平手友梨奈「ダンスの理由」MVコメ欄の異変にファン悲鳴の訳

こじらぶ ライター
更新日:2020-12-27 11:52
投稿日:2020-12-26 06:00

早くもMV再生回数は100万回突破!

 今月25日、平手友梨奈(19)がソロ初シングル「ダンスの理由」を配信リリースし、iTunesなど配信チャートで1位を記録した。それに先立ち、22日には「平手友梨奈」公式YouTubeチャンネルが新たに開設され、同曲MVが公開となった。すると即座にTwitter上で「平手友梨奈」、「#ダンスの理由」がトレンド入り。公開から2日間でMV再生回数100万回、チャンネル登録者数は12万人を突破した。

大量の外国語で埋め尽くされたコメント欄

 多くのファンを悲しみにくれさせた今年1月23日の脱退発表(通称「1.23事件」)後、正式な音楽活動をしないまま年を越すようなことはせず、ソロシングルリリースというメガトン級のクリスマスプレゼントを届けるあたりは何とも平手らしい粋な計らいだ。

 同曲MV公開後に最も驚かされたのは、8000件を超えるMVコメント欄が大量の外国語で埋め尽くされたことだ。多くは英語が占めるが、中国語、韓国語、スペイン語、タイ語、ロシア語、アラビア語なども散見される。

 その平手の海外ファンコメントの多さに日本のファンからは「友梨奈ちゃん海外進出しそう!」「こんなに海外の方に愛されているんだ」と喜びの声がネット上に溢れた。

 一方で「MVの凄さを共有したくてコメント欄見てるけど日本語のコメント探すのが大変だよ~」「外国語ばかりで読めない…」「日本人の方、いますか・・・?w」という嬉しい悲鳴まで上がっている。

日本でしか活動歴が無いのに…

 筆者はこの3年間、Twitterを通して募った24カ国、200名以上からなる欅坂46および平手の海外ファンコミュニティを運営してきた。ゆえにネット上に非常に多くの海外ファンがいることは把握していたつもりだ。しかし、平手のソロMV解禁後、圧倒的熱量と勢いで外国語が日本語のコメントを覆いつくすまでになるとは思ってもみなかった。平手は欅坂46時代を含めても日本でしか活動歴が無いのに、だ。

 MV自体は、荒廃した大地に民族衣装のようなものを身に纏った平手とプロダンサーたちが集結。孤独に苛まれた過去の自分の権化らしき“鹿”に扮したダンサーと対峙するも、分かり合い、最後は多くの仲間と激しくキレのある踊りを共に舞う。曲が持つ“孤独な人に寄り添う”というテーマを象徴的に表している。

「平手ちゃんダンスうますぎる…」

 共演ダンサー陣はダンスの世界大会を制覇したり、多くの有名アーティストのバックを務めるような一流のトッププロ。しかし、そんな彼らも自身のTwitterやInstagramで「泣きながら、叫びながら、限界を超えました」「今までに経験した事のない現場だった」と撮影の壮絶さを一様に語ると共に「平手ちゃんダンスうますぎる…」とも称賛した。

 特に印象的なのはダンサーの1人Koji氏が「まじで雄叫びしないと体が動かなかったからこんな怖い顔になっています笑。それだけ“ダンサー”、“表現者”として命を懸けた撮影でした」と綴りながらTwitterに投稿したMVからの画像。Koji氏含め両サイドにいる男性プロダンサー2人が自身を奮い立たせるような雄叫びを上げる中、平手は笑っている。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ
「あんぱん」戦場での緊迫シーンにホッ。嵩(北村匠海)らの“偶然の再会”、まるでドラマみたい…は禁句です
 小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ
【話題】岸田文雄氏、“元総理系YouTuber”がトレンド入り「辞めてからのほうが楽しそうだな」「なんか複雑」賛否の声
 Xはじめ、さまざまなSNSで発信活動を行っている第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄元首相。6月12日に岸田元首相...
『バチェラー6』第3話を正直レビュー! いまだ久次米さんのツボがわかりません。決め手は「LOVE」より「自然体」なのか? となると…
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第3話です。村岡さん、河地さ...
中村未来 2025-06-13 06:00 エンタメ
黒谷友香、50歳目前で感じる“服選び”の変化「ファッションは失敗してもいい」ステキでいられるコツとは?
 高校在学中から雑誌のファッションモデルとして活動を開始し、俳優に転身後、ドラマ『はみだし刑事情熱系』『ハンチョウ〜神南...
望月ふみ 2025-06-13 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第2話 正直レビュー。劇的なデート、私たちはこれが見たかった! でも黒澤さんは恋してる?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第2話です。  前回、...
中村未来 2025-06-12 14:53 エンタメ
「あんぱん」嵩(北村匠海)まさかのスピード出世! …で、階級“乙幹”ってなに?
 厩舎で居眠りしてしまったものの、神野(奥野瑛太)に頼まれた島(横田栄司)の取り計らいで受験できた嵩(北村匠海)は、乙種...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