白石麻衣の後継者!?櫻坂46田村保乃がジワジワと愛される訳

こじらぶ ライター
更新日:2020-12-05 06:00
投稿日:2020-12-05 06:00

“そこ曲がったら櫻坂”の田村保乃に称賛の嵐

 今月9日に欅坂46から改名後、初のシングル「Nobody’s Fault」をリリースする櫻坂46。そんな彼女たちの冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京)の、先月29日深夜放送回で2期生・田村保乃(22)がとったある行動にファンから称賛の声があがった。

 同番組では「櫻坂46 1stシングルヒット祈願」と題し、グループを代表した8人のメンバーが「修行登山」に挑戦。途中行く手を阻むような急流を渡る際、想定より多い水量に急遽、足元を滑らせないよう全員が靴を脱ぎ裸足で水中を渡渉することになった。水温わずか5℃で足場はゴツゴツとした岩だらけ。トップバッターの田村は「ヤバイヤバイ。足に何が当たっても痛い!」と冷たさと痛みに耐えながらも渡り切った。

 2番手は1stシングル表題曲でセンターを務める森田ひかる(19)。「ヤバイ。ちょっと本当にヤバイ」と悲痛の声をあげながらなんとか渡り切ったが、辿り着いたその場所も岩だらけなためか、番組スタッフに「座れないです。痛い…」とこぼした。すると先に平らな岩場で座っていた田村が即座に「保乃がどく。保乃がどくよ!」と、自身もまだ身体を休めたいであろう中、森田に場所を譲ろうと靴を履き始めるシーンが映し出された。

 同じ2期生ながら年下の森田を気遣ったこの田村の言動に「保乃ちゃんやばい、性格イケメンすぎる」「人の為に動けるって本当に偉い」「ほののお姉さん感すごい」とネット上のファンから称賛の声が相次いだのだ。

白石麻衣と田村保乃の共通点とは?

 この田村のお姉さん的な配慮を見て、筆者が田村に以前より感じていた“白石麻衣”感が改めて思い起こされた。乃木坂46と欅坂46(現・櫻坂46)、グループこそ違うが白石、田村共に19歳でオーディションに合格。アイドル活動開始時点で完成された美貌、それにおごることのない握手会での全力神対応も共通していた。

 両手で引き寄せられた顔元の圧倒的透明感に、愛嬌ある笑顔での受け答えが最初期からすでにプロフェッショナル。どちらも「最初からこんなにパーフェクトにできちゃう人いるんだ……!」と思わせてくれた。

 清楚系美人に見えて、意外にも白石はソフトボール部、田村はバレーボール部出身と体育会系であることも共通点だ。白石が162㎝で女性ファッション誌「Ray」の専属モデルをしていたのに対し、田村もほぼ同じ163㎝で、オーディション時に審査員として参加していた同誌から「Ray賞」を獲得し、後に同誌に登場している。

平手友梨奈脱退前の“濃厚な半年間”

 グループが違うため深い交流こそないが、田村が欅坂46に加入したての18年、乃木坂46・秋元真夏(27)のブログに「突然の保乃ちゃん かわいいの~♪」との文章が添えられ投稿された画像には、白石も満面の笑みで映り込んでいた。田村も秋元、白石に名前を覚えられていたことにとても感激していた(「Ray web」2019年2月25日配信)。

 田村の人柄の良さと愛されぶりは平手友梨奈(19)と欅坂46脱退前のわずか半年ほどで急接近した関係性でも感じ取れる。19年9月に行われた欅坂46初の東京ドーム公演で大事なパートを平手と分け合った田村。この際に後輩の田村を平手がフォローしたことがきっかけで親密になったが、平手の心身が限界に達しようとしていた同年末の音楽特番ラッシュ時には、3年後輩ながら3歳年上でお姉さん的な包容力のある田村が平手にいつも肩を貸し歩く介助をしていた。

 特に「輝く!日本レコード大賞」(TBS系)では大賞発表時、欅坂46の待機席で1期生の主力メンバーが前方に固まっている中、平手は後方の2期生田村を頼るようにその横に着席。田村は全力パフォーマンス後にぐったりとしていた平手の手を自身の膝の上でしっかりと握り続けていた。観覧していたファンからは田村が平手の頭をヨシヨシして労をねぎらっている様もネット上で報告されていた。

