「獄激辛ペースト」が有能すぎる
こちら、「ペヤング獄激辛カレーやきそば」のキモ。「獄激辛ペースト」でございます。
黄色×黒の色調が危険度を物語っています。恐る恐る開けてみると、あれ?匂いはそんなにありません。カレーの香りがほんのりと。もしかして、楽勝なんじゃね?
まずは一口、いただきます。
ああ、懐かしいペヤングの味がする。そうだよ、この味だよ。子供のころ土曜のお昼にペヤングが出るとさ、うれしかったなあ。家で作る焼きそばにはない、ソースの甘しょっぱさがさ……。あれ、なんかちょっと辛い?いや、ちょっと待って、なんか辛いよ。っていうか、辛っ!!辛っ!!
久々のペヤングにうっかり回想シーンに入りかけた私を、注意書きにもあった「辛み」が思い切り現実に引き戻してくれました。あとから、唐辛子が来る!!鬼の形相で追っかけてくる!!なにこの鬼ごっこ。
一口目からがっつりやられました。ほんと、一瞬いつものペヤングなんです。それから、唐辛子の辛さがガツンと来ます。ガツンと来る割には、ペヤングの世界観を壊していない事に感動しました。
ただの辛い焼きそばじゃない。ちゃんと「辛いペヤング」なんです。すごいよ、ペヤングの包容力。こんな女に私はなりたい。
パッケージの圧よ
そもそも、パッケージがすでに怖い。いかつい目つきのターバン姿の兄さんに、まがまがしい感じの「獄激辛カレー」の文字。さらには、
泣けるほど辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。
の注意書きまで。なにそれ、怖い。
辛い物→水は逆効果
「泣けるほど」の文言にすっかりおじけづいた私が用意したのはこちら。
辛ければ水を飲めばいいじゃないと長年思っていましたが、実は逆効果なのだとか。唐辛子系に含まれるカプサイシンは水に溶けにくい性質があるため、口の中に辛さが広がってしまうのだそう。知らなかった……。
おすすめは、乳製品。乳製品に含まれるタンパク質「カゼイン」には、口の中の神経を刺激するカプサイシンの働きを止めてくれるのだそうです。頼りにしてまっせ。
そして焼きそばにはつきもののマヨネーズ。普段はカロリーが気になるので控えているのですが、決戦を前にしては背に腹は代えられません。
さらにキャベツとキノコも“援軍”に加えました。野菜の水分で辛みを和らげようという作戦です。
お助けアイテムの力を借りる
それでも……!食べ進めるうちに、顔中から汗が吹き出します。舌もびりびりしてきたよ。なんかもう空気が熱い。呼吸するたびに強烈な辛さが襲ってきます。舌が、舌が痛いよ(笑)!
ヘルプなしでは完食はムリだろうと、3分の1くらい食べたところで例の“援軍”を投入。キャベツとキノコとマヨネーズをトッピングしました。これでぐっと味がマイルドに。た、助かった(笑)!楽勝なんて思ってしまってごめんなさい。めっちゃ辛いやん。
さっそく豆知識を使ってみる
ゲットしたばかりの豆知識「辛い物には乳製品」にのっとって、飲むヨーグルトも追加します。
立て続けに2杯飲み干して、舌のほてりを鎮火させます。ああ、ほんのり優しい甘さが染みる……。
それでもまだ舌が、喉がヒリヒリするよ。恐るべし獄激辛ペースト。
でも完食!ごちそうさまでした
辛い物耐性はあるほうだと自負していましたが、想像以上の辛さでした。
ただ、カレーというよりも、唐辛子のほうが際立っているように感じました。個人的にはもっとスパイスを効かせた商品も食べてみたいです。唐辛子さえ包み込んでしまう、ペヤングの限界を私は知りたい。
まるか食品さん、獄激辛シリーズ第3弾、お待ちしております!
(編集K)
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