交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2020-10-28 18:28
投稿日:2020-10-27 06:00

幸せをつかむ女性の特徴 いい意味で「隙がある」とは?

 さとみさんですが、食事会で出会った再婚願望を持つ旦那様に、初デート時から「結婚を前提におつき合いを」と、猛アタックされたとのこと。男性から熱烈に好意を伝えられるなんて羨ましい! と思う女性も多いのでは。

 猛アタックされたのは、さとみさんが美人で旦那様好みだったということも、大きな因子だと思います。

 ですが筆者は、男性目線で接してみて気づきました。

 もし男性がアプローチした場合、さとみさん好みではなくても冷たくあしらわない、たおやかさ(態度や性質がしとやかで上品なさま)を纏(まと)っているような気がしたのです。

 言い換えると、いい意味で「隙がある」という印象です。さとみさんは、接客業で体得したのかもしれません。

隙がある女性」。プライベートで「隙がない」、「警戒心が強すぎる」、「フリーランスだから性格がキツそう」と言われ続けた筆者にとって、理想の女性です。

 ネットでさんざん調べましたが、確証を得られませんでした。そこで、筆者と同様の悩みを持つ女性向けに、さとみさんの特徴を記載しますと。

 つねに笑顔で、話すペースが相手にとって不快ではない程度にゆったりとしているのです。そして、決してこちらの話を遮りません。

 簡単なことですが、笑顔とゆったりと話すことはとても大切。たとえ電話でもこの2つを心がけると、口角が上がるため声が明るくなり、相手も話しやすくなります。

 仕事でも意識してみるといいかもしれません。以前、筆者が仕事相手と電話をしていたときのこと。相手が早口でまくし立てるため自身の意見を一切挟めず、無意識に息が上がってしまった経験があるからです。電話を切ったあとはヘビーな疲労感に襲われました……。

お互いの結婚の決め手が「ほぼ一致」

 さて、さとみさんご夫妻ですが。出会いからおよそ1カ月後に交際を開始。交際から約1年半後にゴールインしました。

 最初から結婚前提のおつき合いだったため、「これがプロポーズ!」というシチュエーションはなく、結婚式は挙げずにブライダル写真を撮影したのみとのこと。

 この、交際から入籍までの流れ、お互いの意見が一致していないと実現しないプランです。そこで、旦那様とさとみさんへ簡単に、「結婚の決め手を教えてください」とメールインタビューをしました。

旦那様の回答

1. 価値観が合うから。
2. 自分にないものを持っているから。
3. 料理がおいしいから。
4. 自立しているから。
   

さとみさんの回答

1. 価値観が合うから。
2. 自分にないものを持っているから。
3. 何かをしてあげたいと思える相手だったから。
4. 一緒にいて楽しいから。

 4項目中、2項目が完全に一致。実は3項目目も一致していますが、さとみさんは「お互いバツイチで、大人になってから再婚できたのがよかった」と話を続けます。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「僕を応援して!」とアピった20代イケメンが女性たちから総スカン。壮大な勘違いを見抜けますか?
「推し」に課金することが当たり前になってきたこの頃、その流れに便乗する人が出てきています。「自分を応援してほしい」という...
内藤みか 2025-02-13 06:00 ラブ
親の反対、相手の浮気…つらい選択をした男女が振り返る「好きなのに別れた理由」6選
「好きなのに別れた」という苦しい選択をした人たち。未練や後悔が残りそうな選択ですが、なぜそんなつらい決断をする必要があっ...
恋バナ調査隊 2025-02-13 06:00 ラブ
もう離れよう…「体目当て」の関係に気付いた5つの残酷な瞬間。異変や不安は見逃さないで
「彼は私の体だけが目当てなのかな…」、そんな不安を抱えている女性は必見! 似たような状況なら、残念ながらあなたの不安は的...
恋バナ調査隊 2025-02-11 06:00 ラブ
喧嘩中でもちょっと待った! 夫や彼氏…男のプライドをズタズタに傷つけるNGワード8選
 雄々しく見える「男のプライド」は、実はちょっとした言葉でも傷ついてしまうデリケートなもの…。でも、女性の中には無意識に...
恋バナ調査隊 2025-02-11 06:00 ラブ
職場バレンタインは“3つの先手”で揉め事回避!受け取った夫のチョコには不倫バレの証拠も?
 いよいよ、バレンタイン。好きな相手を想ってチョコレートを準備するのは楽しい一方で、職場でのバレンタインはぶっちゃけめん...
恋バナ調査隊 2025-02-10 17:10 ラブ
推し活も夜の娯楽も“色恋営業”がなくちゃ面白くない!? 51歳独女が実践する「傷付かない楽しみ方」
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。前回のコラムで私が実際に見た“色恋営業”の修羅場について...
mirae.(みれ) 2025-02-24 10:00 ラブ
「昔の僕は若かったなって感じですよ」愛のない結婚生活6年目、浮気相手との未来を語る34歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.232〜女性編〜」では、自ら懇願して結婚した夫の浮気に気付きつつ、自分が捨てられることに強い...
並木まき 2025-02-08 06:00 ラブ
「一か八か。避妊なしの一夜で授かり婚したのですが…」結婚生活の終焉を恐れるゆるキャリ38歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-08 06:00 ラブ
休日にLINEを送って失敗した3人の女。職場の男性へ“攻め”のお誘いしたのに盛大に誤爆…!
 職場の男性に片思いしている場合、休日にLINEを送って距離を縮めたいと思う人は多いはず。  でも、いざLINEを...
恋バナ調査隊 2025-02-08 06:00 ラブ
夫との子作り卒業。30代で性生活が無くなるのが不安です(38歳パート、2児のママ)
 38歳2児(10歳と8歳)のママです。週3回パートにでています。41歳の夫は会社員時代の職場の上司部下で、10年前に結...
植草美幸 2025-02-07 06:00 ラブ
アラフォー・アラフィフ世代のマチアプ恋愛。彼との関係が長続きする女性がやっている“単純”なこと
 せっかくマッチングアプリで知り合ったのに、実際に会ったら何を話したらいいのかわからなくて沈黙ばかりだった…。そんな経験...
内藤みか 2025-02-06 06:00 ラブ
“女の可愛い”に騙された男たち。「女性の可愛いは信じられない」発言につながる3つの原因は?
 男性と女性では、考え方や重要視しているポイントが違うことがあります。とくに男たちが声を揃えるのが「女の可愛いは当てにな...
恋バナ調査隊 2025-02-06 06:00 ラブ
不倫発覚で人生詰んだ女たちのドロドロLINE6選。え、わざと? 些細な匂わせでピンと来た!
 不倫をしている女性って「絶対にバレない」という謎の自信がある人が多いようですが、匂わせ発言や些細やりとりで不倫の事実が...
恋バナ調査隊 2025-02-05 06:00 ラブ
義実家嫌い界隈で注目される「死後離婚」のリアル。知っておきたいメリット&デメリットは?
 皆さんは「死後離婚」という言葉を聞いたことがありますか? 実は今、死後離婚を考える人が増えているというのです。今回は、...
恋バナ調査隊 2025-02-04 06:00 ラブ
墓場まで持っていく!「私だけの秘密」こそ夫婦円満の秘訣かもしれない
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
豆木メイ 2025-02-04 06:00 ラブ
「大人バレンタインのグルマン系香り術」【調香師が解説】貴女の脳を満たす甘い香りはどれ?
 女子にとって2月のイベントといえばバレンタインデー! 本命がいてもいなくても、チョコレートのような甘~い香りで気持ちを...
太田奈月 2025-02-04 06:00 ラブ