個別トーク会のメリットまとめ
1. マジで2人っきり感
実際に生で本人に会えたり手と手を触れる喜びは無いが、握手会に存在した秒数を測るスタッフ、指定のお時間が来た時メンバーから引き剥がそうとしてくるスタッフ、そして前後に並ぶヲタクが見えないので、画面越しではあるが“マジで2人っきり感”のあるトークを楽しめる(お時間が来た場合、自動的に強制終了なので“粘る”ことはできなくなったが)。
ただこれはトーク参加中、周りに人がいないことが前提。筆者は家族にアイドルとのお話を聞かれるのは恥ずかしいので、トーク参加時には誰もいない物置部屋にコソコソと移動している。いずれも通信環境には充分気を付けて欲しい。
2. 創意工夫でサプライズが可能
14年のAKB48握手会襲撃事件以降、握手会には荷物を預け完全に手ぶらでないと参加できなくなり、それまで可能だった「メンバーに物やメッセージボードを見せる」といった行為が禁止になっていた。 個別トーク会では画面越しなので再びそれが可能に。誕生日が近いメンバーにケーキを見せたり、メンバーが好きなアニメグッズを用意したり、トーク中のメンバーのグッズで埋め尽くされた部屋を見せて驚かせたりもできる。ちなみにペットなど動物はOKなようだが、人間は参加者本人以外トーク不可。
3. 移動や空き時間潰しの必要がなく快適
主に坂道では関東・関西・名古屋の3地域でのみ握手会が行われてきたが、個別トーク会は日本国内ならどこからでも参加可能なため、会場までの移動費用・時間・労力が不要。
またメンバー指定・事前申込の抽選制である個別握手会の場合、午前から夜にかけ1時間~1時間半刻みの6部制だった。仮に抽選で第1部と第6部のみ当たった場合、空き時間は長くて8時間以上。会場付近での時間潰しは苦行であった。
その点、個別トーク会なら自宅で午前の第1部に参加し、午後は買い物に行ったりゲームしたりしながら過ごして再び夜の第6部に自宅から参加、といったことができるので空き時間の苦痛はほぼ無い。
4. ニックネーム設定OKで認知されやすい
個別トーク会では事前にメンバーに呼ばれたい名前を都度入力し、メンバーにはこちらの顔と入力した文字が映るようなので、名前を認知される・呼ばれる可能性が高くなる。握手会で口頭での過度な認知の要求はメンバーの負担だったであろうが、それも軽減されているはずだ。
必ずしも名前である必要はなく、質問文やメッセージを入力することもできる。ただしメンバーからは、「3行以上入力すると1行目が読めなくなるから2行に収めて欲しい」との要望があるようだ。
以上が大まかな個別トーク会のヲタク目線でのメリットだが、メンバーにとっても物理的な被害に遭う心配はなく座りながらの対応なので、心身の負担は少ないのではないか(握手会では通例立って対応するのが丁寧と見られてきた)。
海外ファンが参加できるように
櫻坂46の例を見る限り、100%とはいかないまでも売上げ面やファンとの親睦を深める点において個別トーク会は充分握手会の代替イベントとして成り立ちそうだ。
ただ、今回は国外からの参加は規則違反として、既に海外発送代行サービス経由でCDを購入していた海外ファンが厳しく取り締まられたようだ。世界中に存在する熱い海外ファンのため、メンバーが望む海外進出を叶えるため、このトーク会に海外ファンが参加できるようになって欲しい。コロナ禍にオンラインで海外市場開拓ができればまさに彼ら海外ファンが救世主となるかもしれないのだから。
※改名時27カ国200人以上の海外ファンが参加した欅坂46(現・櫻坂46)応援動画。難解な日本語の歌で必死にエールを送る彼らがメンバーと対面できることを願うエンタメ 新着一覧