女性官能作家が伝授する「男を虜にするフェラチオ」3選 #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-12-04 18:00
投稿日:2020-12-04 18:00
 もうすぐクリスマス。今から愛するパートナーとの熱い夜を待ちわびている女性も多いことでしょう。今回から数回にわたり「官能作家が教えるベッドテク」をお伝えしたいと思います。まずはフェラチオから。
 筆者は官能作家になる前、10年間六本木のクラブのママをしていましたが、その際「フェラチオが上手な女性を、男は離さない」という印象的な声が多かったのです。
 あくまでも酒席の話ですが、官能小説におけるフェラチオシーンも併せて、「口唇愛撫(フェラチオ)」の重要ポイントをお伝えしたいと思います。

1. フェラチオ中はアイコンタクトも意識して

目線をじっと絡めて(写真:iStock)
目線をじっと絡めて (写真:iStock)

「フェラの際、見つめられると興奮する」という男性は少なくありません。

 しかし、多くの女性が「視線を絡める」行為をあと回しにしています。

 もちろん、様々な理由があるでしょう。

 ペニスを咥えながら見つめあうのが恥ずかしいと目を伏せる女性もいるでしょうし、行為中は目をつむったほうが気持ちいいというかたもいらっしゃるはず。

 または、フェラチオをしながら視線を合わせようとすると、姿勢によっては首の後ろに痛みが走るという声を聞いたこともあります。そして、ペニスを頬張ったまま歪んだ顔を見られることは絶対にイヤと言う女心も理解できます。

 しかし、その羞恥や苦痛を少しだけ我慢して、視線を絡めてみてほしいのです。視線を絡めあうことで互いの興奮が増し、その後に待っているセックスがより情熱的になること請け合いです。

2. 陰嚢も優しく揉みしだいて

やさしく丁寧に…(写真:iStock)
やさしく丁寧に… (写真:iStock)

 フェラチオの際は、「陰嚢を刺激してあげること」もおススメです。

 肉棒を頬張りながら、手のひらで優しく握った陰嚢をお手玉のようにやわやわと揉みこねてあげると、男性の快楽がいちだんと増すのは筆者の経験からも明白です。

 ただ、陰嚢は大切な睾丸がおさまったデリケートな器官。

 あくまでも優しく扱うことが鉄則です。勃起を舐めしゃぶる際に垂れ落ちた唾液を潤滑油代わりに、なめらかに刺激してあげましょう。

 どの程度の力加減がいいか分からない際は、彼に「これくらいの強さがいい?」と訊いてもいいと思います。さらに刺激が欲しい彼なら「もっと強くてもいいかな」と言ってくれるでしょうし、逆の場合は「もっと優しいほうが感じるよ」と教えてくれるはずです。

 いずれにせよ、女性には無い器官ですから、パートナーの男性の好みに寄り添いながら、丁寧に愛でてあげて下さいね。

3. 「咥える体位」も意識する

パートナーの反応を観察しながら…(写真:iStock)
パートナーの反応を観察しながら… (写真:iStock)

 フェラチオと言っても、様々な体位がありますよね。

 私が官能小説に書くだけでも、「仁王立ちした彼の前にひざまずき、真正面から」「ベッドに仰向けになった彼の脚の間に這いつくばった状態で」「仰向けになった彼を真横から」など様々です。

 これらは私自身もしっかり試しています。

 また、鏡を置いて自分のフェラ顔が見えるように、などいくつかのパターンを用意しています。

昼は淑女のように、夜は娼婦のように」との言葉は決して大げさではなく、ペニスを咥えることなど想像できない女性が、自分の勃起を情熱的にしゃぶってくれる――男にとってこれほど興奮することはありません。

 セックスの前戯としてのフェラチオで男を骨抜きにして欲情を高め、挿入へと突入しましょう。

 ちなみに、彼を仰向けにした状態でのフェラの際は、乳房や股間を彼の太ももにこすりつけるのもベスト。落ちかかる髪で内ももをサワサワされると心地いいとの意見もありました。

 また、ペニスを頬張ったまま、腕を伸ばしてわき腹を撫でたり、乳首を摘まんであげると興奮に拍車がかかる殿方も多いです。

 筆者自身も「不意打ち」「ギャップ」「予想外の行為」を念頭に、パートナーの反応を観察しながら「今までで一番気持ちいい」と思ってもらえるフェラチオを堪能してもらうよう努めています。

 ◇  ◇  ◇

 以上3つをお伝えしましたが、ご自身で「これならできそう」と思うことからトライしてみて下さいね。

 次回も、女性官能作家ならではのフェラチオの技をお伝えします。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


