交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2020-10-28 18:28
投稿日:2020-10-27 06:00
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男女の事情を深堀りする「40代50代の大人婚」の連載です。

今の夫と46歳で再婚 どのように出会った?

case2-3.椎名さとみさん(仮名/50歳)


 前々回前回に続き、今回もお話を伺ったフリーアナウンサーの木佐彩子さん似の椎名さとみさん(仮名/50歳)は、46歳で4歳年上の男性と再婚しました。出会いの場所は?

大人婚の相手を見つける2つのキーワード

「男女ともに既婚者が混ざっている、食事会です。当時、私は再婚願望がなかったのですが恋人はほしいと思っていたので、友達に声をかけていたんです。『なにかあったら誘ってね』と。だから、『みんなで飲もうよ、遊ぼうよ』というゆるい会に誘ってもらえたのだと思います。既婚の友達には、『独身(男性)がいたら連れて行くね』と言われていましたが、その場はカップルが成立してもしなくても、どちらでもいい雰囲気。だからこそ彼も私も気負わず、その場をリラックスして楽しめました」

 たったこれだけのエピソードから、さとみさんは大事なことを2つ教えてくれました。

1.食事会という名の「合コン」ではなく、正式な「食事会」に呼ばれる回数を増やしてみては。

 さとみさんが呼ばれたのは、食事会という名の「合コン」ではなく、正式な「食事会」でした。大人婚を望む女性は、既婚の友人に頼んでみてはいかがでしょうか。

 当然ですが理性ある既婚者は、食事会で異性を口説かないのでライバルになりません。そして、心からあなたの幸せを願う心理的余裕を持っています。ですから、自信を持って紹介できない人をその場には呼びません。

 単なる食事会、あるいは飲み会は縁が広がるメリットもあります。筆者もさとみさんと同じ再婚ですが、今の夫と出会った場所は、仕事関係の飲み会でした。縁はどこでつながるかわからないという一例です。

2.「いい人がいたら紹介してね」ではなく「なにかあったら誘ってね」へ言い換えを。

なにかあったら誘ってね」は、さとみさんが友達に伝えていた言葉です。「いい人がいたら~」の「いい人」は、人により異なります。筆者の実体験でもありますが、頼まれた側は、「いい人」選びに頭を悩ませることも珍しくありません。「自分がセッティングした会でカップリングさせなければ……」と、プレッシャーすら感じてしまうこともあります。

 ところが、「なにかあったら~」だと、言われた側に圧はかかりません。

 むしろノリがいいと受け止め、気軽に誘えるようになります。友人には事前に、恋人がほしい、結婚を考えているなど気持ちを明かしておき、この言葉を伝えてみるといいかもしれません。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


37歳レス妻の孤独感「結婚3年目、夫と心が通じ合わない」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-05-14 06:00 ラブ
「他人が家にいる」恋愛結婚した妻に興味が湧かない夫の胸中
「冷酷と激情のあいだvol.90〜女性編〜」では、夫であるヒロムさんと心が通い合っていない虚しさに苦しむ妻・夏夜さん(仮...
並木まき 2022-05-14 06:00 ラブ
母性本能くすぐる男性にキュン♡ 演技か天然か見極めて落とす
 男性の中には、自然体なのになぜか母性本能をくすぐる言動をする人がいます。そんな男性に出会うと、心を掴まれてしまう女性も...
恋バナ調査隊 2022-05-13 06:00 ラブ
“性欲&食欲”忠実あれ!アラフォーの恋愛こそ食の好みも大事
 大人の恋愛の相性を考える時に大事だとされるのが「体の相性」と「食の好み」です。ただ、多くの女性は「体の相性が合わないの...
恋バナ調査隊 2022-05-12 06:00 ラブ
「積極的な女性が怖い」意中の彼が“そうそう苦”に陥る前に!
 好きな人ができた時、相手からのアプローチを待つ女性が多い反面、自分から積極的にアプローチする女性もいます。中には、なん...
恋バナ調査隊 2022-05-12 06:00 ラブ
「ネットの出会い」罠だらけ!? 信頼できる“SNS垢”の見極め方
 コロナ禍の際にマッチングアプリ以外に登録し、その後も継続して使っている人は少なくないようです。けれど会ったこともない相...
内藤みか 2022-05-12 06:00 ラブ
「お金を出さない彼氏」のトリセツ!“ヒモ男”を卒業させる法
 楽しみにしていた彼氏とのデートで、「お金がないから」とケチなデート内容にされたり、割り勘になったりすると、なんとなくも...
恋バナ調査隊 2022-05-11 06:00 ラブ
「結婚のメリットがわからない」と彼 意識改革“必勝”術あり〼
 パートナーとの関係は良好で自分は結婚したいけれど、相手に将来のことを聞いてみると「結婚のメリットがわからないから……」...
若林杏樹 2022-05-11 06:00 ラブ
「恋愛と結婚は別」ラブラブが続くとは思ってないけども…!
 若い頃はラブラブな結婚生活が続くと思っていた人が多いでしょう。でも、実際に結婚してみると厳しい現実を知ることになります...
恋バナ調査隊 2022-05-11 06:00 ラブ
男にモテる「大人女性」を考察 愛されたいなら流行追うな!
 精神的に大人な女性には、男性の心をわしづかみにする魅力がありますよね。でも、ただ年齢を重ねただけでは、「男性に好かれる...
恋バナ調査隊 2022-05-10 06:00 ラブ
シングルマザーへの助成金に根強い偏見…でも優しい人もいる
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
彼氏が耳触った、何なん!? スキンシップの場所で分かる心理
 彼氏が何気なくしてくるスキンシップ。触れられるだけで、とても幸せな気持ちになってしまいますよね。実は、そんなスキンシッ...
恋バナ調査隊 2022-05-09 06:00 ラブ
夫に冷めた! 離婚の2文字がちらつく…最優先ですべきこと
 どんなに理想の男性と結婚しても、何年も一緒に生活するうちに嫌になってしまうことがあります。中には、夫に対して「冷めた」...
恋バナ調査隊 2022-05-09 06:00 ラブ
モテる天然女子とモテない天然女子 決定的な違いと見極め方
「天然の女性は男子にモテる」と思っていませんか? でも実は、“天然”には2種類あるようなのです。そして、その種類によって...
恋バナ調査隊 2022-05-08 06:00 ラブ
【女性の浮気】結婚後に遊び始めた“元・非モテ女子”の勘違い
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「浮気」といえば一昔前まで男性がすることがほとんどというイメージでしたが、今...
山崎世美子 2022-05-07 06:00 ラブ
薄給夫に不倫疑惑!証拠隠滅&ノー自白に翻弄される43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-05-07 14:51 ラブ