シャンプーの香りが長続きしない原因&持続させるポイント6つ

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-08-18 06:00
投稿日:2021-08-18 06:00
 女性にとって、髪の毛の香りは気になるもの。特に、汗をかきやすい季節は頭皮の匂いが気になりやすいため、「シャンプーの香りを持続させたい」と考えている人も多いでしょう。そこで今回は、シャンプーの香りが長続きしない原因&いい香りを持続させる方法をご紹介します。

シャンプーの香りが長続きしない3つの原因

 シャンプーの香りが長続きしない人は、「髪質のせい」と思っているかもしれませんね。でも、ほかにも原因が隠れているかもしれませんよ。

1. 頭皮の汚れ

 毎日シャンプーをしていれば、「頭皮に汚れなんてない」と思っている人が多いでしょう。

 しかし、シャンプーの香りが長続きしないということは、頭皮に汚れが残っている可能性があります。皮脂や、きちんとすすげなかったシャンプーやトリートメントなどが毛穴に詰まり、気になる匂いの原因になっているかもしれません。

2. 髪の毛のダメージ

 シャンプーの香りが残らないのは、髪の毛のダメージも原因のひとつ。実は、髪の毛にダメージがあるということは、髪の水分を保ってくれているキューティクルが傷んでいるということ。水分だけではなく、香りなども逃しやすい状態のため、シャンプーの香りが長続きしづらいのです。

3. 間違ったシャンプー方法

 シャンプー方法というのは、誰かから教わるものではありません。それぞれ、自己流の方法で洗っているでしょう。

 しかし、そのせいで間違ったシャンプー方法をしている人が少なくありません。爪でゴシゴシと洗ったり、香りを残そうとすすぎが少なければシャンプーの香りは持続しづらくなります。

シャンプーの香りを長続きさせる6つのポイント

 同じシャンプーを使っていても、香りが長続きする人とそうでない人がいます。この機会にケア方法を見直して、いつでも良い香りがする髪を目指しましょう。

1. シャンプー前にブラッシングをする

 洗髪効果を高めるためには、シャンプー前にブラッシングをすることがポイントです。ブラッシングをすると髪の毛の絡みが取れますし、汚れやほこりなどを浮かせられるため、シャンプーの泡立ちが良くなります。ブラッシングは必ず、毛先のほうから行うようにしましょう。

2. シャンプーを付ける前に予洗い

 シャンプーを付ける前には、ぬるま湯で予洗いをすることも大切。予洗いとは、シャンプーなどをつけずにぬるま湯だけで髪や頭皮を洗うことを言います。実は、この予洗いで約7割もの汚れや余分が取れるとも言われているんですよ。

 シャンプーが馴染みやすくなるため、香りが持続しやすくなりますし、さらに髪のダメージを減らすことにもつながります。

3. シャンプーは泡立ててから優しく洗う

 シャンプーを付ける際、そのまま頭皮や髪に付けるのはおすすめできません。もちろん、これでもお湯をかければ泡立てることはできますが、髪がこすれることでダメージが起こりやすくなってしまいます。

 髪を洗う際には、シャンプーを手に取り、泡立ててから使うことがポイント。泡で優しく洗うことで、香りを引き立たせやすくなりますよ。

4. すすぎはしっかりと行う

 髪にシャンプーの香りを残そうと、すすぎを甘くしてしまう人もいるようですが、すすぎ足りないとシャンプーが頭皮に残って毛穴詰まりを起こしたり、雑菌が繁殖して嫌な匂いの原因になってしまう可能性があります。シャンプーの香りを残すためにも、しっかりとすすぐことを心がけるようにしましょう。

5. 同系統の香りのトリートメントでケア

 シャンプーが終わったら、同系統の香りのトリートメントを使ってケアをしましょう。トリートメントは髪の毛先中心に馴染ませ、一定時間おいてから、しっかりすすぎます。頭皮には付けないようにしましょう。また、トリートメントをおく時間は製品によって違いますので、用法に従ってくださいね。

6. ドライヤーでしっかりと根元を乾かす

 シャンプーが終わったら、ドライヤーで乾かしましょう。「傷むから」という理由で自然乾燥をする人もいますが、髪は濡れている時に一番ダメージを受けやすいため、摩擦の影響を受けたり、菌が繁殖して嫌な匂いになってしまうことも。シャンプーの香りを残したいのであれば、根元のほうからきちんと乾かすようにしましょう。

正しいシャンプーで香りを長続きさせて美髪を目指そう!

 正しいシャンプー方法は、シャンプーの香りを長続きさせるだけでなく、髪の毛のダメージを防ぐこともできます。健康的な髪になって香りをキープできるようになれば、まさに一石二鳥ですよね♪ ぜひ、今日から正しいシャンプー方法を取り入れてみてくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痩せたい…でも食事制限は嫌! ダイエット中の間食、何時に何を食べればセーフなの?【医療従事者監修】
 ダイエットをしていると、厳しい食事制限をしがち。とはいえ、食事制限でストレスがたまって過食してしまっては、元も子もあり...
知ってた?「レチノール」に紫外線は大敵です。夏にヘビロテする前にちょっと待って!【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人だって「バブみメイク」をしてみたい! 童顔風になれる4つのコツ
 最近よく見聞きする、「バブみメイク」。「10代、20代の子がやる分には可愛いだろうけど、私の年齢ではちょっと…」なんて...
2025-05-28 22:04 ビューティー
昭和バブル→令和メイクに即変身!40代でもトレンド顔になれる簡単プチプラコスメ3品【美容家厳選】
「今どきらしさ」のあるトレンドメイクをしたいけれど、何を買ったらいいのかわからない…と感じているOVER40歳にこそ、プ...
雨の日の「頭痛」は水のせい? 梅雨の前に知っておきたい“気象病”の対策方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ケアしてるのに~! 40代の「イマイチ肌」を乗り切るアイテム3つ。日焼け止めから見直して【美容家厳選】
 今年は、5月から真夏のような暑さの日も多く、「ちゃんとケアをしているのに、なんだかイマイチ」の声もチラホラ。  物価...
対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...