くせ毛の原因&直す方法4選!憧れのストレートに近づこう♡

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-11-28 06:00
投稿日:2020-11-28 06:00
 くせ毛って、本当に頑固で嫌になりますよね。雨の日に広がってまとまらなかったり、うねって理想のヘアスタイルができなかったりと、半分諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、くせ毛の原因や直す方法をご紹介します! ぜひ、あなたのくせ毛に合った改善方法を試してみてくださいね!

【くせ毛の種類】あなたはどのタイプ?

 髪のくせ毛は、髪の主成分であるタンパク質の結合が歪んでいる状態です。そして、その歪みによって、くせ毛はいくつかの種類に分かれます。あなたのくせ毛は、どの状態に当てはまりますか?

波状毛(はじょうもう)

 日本人にもっとも多いのが、「波状毛」です。その名の通り、波のように髪の毛がうねっている状態です。雨や湿気の多い日には髪が広がりやすく、また、髪を濡らすとウェーブが強く出るのも特徴です。

連球毛(れんじゅもう)

 一見ストレートに見えますが、髪の内部が数珠状に太くなったり細くなったりしているくせ毛が、「連球毛」です。髪の太さにムラがあるため、細い部分で髪の毛が切れやすく、パーマやカラーにも弱いと言われています。

縮毛(しゅくもう)

 細かく縮れたくせ毛を「縮毛」と言います。アフロヘアをイメージするとわかりやすいかと思います。地肌に沿って伸びていて、癖がかなり強いタイプです。

【くせ毛の原因】先天的 or 後天的?

 くせ毛の原因には、先天的なものと後天的なものがあります。「小さい頃は直毛だったのにくせ毛になった」という人は、後天的な原因があるのかもしれません。さっそく、チェックしてみましょう!

1. 遺伝

 多くのくせ毛は、先天的な遺伝が原因になっているようです。くせ毛は優性遺伝で、親から引き継ぎやすいと言われています。ちなみに、遺伝を引き継ぐ確率は70〜90%程度もあるのだとか! また、両親でなくても何代か前の親族から、引き継がれることもあるようです。

2. ホルモンバランスの変化

 ホルモンバランスの変化で髪質が変わって、くせ毛になることがあります。たとえば、出産や加齢、過度なストレスなどが原因です。体内の女性ホルモンのバランスが変わると、頭皮の血行不良を引き起こしてしまい、髪が細くなったり、くせが強くなったりしてしまうのです。

 また、加齢によって体内の水分量が減ることや、頭皮がたるんできて毛穴が歪むこともくせ毛につながると言われています。

3. 頭皮の汚れや炎症

 髪のケアを怠っていると、頭皮の毛穴に皮脂汚れが溜まったり、それが原因で炎症を起こしてしまうことがあります。毛穴が炎症すると頭皮が硬くなって血行が悪くなり、髪に栄養が行き渡らずにくせ毛になることもあるそうです。

4. カラーリング&パーマのダメージ

 繰り返しカラーリングやパーマをしていると、髪内部のタンパク質が流れ出やすくなり、ひどく傷んだ毛の内部が「空洞化」の状態になってしまうことがあります。空洞化した髪の毛は乾燥しやすいため、髪の毛がうねりやすくなってしまいます。

【くせ毛を直す方法】ストレートヘアを手に入れよう!

 続いては、くせ毛を直す方法をご紹介します。くせ毛の強さによって、あなたに合った方法を選びましょう。

軽いくせ毛:髪を引っ張るようにドライヤーで乾かす

 洗髪後、髪の毛を乾かす際、くせ毛が伸びるように髪の毛を軽く引っ張りながら乾かしてみましょう。髪の毛は熱を与えると変形し、その状態のまま冷ますことにより、形状記憶させることができます。

 しっかり髪の毛を伸ばして熱を加えたら、髪が冷えるまで髪を引っ張ります。軽いくせ毛の人には有効な方法です。

軽いくせ毛:シャンプー&トリートメントを変える

 普段使っている、シャンプーやリンスの洗浄力を見直してみましょう。余分な油分まで洗い流して、髪がパサついていませんか?

 髪の毛は、油分があるほうがくせを抑えることができます。おすすめは、洗浄力のマイルドなアミノ酸シャンプー。必要な油分や潤いを残して洗うことができるため、くせ毛を扱いやすくなりますよ。

強いくせ毛:縮毛矯正をかける

 強いくせ毛の人は、縮毛矯正をかけるのも一つの方法。薬剤でタンパク質の結合を剥がし、熱で髪を伸ばしてから、再度タンパク質を結合させて髪の毛の形状を固定させるため、癖が強い人に有効です。

 最近では、ダメージが少なくナチュラルな仕上がりになる縮毛矯正も増えているので、美容師さんに相談してみましょう。

強いくせ毛:ストレートパーマをかける

 程よくくせを活かしながらストレートにしたい場合は、ストレートパーマをかけるのがおすすめです。縮毛矯正と違い、熱を使わず薬剤でまっすぐな髪の状態にしていく方法です。よりナチュラルな仕上がりになりますよ。

根本的にくせ毛は直せないので上手に付き合っていこう!

 現時点で、くせ毛を根本的に直す方法は開発されていません。そのため、あなたのくせ毛の強さに合わせて、適した改善方法を試すしかないのです。ドライヤーや普段のケアも含めて、くせ毛と上手に付き合っていきましょう。

 扱いにくいくせ毛ですが、くせを活かしながら上手な扱い方がわかれば、あなたのチャームポイントになるかもしれませんよ♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
アブラギッシュな40女がガチ愛用! 買ってよかったベタつきお助けアイテム3選
 今年の夏も暑かった! なんて、まだまだ振り返れないくらい9月に入っても暑いんですけど? 秋、仕事してくれよ…。9月半ば...
U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...