友人の“恋愛アドバイス”はどこまで聞く? 困った時の考え方

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-01-11 06:00
投稿日:2021-01-11 06:00
 アドバイスと言う名のダメ出しを食らったことってありませんか? 正しいことを言われているし、欠点は直すべきなんだろうけど、なぜかモヤモヤする……そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
 このマンガの主人公・リコちゃんは、新しい恋を見つけて幸せいっぱい! そのことを友人に報告したのですが……?

対等に聞いてくれる人を見極めて

 友人からの頼んでもいないアドバイスには、大きく分けて2通りパターンがあると思います。1つは、本気であなたのことを心配している場合。もう1つは、アドバイスをすることで心理的に優位に立ちたい場合です。

 後者の場合、おそらくアドバイスをしている本人には悪気がありません。大体があなたのために良かれと思って、善意からのアドバイスをしているのでしょう。しかし友人の思う正しさが、あなたにとっても正しいとは限りません。

 友人にアドバイスをされて腑に落ちない時は、そのアドバイスが本気の心配からきているものか相手本位のものか、見極める必要があります。もし複数人から強く同じアドバイスをされた場合は、よほど心配されているのかもしれません。その場合は友人と違うタイプの人に相談してみて、同じことを言われるかどうか確かめてみてもいいでしょう。

 また頼んでもいないアドバイスの場合、あなたの事情を知らずに正しさを押し付けられる場合もあります。事情を汲まずに一方的な価値観を押し付けるような関係は、対等な関係とは言い難いです。

 こうした事態を避けるため、悩んでいる時は同じような経験をした人に相談するのがおすすめです。例えば離婚のことで悩んでいるとき、多くの離婚経験者はきっと親身になってあなたの話を聞いてくれるでしょう。

 相談ごとは人を選びます。あなたの話を対等に聞いてくれる人を見極めて、助言をお願いしてみましょう。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。離婚した自分を受け止めてくれてまっすぐな想いを伝えてくれた同僚の柏原さんに、閉ざした心を開いてみようかなと決意したんです!友人たちにも祝福してほしかったのになぁ……。

ノラ
リコの高校時代からの友人。職場の求人にリコを推薦し、同じ社内の別部署で働いている。リコがまた傷つかないかと心配すぎて、ついお節介しちゃったけど……ただただリコのことが心配なんだよぉーー。

シンちゃん
リコの高校時代からの友人。2年前に離婚し、現在はフリーランスとして働きながら娘を育てている。離婚経験者だから、リコの気持ちもわかるんだけど……今回はちょっと心配みたい!?

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚相手に経済力を求めて何が悪い?失敗と成功の境界線は…
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-02-18 20:32 ラブ
なんで嫌がることするの…?共に暮らすために大切な基準とは
「私があんなに嫌がってたのに、全然やめてくれなかった……」そんなパートナーがいた経験、ありますか? もしくは今のパートナ...
七味さや 2021-02-09 06:01 ラブ
状況別“好きな人の忘れ方”!片思いの未練を断ち切るには?
 心がときめくような楽しい恋もあれば、胸が締め付けられるような切ない恋もありますよね。中には、なんらかの事情で「好きな人...
恋バナ調査隊 2021-02-07 06:00 ラブ
彼も男だったと再認識…浮気されて気付いた夫への愛情と後悔
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。長年連れ添うとお互い空気のような存在になってきます。  トキメキも薄れて相...
山崎世美子 2021-02-06 06:00 ラブ
信じていたのに…持病への理解がない夫と別居した妻の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-06 04:42 ラブ
別れたらみっともない…別居には応じるも離婚を拒む夫の主張
「冷酷と激情のあいだvol.30〜女性編〜」では、持病を理解されずに夫への別居を突きつけた妻・Yさんの決断をご紹介しまし...
並木まき 2021-02-06 04:41 ラブ
彼氏や女友達とは一味違う!男友達のメリット5つ&作るコツ
 男友達が多い女性というと、「男好きだ」「女同士の付き合いができないんだ」なんて、悪いイメージを持つ人もいるでしょう。し...
恋バナ調査隊 2021-02-05 06:00 ラブ
脈ありと思いきや…度量が小さい男から届くテンパりLINE3選
 すぐに「テンパる男」をパートナーに選んでしまうと、なにかと厄介です。テンパり癖がある男性は、たいした出来事が起きたわけ...
並木まき 2021-02-04 06:00 ラブ
それでも想いを伝えたい!緊急事態中のバレンタイン対策3つ
 片思いの彼にチョコを手渡したい。彼は受け取ってくれるかな、そんなドキドキと共にあるバレンタインデー。けれど今年のバレン...
内藤みか 2021-02-04 06:00 ラブ
彼って本当に運命の人なの? 将来を迷った時に考えたいこと
 運命の人って、存在するのでしょうか? 筆者も「この人こそ運命の人!」と思って結婚したものの、あえなく離婚。もしかして、...
七味さや 2021-02-08 11:48 ラブ
男性が恐れる“地雷女”って?外見&性格に見られる特徴9選
「地雷女」とは、“一見、可愛らしいのに、実際付き合ってみたら面倒な部分が見えてくる女性”のことを言います。地中に埋まって...
恋バナ調査隊 2021-02-03 06:00 ラブ
浮気性って治らないの?浮気されない女になるための行動とは
 私は「絶対に浮気しない男性」なんてこの世にはいないと思っているのですが、「浮気しなくなった男性」はいますよね。浮気性は...
若林杏樹 2021-02-03 06:00 ラブ
女がリードすべき?年下イケメン彼氏を開拓して分かったこと
 まだ学生や社会に出たばかりの女性にとって、年上の男性は社会経験豊富で自分の知らない世界を知っているため、素敵に映る存在...
田中絵音 2021-02-02 12:22 ラブ
LINEで呼び込む恋の始まり♡ 脈ありを匂わすモテテク7選
 気になる男性と、なかなか恋の始まりまで発展しないことってありますよね。実は男性側も「脈あり」だと確信できないと、なかな...
恋バナ調査隊 2021-02-02 06:01 ラブ
短所にばかり目が行っちゃう?相手の良さを再確認するために
 別れたパートナーの好きだったところと許せなかったところ、具体的に思い出せますか? もしくは今のパートナーに対して、長所...
七味さや 2021-02-01 06:00 ラブ
居心地が良い彼女になりたい♡ 6つの特徴&目指すポイント
 好きな人と交際に至ったら、「ずっと愛されていたい」と願うもの。そんな「手放したくない」と思わせる彼女になるためには、居...
恋バナ調査隊 2021-02-01 06:00 ラブ