28歳で優良物件男とお見合いしたが、どうしても無理だった。

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2020-12-01 09:41
投稿日:2020-11-24 06:00

お見合い結婚と恋愛結婚の違いって?

 余談ですが、筆者の知人のご両親もお見合い結婚です。恋愛結婚率がお見合い結婚率を上回ったのは1960年代後半とのことなので、お見合い結婚がメジャーだった時代ですが、お2人はいまだにケンカらしいケンカをしたことがないそう。いつお会いしても仲睦まじく、「出会い方は関係ない。出会いは必然」と、しみじみと感じ入っています。

 仲人さんにお願いするのはハードルが高いという人は、知人の既婚者に紹介をお願いしてみてはいかがでしょうか。世話焼きおばさまでも、おじさまでも構いません。実際に筆者の周囲には、「この人、もったいない! 筆者が独身だったら(受け入れてもらえるかどうかは別として)絶対に狙う!(必ず夫のいる席で言います)」という男性が何人かいて、女性に紹介しました。

 紹介するのは、筆者がよく知っている人限定です。紹介を生業とはしていませんし、男女ともに知り合いだからこそ、自信を持って推せない人は紹介できないからです。

 さて、杏奈さんに話を戻しますと。2人目にお見合いをした男性から衝撃的な扱いを受けたとのこと。その真相とは――。

 次回に続きます。

今回の学び

1. 厚生労働省の発表によると、「不妊治療を巡っては、年齢が上がるにつれて妊娠する確率が下がり、流産の確率が上昇する。厚労省研究班の調査によると、不妊治療を受けた女性が出産できる確率は39歳で10.2%。42歳で3.7%、45歳で0.6%に低下するとされる」とのこと。「無理をしてまで子どもをつくらなくてもいいのではないか」と不妊治療をせず、自然妊娠でお子さんを授かった杏奈さんは、稀有なケースかも。

2. 女性がお断りする代表例である、「話がつまらない」は言い訳では? 深部はもっと別の部分にあるのではないか、自身に問うてみるべき。

3. 仲人さんを介したお見合いを視野に入れてみては。もしくは、既婚者から独身者を紹介してもらう方法もアリ

※シリーズタイトルの「確率8%」とは…5年に一度実施されている国勢調査の直近データを基に、2010年の45歳の未婚男女が5年後の2015年までに何%結婚できているかを算出したもの。「コクハク」は40代50代大人婚の"リアル"を物語る数字だと考えます。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


オタクと非オタの結婚は難しい? 我慢せずに夫婦円満になる心構えとコツ
 彼氏がオタクの場合、「結婚」を考えると不安を感じる人は多いようです。趣味にいくらお金を使うのか、家族を大切にしてくれる...
恋バナ調査隊 2023-11-12 06:00 ラブ
「妻よ腹をくくってくれ!」自分は無能だから…専業主夫を目論む中年男
「冷酷と激情のあいだvol.168〜女性編〜」では、職場の環境が変わり「うつ」っぽくなった夫を「養え」と義母に言われたこ...
並木まき 2023-11-11 06:00 ラブ
義母がタイマンで「あなたが息子を養って」40代バリキャリ女のもやもや
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-11-11 06:00 ラブ
一度の人生、どんな人と恋愛する?成長させてくれる男性はメリットだらけ
 恋愛しながら自分が人として成長できたらかなり有意義ですよね。たとえその恋愛が終わりを迎えたとしても、成長した自分に自信...
恋バナ調査隊 2023-11-11 06:00 ラブ
新山千春アプリ婚に淡い期待…典型的なエサに釣られない40女の自己防衛
 タレントの新山千春(42)が、交際中だった13歳下の一般男性(29)と再婚。7日放送の日本テレビ系バラエティー番組『踊...
アラサー男性が本音で告白! 恋愛する女性に求める6つのこと
 社会に出てバリバリ仕事をこなしているアラサー男性。そんな男性たちは、恋愛にどんな理想や欲を持っているのでしょうか? ...
恋バナ調査隊 2023-11-10 06:00 ラブ
「涙もろい」は永遠のモテテク! 男心をつかむ“自然風に見せる泣き方”は
「女の涙は武器になる」という言葉が昔から言い伝えられているように、女性の涙に心を奪われる男性は多いようです。  涙もろ...
恋バナ調査隊 2023-11-09 06:00 ラブ
久しぶりにできた彼氏に全然ドキドキできない理由と対処法
 みなさんは彼氏にドキドキやときめきを求めますか?  長い間彼氏ができなかった友人から「久しぶりに彼氏ができた」と...
若林杏樹 2023-11-08 06:00 ラブ
女性用風俗に興味大アリ!レスでも一歩が踏み出せない理由を詰めてみた
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  みなさんは「女性用風...
豆木メイ 2023-11-07 06:00 ラブ
貴女らしい“おフェロ”は?自宅時間&デートが充実するフェロモンジャッジ
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-11-07 06:00 ラブ
相性の良さだけじゃ続かない!円満夫婦が忘れない結婚生活で大事なこと
 離婚率が高いと言われている日本。実際に、結婚に対して悪いイメージを持つ人も少なくないようです。とはいえ、もしも結婚生活...
恋バナ調査隊 2023-11-07 06:00 ラブ
あぁ好きー! 看病、ツンデレ…彼とのお泊まりでキュン♡したエピ3選
 あなたは、お泊まりで彼にどんなことをされたらキュンとしますか?  普段見られない姿を見てときめいたり、甘い雰囲気にド...
恋バナ調査隊 2023-11-06 06:00 ラブ
賢い離婚の切り出し方は? 時間帯や場所など円満に別れるポイント6つ
 裏切りや日々の不満、性格や価値観の不一致などにより、離婚を決意し、別れて新しい人生を歩み出したいと考える人は多いですよ...
恋バナ調査隊 2023-11-06 06:00 ラブ
本当の戦いは合コン後に始まる!狙う彼・女友達“思惑入り乱れ”LINE3発
 合コンが終わった後、裏で皆がどんなLINEをしているか気になりませんか? 同じ男性狙いの友達を牽制したり、気になる男性...
恋バナ調査隊 2023-11-05 06:00 ラブ
どうぞどうぞ!夫の浮気が気にならない妻たち 発狂だけが仕打ちではない
 もし夫が浮気していたら、あなたは冷静でいられますか? 「懲らしめたい」「離婚だ!」と、怒り狂う女性が大半でしょう。 ...
恋バナ調査隊 2023-11-05 06:00 ラブ
“コロナ禍明け”の結婚式どうする? 4つの選択肢と特に注意する点
 長いコロナ自粛期間が明けて、ブライダル業界もだんだんと黒字に戻りつつあるようです。とはいえ、コロナ禍と結婚時期がかぶっ...
恋バナ調査隊 2023-11-05 06:00 ラブ