こじらぶ
記事一覧
ライター
ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


視聴率苦戦だから失敗に物申す!山下智久と錦戸亮、5年ぶり民放作の意義
 山下智久(39)が主演を務める「ブルーモーメント」(フジテレビ系)、錦戸亮(39)がキーマンとして出演する「Re:リベ...
こじらぶ 2024-05-25 06:00 エンタメ
「おいしいものは一緒に」出征前の河原デート。はて?初回を思い出すと…
 寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。  今年は高...
桧山珠美 2024-05-24 15:30 エンタメ
優三の優しさシャワー全開!寅子のゴロゴロ床入り作戦も大成功だった神回
 昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中...
桧山珠美 2024-05-21 15:30 エンタメ
朝ドラヒロインは「大日本国防婦人会」と揉めるのがお約束
 結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護の依頼も来るようになり順調な日々を送る。  ある日、手伝いとして働くよね(土居志央...
桧山珠美 2024-05-20 15:30 エンタメ
角界一の美容力士・翔猿らが明かした脱毛&モテ事情、全力で推したいのは
 圧倒的な強さと精神力、鍛え抜かれた筋肉美、昭和の名横綱“ウルフ”千代の富士、整った顔立ちと沸き立つ色気がたまらない“各...
「僕じゃ駄目かな」あすなろ白書のキムタクを想起、優三渾身のプロポーズ
 寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせて欲しいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
事件はいつも「あの階段」で起こる! 岩ちゃん演じる花岡もう婚約
 晴れて弁護士になったが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
炎上芸人・粗品は松本人志にビビってない!キンプリへの暴言も計算済み?
 2018年にコンビとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンとなり、2019年にピン芸人として『R-1ぐ...
堺屋大地 2024-05-15 06:00 エンタメ
「握手」の演出に伏線?寅子と花岡は友情の証、優三のそれとは真逆だった
 寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたの...
桧山珠美 2024-05-14 16:00 エンタメ
あぶ刑事ヒットならドラマ化も?柴田恭兵の“枯れた老人”は世を忍ぶ仮の姿
 先月までNHK-BSで放送していた「舟を編む~私、辞書つくります~」はなかなか素敵なドラマでした。  三浦しをん...
映画『広末涼子』(仮)の鳥羽氏は中盤キャラ?スキャンダル史まだ続く説
 昨年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、無期限の謹慎処分を受けていた広末涼子。その後、夫だったキャン...
堺屋大地 2024-05-11 06:00 エンタメ
花岡(岩ちゃん)、寅子に匂わせプロポーズ!?でも黄色いバラの花言葉は…
 とうとう合格した寅子(伊藤沙莉)、先輩の久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)。そして寅子と合格者が3人も出たことで、廃...
桧山珠美 2024-05-10 15:30 エンタメ
生田斗真“無痛おねだり”大炎上の後始末 羊水発言は“謹慎4カ月”だったが…
 俳優の生田斗真(39)が大炎上している。生田はインスタグラムのストーリーズで、ファンから質問に回答する企画で「今日で妊...
優三のいい人キャラさく裂!予告でヒヤリとした梅子の断崖絶壁シーンも〇
 涼子(桜井ユキ)と香淑(ハ・ヨンス)の思いを背負って、寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に挑むが、今度は梅子(平岩紙)...
桧山珠美 2024-05-09 16:30 エンタメ
『虎に翼』脚本家、アニメ界でなぜ高評価?朝ドラ人気の要因は公平な目線
 NHK連続テレビ小説『虎に翼』が好評だ。主人公は日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした猪爪寅子。彼女が投げかける疑...
竹もとで勉強する寅子たちは今時のノマド?法律事務所の初仕事はお茶入れ
 昭和13年春、明律大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)たち。寅子は雲野(塚地武雅)の法律事務所で働きながら高等試験合格を再び...
桧山珠美 2024-05-07 14:20 エンタメ