探していては、無駄な時間を過ごすことになります。

 そのため、まずはデスク周りを使いやすいように整理整頓しましょう。資料などは分かりやすく分類して保管すれば、デスクがすっきりするだけでなく、仕事もスムーズに進められるでしょう。

2.「定時で帰ります」と周りに宣言

 職場によっては、"残業が当たり前"という雰囲気のところもあります。そんな環境だと、「定時で帰りにくい」と思う人が多いでしょう。

 しかし、定時で帰ろうと思うのであれば、コソコソせずに「今日は、定時で帰ります」と、周りに宣言しましょう。そうすれば、あなた自身帰りやすくなりますし、周りだって「そうなんだ」と納得するはずです。

3. 仕事の優先順位を考えて一日のスケジュールを組む

 就業内に仕事を終わらせるためには、どのように仕事を進めていくか、朝のうちにスケジュールを組んでおくことがおすすめです。

 抱えている仕事を把握して、納期などを考え、優先順位を決めましょう。こうして一日のスケジュールを組んでおけば、今日中に終わらせなければいけない仕事が後回しになることもありません。

4. 休憩を取ってメリハリをつける

 効率的に仕事を進めるためには、一つの仕事に集中して取り組むこと。それを叶えるためには、休憩を上手に取り入れながら、メリハリをつけて仕事をすることが必要です。

 中には、「時間がもったいない」と、休憩も取らず取り組む人もいますが、これでは集中力がもたず、かえって非効率になってしまいます。リフレッシュして頭がクリアになれば、良いアイディアも浮かびやすくなるでしょう。

5. キャパ以上の仕事は無理に引き受けない

 仕事を頼まれたら、断れない人もいます。強引に押し付けられてしまう人もいるでしょう。しかし、そんな状態を続けていては、いつまで経っても定時で帰ることができなくなってしまいます。

 自分のキャパ以上の仕事は、無理に引き受けないことも肝心。抱えきれなくなってしまえば、大きなトラブルを起こしてしまう恐れもありますから、「これ以上は無理です」と、しっかり伝えましょう。

6. 余裕ができた時こそ前倒しで仕事に取り組む

 仕事がスムーズに進んだら、休憩したくなるもの。「たまには、ゆっくり過ごそう」と思う人もいるでしょう。

 しかし、いつどんな急ぎの案件が入ってくるか分かりませんし、思わぬ体調不良が起きるかもしれません。前倒しできるものは早めに終わらせ、余裕を持って仕事に取り組みしょう。

定時で帰るのは悪いことじゃない! 周りから嫌われないための心構え

チームで協力してみるのも手(写真:iStock)
チームで協力してみるのも手 (写真:iStock)

 定時で帰るというと、後ろめたさを感じる人もいれば、周りの目が気になる人もいるはずです。しかし、定時で帰ることは悪いことではありませんし、周りから責められることでもありません。そこで、周りから嫌われないための心構えをご紹介します。

やるべきことはしっかりこなす

 毎日定時で帰ることをよく思われない人は、仕事をちゃんとこなせていないから。……ということは、やるべきことを就業内にしっかりと終わらせていれば、周りから文句を言われることはないのです。

 仕事を頑張っているイメージが強い「残業」ですが、逆を返せば、就業内に仕事を終わらせられなかったことの表れとも言えるでしょう。

 企業によっては、勤務時間内に仕事を終わらせていることが評価されることもあります。やるべきことはしっかりとこなして、堂々と帰れる状況を作りましょう。

意志を貫く

 周りの人が毎日残業をしていると、「定時で帰りにくい」と思うものです。しかし、やるべきことがあっての残業ではなく、雰囲気に合わせた残業は意味がありません。

 やるべき仕事を終えたのであれば、周りが残っていても意志を貫きましょう。これを繰り返していくことで、「無駄な残業はしない」というあなたの仕事スタイルは、周りに浸透するはずです。

定時で帰る方法が身につけて、仕事もプライベートも充実させよう!

空いた時間で新しい勉強に挑戦(写真:iStock)
空いた時間で新しい勉強に挑戦 (写真:iStock)

 定時で帰る方法が身につけば、ダラダラ仕事をしなくなり、仕事効率は上がります。プライベートの時間が増えれば身体も休めることができ、常に元気な状態で仕事をすることができるでしょう。さらに、プライベートも楽しむことができれば、生活にメリハリができ、充実感もアップします。このように、定時に帰ることで、良いサイクルが生まれていくのです。

 残業が当たり前になっている人は、ぜひこちらを参考に定時退社を目指してみませんか?

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


“たまたま”はいくつあるにゃ? 茶トラ軍団のおやつタイム
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
隅田川にかかる橋の上でしばらくの間立ち止まってみる
 隅田川にかかる橋の上でしばらくの間立ち止まってみる。  冷たい風がビュービューと吹き抜ける音を聴く。
かまととの由来はオンナと蒲鉾! 類義語にぶりっこ、はまちっこ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
夫婦別財布をやめたい! 断固拒否する夫を誘導する方法は?
 結婚後も夫婦別財布のままの家庭は少なくありません。夫婦別財布には、お金を自由に使える反面、貯金ができない、信頼できない...
昭和生まれの40女LINE、不適合にもほどがある?「おばさん構文」なのネ
 時代の流れは、移り変わりが激しいですよね。ファッションや食べ物、話し言葉だけでなく、現代ではLINEの送り方の流行りも...
我がスナック人気NO.1イケオジの回答 イライラMAX時に“凪”になるコツ
 まあまあの確率でお客さんのグチを書き連ねる私ですが、実はそれ以上にお客さんから人生の教訓を教えてもらっています。  ...
メンタル限界!子なし夫婦の帰省が憂鬱すぎる件、回避策は?
 子なし夫婦にとって、お正月や夏休みの長期休暇に実家に帰省するかどうかは悩みの種ですよね。なぜなら、子なし夫婦には実家に...
要警戒!「40代地雷女」の5大特徴 人の振り見て我が振り直せ
「地雷女」という言葉を耳にすると、地雷系ファッションをして歌〇伎町付近にたむろしているメンヘラな若い女性を思い浮かべるか...
一般家庭でも“お抱え占い師”がいる!占いを信じる台湾人、旅で試すなら?
 突然ですが、あなたは占い師のお告げって、信じてしまいますか?  2年ほど台湾に住んでいた筆者が、とてもびっくりし...
2024-03-14 06:00 ライフスタイル
「大きくなぁれ」ほわほわかわいい“たまたま”の成長を祈る
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
目からウロコ!白菜、大根、ブロッコリーも菜の花になるの?
 猫店長「さぶ」率いる愛すべき我がお花屋は、神奈川のカントリー風情たっぷりな立地にあります。  そんな土地柄なので、春...
「人はひとり」だからこそ「みんな」が楽しいんだろうね
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
シンママのお泊り出張事情 子どもの世話どうする問題に5つの選択肢
 夫がおらず、一人で働きながら子育てをするシンママ。でも、職種によっては、お泊まり出張が入ることもあります。そんな時、世...
初の顔出し告白!1日最高40万円稼ぐ 格闘技好きギャラ飲み女子の私生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
カメラマンの執念の1枚! 完璧な見返りポーズの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
上州の春、いいね。
 青空に染まり流れる利根川。  彼方には赤城山を望む。  まだまだ冷たい上州の春の空気の中、走る自転車はとて...