“そこ曲がったら櫻坂”の田村保乃に称賛の嵐
今月9日に欅坂46から改名後、初のシングル「Nobody’s Fault」をリリースする櫻坂46。そんな彼女たちの冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京)の、先月29日深夜放送回で2期生・田村保乃(22)がとったある行動にファンから称賛の声があがった。
同番組では「櫻坂46 1stシングルヒット祈願」と題し、グループを代表した8人のメンバーが「修行登山」に挑戦。途中行く手を阻むような急流を渡る際、想定より多い水量に急遽、足元を滑らせないよう全員が靴を脱ぎ裸足で水中を渡渉することになった。水温わずか5℃で足場はゴツゴツとした岩だらけ。トップバッターの田村は「ヤバイヤバイ。足に何が当たっても痛い!」と冷たさと痛みに耐えながらも渡り切った。
2番手は1stシングル表題曲でセンターを務める森田ひかる(19)。「ヤバイ。ちょっと本当にヤバイ」と悲痛の声をあげながらなんとか渡り切ったが、辿り着いたその場所も岩だらけなためか、番組スタッフに「座れないです。痛い…」とこぼした。すると先に平らな岩場で座っていた田村が即座に「保乃がどく。保乃がどくよ!」と、自身もまだ身体を休めたいであろう中、森田に場所を譲ろうと靴を履き始めるシーンが映し出された。
同じ2期生ながら年下の森田を気遣ったこの田村の言動に「保乃ちゃんやばい、性格イケメンすぎる」「人の為に動けるって本当に偉い」「ほののお姉さん感すごい」とネット上のファンから称賛の声が相次いだのだ。
白石麻衣と田村保乃の共通点とは?
この田村のお姉さん的な配慮を見て、筆者が田村に以前より感じていた“白石麻衣”感が改めて思い起こされた。乃木坂46と欅坂46(現・櫻坂46)、グループこそ違うが白石、田村共に19歳でオーディションに合格。アイドル活動開始時点で完成された美貌、それにおごることのない握手会での全力神対応も共通していた。
両手で引き寄せられた顔元の圧倒的透明感に、愛嬌ある笑顔での受け答えが最初期からすでにプロフェッショナル。どちらも「最初からこんなにパーフェクトにできちゃう人いるんだ……!」と思わせてくれた。
清楚系美人に見えて、意外にも白石はソフトボール部、田村はバレーボール部出身と体育会系であることも共通点だ。白石が162㎝で女性ファッション誌「Ray」の専属モデルをしていたのに対し、田村もほぼ同じ163㎝で、オーディション時に審査員として参加していた同誌から「Ray賞」を獲得し、後に同誌に登場している。
平手友梨奈脱退前の“濃厚な半年間”
グループが違うため深い交流こそないが、田村が欅坂46に加入したての18年、乃木坂46・秋元真夏(27)のブログに「突然の保乃ちゃん かわいいの~♪」との文章が添えられ投稿された画像には、白石も満面の笑みで映り込んでいた。田村も秋元、白石に名前を覚えられていたことにとても感激していた(「Ray web」2019年2月25日配信)。
田村の人柄の良さと愛されぶりは平手友梨奈(19)と欅坂46脱退前のわずか半年ほどで急接近した関係性でも感じ取れる。19年9月に行われた欅坂46初の東京ドーム公演で大事なパートを平手と分け合った田村。この際に後輩の田村を平手がフォローしたことがきっかけで親密になったが、平手の心身が限界に達しようとしていた同年末の音楽特番ラッシュ時には、3年後輩ながら3歳年上でお姉さん的な包容力のある田村が平手にいつも肩を貸し歩く介助をしていた。
特に「輝く!日本レコード大賞」(TBS系)では大賞発表時、欅坂46の待機席で1期生の主力メンバーが前方に固まっている中、平手は後方の2期生田村を頼るようにその横に着席。田村は全力パフォーマンス後にぐったりとしていた平手の手を自身の膝の上でしっかりと握り続けていた。観覧していたファンからは田村が平手の頭をヨシヨシして労をねぎらっている様もネット上で報告されていた。
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