「妻の母は毒親だった…」義母の過干渉に頭を抱える夫の苦悩

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-11-01 06:01
投稿日:2020-11-01 06:00

「妻は思考停止状態」

「だんだん僕に慣れてきたせいか、猫をかぶっていた義母の本性も見えてきました。

 お金に汚く、自分が主役じゃないと不機嫌になる女王様気質です。

 最近では、妻に家庭運営についてアレコレと指図しているみたいで、僕のお小遣いを月2万円から3,000円にまで減らされた上に、友達と遊びに行くのも妻から禁止令が出ました。

 さすがにひどいので、妻に抗議をすると『だって、ママにそうしろって言われたんだもん』の一点張り。 

 妻には、いろんなことをもうちょっと自分で考えてもらいたいのですが、義母の干渉が激しくなるのに比例して、思考停止状態になっているように見えますね」

 母親とのコンタクトが少ないときは穏やかな妻なのに、ひとたび母親とLINEや電話をすると、途端に“毒々しい女”に豹変するのだそうです。

「ぶっちゃけ、義母からの悪影響が凄まじいので、妻には母親と少し距離を置くようにお願いしているのですが……。親離れできていないところもあり、僕にそんなふうに言われるのが腑に落ちないようです。

このままではメンタルが…

 最近では、家に帰ると妻から喧嘩をふっかけられるだけでなく、仕事中にも感情に任せた文句のLINEを送ってくるようになり、ウンザリ。しかもその言い方が、まるで義母のコピーを見ているようなのです。

 おそらく僕が仕事に行っている間に、妻は義母と電話などで話し、そこで話していた義母の言葉をコピーするように僕に送ってきているのだと思います。

 これという解決策が見つからないまま、事態はどんどん悪くなっています。

 このままでは僕のメンタルが疲弊し、仕事にも悪影響が出るので、そろそろ喧嘩を覚悟で義母に僕からも抗議をしようかと思っていますが……。 

 そうすると、娘に『あんな夫とは離婚しなさい!』ってキレ出すのが目に見えているので、何かいい方法はないかと模索中です」

 妻であるKさんは、自分の母親の態度をどう捉えているのでしょうか。次回は、Kさんの抱いているホンネに迫ります。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【渋谷編・上】“いきなり恋人”からカジュアルに宗旨替え!
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-04-22 23:05 ラブ
男の褒め言葉「かわいい」は「ブスじゃない」と同義だった
 合コンなどの前情報では、女性が「かわいい子を連れていくね!」と言っても、信じない男性が多いと聞きます。「女の言う“かわ...
並木まき 2019-04-08 01:48 ラブ
なかなか恋愛モードに入れない干物女子は“匂い”から入ろう
「最後に付き合ったのいつだったっけ?」  ある調査では彼氏が現在いない女性のうち、なんと40%以上が5年以上彼氏が...
しめサバ子 2019-04-15 03:04 ラブ
40代が危険…“そこそこオバサン”に愛想尽かし離婚を望む男
 最近、立て続けに晴れ晴れとした顔で「離婚したんです」と打ち明けてきた40代男性たちと話す機会に恵まれました。  ...
並木まき 2019-04-09 06:28 ラブ
永久保存版 「意識高い系男子」とうまく付き合う5つの方法
 さて、なにかと話題の意識高い系男子。サイバー〇ージェントや、リク〇ートなどの“超一流企業”によく生息し、目線の高さ、将...
しめサバ子 2019-04-20 00:17 ラブ
30代からの恋愛…理想の男性に出会うためにすべきことは?
 働く女性が多くなった今、結婚年齢もどんどん上がり、アラサー、アラフォーでも婚活はこれから!という方は増えていると思いま...
しめサバ子 2019-04-06 03:25 ラブ
堕ちやすい罠…夫の浮気でメンタルを壊す妻がやっていること
「夫の浮気」が発覚したとき、うまく対処して被害を最小限に食い止められる妻と、立ち回り方を誤り、さらなる悲劇へと進む妻がい...
並木まき 2019-04-07 07:17 ラブ
婚活とは食べログ3.1くらいの隠れた名店を探すことである
 今回は、グルメのお店探しと婚活の共通点についてお話しさせていただきます。  新しいお店を探す時、すっかり定着した...
しめサバ子 2019-04-12 05:48 ラブ
恋愛中のLINE「既読スルー」が気にならなくなる3つの方法
 恋愛中の「既読スルー」って厄介なものですよね。自分が「?」を投げかけているのに返信が来ないと1日中もやもやしてしまった...
孔井嘉乃 2019-09-11 06:39 ラブ
結婚相談所で探すべきは…経営者好き女子にオススメの理由
 婚活の“最後の砦”といえば「結婚相談所」。男女ともに結婚願望が高まっている人が利用するため、成婚率は上がりますよね。 ...
しめサバ子 2019-03-31 05:53 ラブ
結婚すれば離婚も苦労 「疫病神でしかないダメ男」特徴3つ
 婚活を意識していらっしゃる読者のみなさまのなかには「もう、こうなったらダメ男でもいいから、とりあえずゴールインしちゃい...
並木まき 2019-03-28 06:12 ラブ
本気で理想の相手と結婚したい女性のための「SNS投稿術」
 皆さん、SNSを利用していまいすか? 今回はSNSを婚活にうまく活用するテクニックについてご紹介させていただきます。 ...
しめサバ子 2019-09-14 06:11 ラブ
合コンで口説いてきた男性…実は「友達の婚約者」だった話
 日夜、いたるところで繰り広げられている合コンにも、それぞれにドラマがあるものです。日本合コン協会の会長をしている私のと...
田中絵音 2019-09-10 06:44 ラブ
デート時に「クーポンを使う男性が好き」と言ってみる利点
 みなさま、デートでのクーポン論争はご存じでしょうか?  コトの発端は、みんな大好き「発言小町」。2012年に投稿...
しめサバ子 2019-09-09 14:07 ラブ
夫にするとケンカが絶えない男の微妙な“会話のクセ”3大NG
「あばたもえくぼ」「恋は盲目」とはよく言ったもので、恋愛中にはさほど気にならなかったことが、結婚後にはイライラの元凶にな...
並木まき 2019-09-10 09:27 ラブ
櫻井翔らハイブランドの巣 「慶應幼稚舎」男子の落とし方
 東京のハイスペック男子の代名詞ともなっている、慶應義塾幼稚舎。  嵐の櫻井翔をはじめ、品良く、育ちよく、お金持ち...
しめサバ子 2019-03-26 06:12 ラブ