顔痩せしたい! フェイスラインを引き締めて小顔にする方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-01-18 06:00
投稿日:2021-01-18 06:00
 体重や体型は変化していないのに、なぜか顔だけが大きく見える時ってありますよね。一体これは何が原因なのでしょうか? この記事では、フェイスラインが太く見える原因や、顔痩せの方法をご紹介します。

二重あごやエラ張りはなぜ起きる? 太く見える5つの原因

 二重顎やエラ張り、パンパンになった頬……。このように顔が太く見えてしまうのには、実はさまざまな原因があるんですよ。

1. 太ったことによる「脂肪」
2. 表情の癖や筋肉の衰えによる「たるみ」
3. 噛み締めによる筋肉の「凝りや張り」
4. 水分が顔に溜まってしまう「むくみ」
5. 生まれつきの「骨格」によるもの

「顔痩せしたい!」と思い立ったら、まず自分がどれに当てはまるのかをじっくり考えながら、原因に合ったアプローチをしていくことが大切です。

原因別! 悩みを解消する方法・顔痩せグッズなど

 それでは、フェイスラインのお悩みを解消する方法を、原因別にご紹介していきましょう。

1. 太って顔に「脂肪」がついてしまった場合

 フェイスラインがぷっくりしてしまう原因の1つが、「脂肪」。体が太ってしまったことで、顔にも同時に脂肪がついたパターンです。

 これを解消させるには「有酸素運動」を、生活の中に取り入れていくといいでしょう。食事のカロリーコントロールだけでは脂肪が落ちにくいので、ランニングや自転車、縄跳びなどの有酸素運動で基礎代謝を上げ、時間をかけて全身の脂肪を燃やしていきましょう。

2.表情の癖や筋肉の衰えで「たるみ」ができている場合

 デスクワークや単純作業などで一日中同じ表情が続くことや、加齢により筋力が落ちてしまうことで「たるみ」ができるのも、顔が大きく見える原因の1つ。気がついたら二重あごになっているのも、これが原因ですね。

 たるみを改善するには、顔の筋肉のトレーニングが有効。特に、顔中の筋肉を満遍なく使う「顔ヨガ」がおすすめです。顔全体を中心にギューッと集める動きや、反対にパアッとすべてを広げる動きなど、さまざまな動きを繰り返すことで使わない表情筋をフル活用できます。1日や2日では効果が得られにくいので、1カ月など長期間試してみましょう。

3.噛み締めにより筋肉が「凝る」「張る」場合

 意外に見落としがちなのが、筋肉の「凝りや張り」。ストレス続きで、知らず知らずのうちに歯を食いしばってしまっていませんか? 肩凝りで肩がパンパンになるように、噛み締めによって顎や頬の筋肉が凝ってしまう場合もあります。

 そんな時に試したいのは、「マッサージ」です。手をグーにして第二関節を使ってパンパンな箇所をグリグリ押していくと、凝りがほぐれやすくなります。また、口の中に親指を入れ、内側から頬の周りを押し上げるようにほぐすのも気持ちがいいですよ。マッサージ効果のある、美顔器を使用するのも良いでしょう。凝りが解消されると、フェイスラインがスッキリして見えるはずです。

4.水分が顔に溜まって「むくんでいる」場合

 デスクワークが続いた次の日、疲れとともに顔がパンパンになるような場合は、むくみが原因かも。手足が冷えている場合は、血行が悪くなっているサイン。皮膚の下に余分な水分が溜まって、顔にむくみが出ている可能性があるでしょう。

 このような場合は、血行やリンパの流れを良くすることが大切。お風呂に入る時は、浴槽にお湯を張ってゆっくり体を温めます。手先、足先、顔の周りなどを、揉み込むようにマッサージするのもいいですね。また、食事にカリウムを取り入れるのも、むくみ予防になります。アボカドやバナナを食事に取り入れてみましょう。

5.生まれつきの「骨格」によるものは改善が難しい

 生まれつきの骨格が原因でフェイスラインが太く見えてしまう場合は、自分で改善するのはなかなか難しいかもしれません。

 巷で人気の「骨気セラピー(コルギセラピー)」などの小顔矯正サロンでも、骨まで動かすのは難しいと言われています。美容サロンでできるのは、手技によって筋肉の張りやむくみを緩和することまで。骨の形を変えるとなると、美容整形の範囲になってしまうということを覚えておきましょう。

りんご(食べ物)やランニング(運動)で顔痩せできる?

