メイクのプロに聞いた!結婚を近づける“婚活メイク”徹底解説

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-03-02 06:26
投稿日:2021-03-02 06:00

婚活メイクをする上で大切な心得とは?

———婚活メイクを通して伝えたいことは?

「メイクの前に、スキンケアがとても重要です。より綺麗な素肌でいるために、ニキビを隠す技術を身につけるのではなく、ニキビを作らないこと。そして、肌荒れをしないようにすることです。そのためにはお水をたくさん飲んで、睡眠をしっかり取りましょう。

 そして、婚活は“対・人”なので、自分を磨いておくことが大切です。時には、婚活を通して辛いこともあるでしょう。そんな時に負けないために、自分を磨いてレベルアップしておくことが大事。

 婚活のおかげでキレイになっていけたら、たとえうまくいかない恋があっても損にはならないはずです。婚活メイクは人生を前向きにする一つの手段だと思うので、ぜひ実践していただきたいです」

 ただし、今回お話ししていただいた婚活メイクのテクニックは統計的なものなので、あくまで参考にしながらご自身に合った婚活メイクを見つけていただきたいとのことでした。

 キレイになって、婚活を前進させるための「婚活メイク」をぜひ試してみてくださいね!

婚活メイク誕生秘話

 最後に、“婚活メイク誕生秘話”をおやちあきさんに伺いました。

———ヘアメイクの仕事をするきっかけや経緯を教えてください。

「もともとはタレントになりたくて、19歳の時に和歌山県から東京に出てきました。モデルやMCなど様々なお仕事をさせていただく中で、現場にプロのヘアメイクさんが付く時と付かない時とでは自分の見た目に大きな差があることに気づいたのです。そこからメイクに興味を持ち、ある時ヘアメイクさんの練習のためのデモモデルをやった際に、これはと思い一念発起! 

 26歳からヘアメイクの勉強を始めて、 30歳の時に私のヘアメイクの師匠が美容アカデミーを立ち上げたので、そこに入学、芸能のお仕事は引退しました。美容アカデミーに入って1年間みっちり学び、卒業後もスタッフとして師匠の元でお仕事をしていました」

———「婚活メイク」を意識するようになったのはなぜですか?

「ヘアメイクの師匠に就いて仕事を始めてから3年後、師匠が結婚をして仕事を引退。それまでは一切結婚に興味がなかった私でしたが、大好きな師匠が結婚したことで自分にも結婚願望が芽生え、33歳から婚活をスタート。しかし、慣れない婚活に疲れたり、婚活をこじらせて悩む日々もありました。

 そんな中、プロのヘアメイクであるという自分の特性を生かし、婚活向きの愛されメイクやモテメイクを研究・考案しては出会いの場に足を運んで、めでたく37歳でゴールイン! 旦那さんとの出会いは街コンだったのですが、ちょうどその3日前に初めて婚活アドバイザーさんと話す機会があり、アドバイスをもらっていたのです。改めてプロの意見は大事だなと思いました」

 ちあきさんは今の旦那さんと出会ってすぐに同棲し、交際から半年でめでたくご結婚。このような自身の婚活成功体験を通じて、ヘアメイクのプロとして「婚活メイク」を編み出したとのことです。

【識者プロフィール】
おや ちあき / 愛され婚活メイクの専門家
2010年、トータルビューティーアドバイザーの方との出会いから、メイクやフェイシャルエステを学び、有名アイドルユニット、舞台、撮影、成人式、結婚式のヘアメイクを担当。2013年には美容アカデミーSOCIAL GOODへ入学。遺伝子美容を学んで、東京や福岡のメイクショーに出演。その後はフリーで活動し、100回以上のモテメイクレッスンを開催。2020年に37歳で結婚し、現在は婚活女性を中心にメイクレッスンを行っている。

・Instagram https://www.instagram.com/oyachiaki/

田中絵音
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日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
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