今アツいのは立ち飲み屋? お酒大好き25歳OLもパパをゲット
 前回はギャラ飲みでパパをゲットした24歳の女性をご紹介しましたが、実は今パパ探しの場として、立ち飲み屋が要注目らしいの...
中山美里 2023-02-14 06:00 エロコク
クリバイブがウサギの耳のよう! 何度でもイっちゃいます♡
 バイブと一言でいってもいくつかのタイプに分けられますが、棒状の挿入部からクリバイブがにゅっと生えている形状は“ラビット...
桃子 2023-02-12 06:00 エロコク
人生初のLINEオナニーで絶頂…直後に送られてきた美乳写真#2
 今や出会いの主軸となったマッチングアプリ。男女の出会いのみならず「女性専用」「レズビアン」の出会いもあるという。 ...
蒼井凜花 2023-02-19 22:07 エロコク
2勝1敗!24歳フリーターがギャラ飲みでパパをゲットする秘密
 すっかり浸透した“ギャラ飲み”。男性にとっても「野郎ばかりじゃつまらない」とか「キャバ嬢より素人と飲みたい」ってときに...
中山美里 2023-02-07 06:00 エロコク
コスパ感も◎! 小さなボディに似つかわしくないハイパワー
 昨年から続く物価高。何もかもが値上がりしていて、お買い物に慎重になっている人は多いと思いますし、私もその例に漏れません...
桃子 2023-02-05 06:00 エロコク
ガテン系は好きでも…25歳の愛人女子がパパ候補を振ったワケ
 知り合いのオジサマから、こんな質問が。 「月2万円程度で愛人が持てるなんて夢のある話だよね。でも、女の子にしても...
中山美里 2023-01-31 06:00 エロコク
吸引系が革命的進化!Gスポットにアプローチするバイブが登場
 クリトリスに振動刺激を与えながら吸い上げる、いわゆる“吸引系”の登場は、ラブグッズ界にパラダイムシフトをもたらしたと思...
桃子 2023-01-29 06:00 エロコク
生身のペニスで円熟SEX…美熟女が気づいた本当の幸福 #5
 某ミセスコンテストのグランプリに輝いたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。  絶大な美しさを誇る...
蒼井凜花 2023-01-27 06:00 エロコク
お手当の値切りにため息…愛人関係はウィンウィンじゃないと
 長引く不況の影響で、最近「お手当を値切られる」という愛人希望の女性が少なからずいるそうで……。 「私は1回2万円...
中山美里 2023-01-24 06:00 エロコク
硬質な素材だからこそ! 振動がGスポットまでまっすぐ届く
 海外からの輸入バイブレーターが増えはじめた時期、私は「欧米のバイブって硬いなぁ」と思っていました。日本製はぷにぷにとし...
桃子 2023-01-22 06:00 エロコク
ED夫にはない鋭い勃起…再会した元カレの肉棒に貫かれる夜#4
 某ミセスコンテストのグランプリを手にしたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。  圧倒的な美を誇る...
蒼井凜花 2023-02-10 17:09 エロコク
夫の胃袋をつかむはずが…35歳主婦は料理教室で愛人をゲット
“夫婦円満の秘訣は夫の胃袋をつかむこと”というのは結婚式のスピーチの常套句ですが、今の時代、年齢にかかわらず料理下手な女...
中山美里 2023-01-17 06:00 エロコク
常連客が良パパに! 職場を失った26歳デリ嬢の一発逆転劇
 先日、久しぶりに吉原の某ソープランドを取材させていただいたんですが…コロナの影響で140軒あったお店が100軒以下にな...
中山美里 2024-01-15 18:02 エロコク
上級者もきっと満足! マルチユースの優秀バイブレーター
 ここ数年、マルチユースなラブグッズが増えています。ひとつあればいろんな使い方ができるので、「何を買えばいいかわからない...
桃子 2023-01-15 06:00 エロコク
ED夫の指ワザで2度のアクメ、人生初の挿入ナシで爆ぜる私 #3
 某ミセスコンテストのグランプリに輝いたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。  圧倒的な美を誇る「...
蒼井凜花 2023-01-20 11:24 エロコク
お手当は整形費用に…地味子だった26歳OLが尽き進む“愛人道”
 高級車やマンションまで買い与えられた昭和の愛人と比べると、もらえるお手当はスズメの涙というのが平成・令和の愛人事情。パ...
中山美里 2023-01-10 06:00 エロコク