 よく「フェイスラインにお肉がついたから、ダイエットしなきゃ!」という広告がありますが、あまり過信し過ぎるのは禁物。前述の通り、フェイスラインが太って見える原因はさまざまですので、適切な方法でアプローチしなければなりません。

 たとえば、むくみで顔がパンパンになっているのにりんごダイエットをしたり、歯を食いしばる癖で顎周りの筋肉が張っているのに、ランニングをしても効果が得られにくいでしょう。

「コレをすれば顔痩せできる!」という言葉に惑わされず、自分の状態をじっくり観察してみてくださいね。

1週間のビフォーアフター写真を撮ると変化がわかる♡

「顔痩せ」したいなら、自分の顔が大きく見えてしまう原因を見極めるのが大切。その原因に合ったアプローチをすることで、顔がスッキリした感覚が得られるでしょう。

 自分では原因がよくわからないという方は、とりあえず順番に試してみましょう。1週間のビフォーアフター写真を撮っておくと、客観的に観察できるはずです。この記事を参考に、健康的なフェイスラインを手に入れてくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


UV対策してる? 美容家が選ぶ春のおすすめ5選。大人の垢ぬけ顔にはこのチークが優勝!
 コクハク編集部では時短美容家の並木まきさん厳選アイテムを多く紹介してきました。  今回は、その中から選りすぐりのアイ...
毛穴にいい?「あの洗顔法」の真相を医師が解説。向いてる肌質もあるけれど…【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
救急箱の中身、チェックしてる? 「いざ」の時に役立つ“常備薬”の選び方【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
乳液なしは「老け顔」を加速する!? 40代は“プチこってり”がキーワード。美容家の厳選アイテム3つ
 40代も半ばを過ぎると、気になるのが顔の“老いた雰囲気”。過去の自分と比べてギャップにがっかりなんてことも。  今の...
「寝ながら運動」で美ボディになれるってマジか! 激しいダイエットなしで痩せるコツ【インストラクター監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のツヤメイクは暑苦しさNG!2000円以下で買える「夏までヘビロテできる」優秀アイテム3選
 今年は春から日差しの強い日も多く、初夏のような陽気も増えています。というわけで、そろそろメイクも衣替え!  春から夏...
モテる以前にマナーだよ!「みっともない」認定されてしまう男性の特徴6つ
 ルッキズムに厳しい昨今、男性のルックスにだって難癖付けることはできません。でも…悲しいかな、どうしても「生理的に受け付...
「五月病」になるのは5月だけじゃない!イライラ、不眠、意欲減退…なりやすい人の特徴や放置のリスク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラと侮るなかれ! 40代後半美容家がガチで使って惚れた神アイテム3点【2025春・スキンケア編】
 優秀アイテムがたくさんあるプチプラコスメ。ですが、40代以上の世代には「ちょっと物足りない…」アイテムもチラホラ。 ...
一晩に何度起きたら頻尿ですか?【医療従事者解説】頻尿のセルフチェック&トイレによる寝不足改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
990円の“プチプラ化粧水”1本だけで10日間過ごしてみた。乳液&クリーム不使用で意外な結果が…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
「妊活を始めたものの、なかなか授からない…」《男性不妊》って知ってる? 意外と多い“精索静脈瘤”の話
「妊活を始めたけど、なかなか授からない…」そんなとき、多くの女性が婦人科に行く。でもちょっと待って。実は不妊の約半数は「...
今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...