パサパサ髪の原因は紫外線!? おすすめUV対策&ヘアケア方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-06-21 06:00
投稿日:2021-06-21 06:00
 肌のUV対策はしっかりしていても、髪のUV対策をしていない人は多いですよね。でも実は、パサパサで傷んだ髪になる原因として侮れないものこそ「紫外線」だったのです。そこで今回は、忙しい日々の中でも簡単にできるUV対策や、自宅でできるヘアケア方法をご紹介します。

どうしてUV(紫外線)を浴びると髪はパサパサになるの?

 私たちの髪の毛には、18-MEA(メチルエイコサン酸)と呼ばれる脂肪酸の一種が含まれていて、髪のツヤやなめらかな手触りを実現してくれています。でも、実はこの油分は紫外線や、熱などに非常に弱いという特徴があります。だから、ノーガードで紫外線を浴びてしまうと、パサパサで手触りの悪い傷んだ髪になりやすいのです。

 さらに、一度生えた髪には自己再生能力がなく、一度傷んだら修復をすることができません。だからこそ、ツヤのある美髪を保つためには、日々の髪のUV対策がとても重要なんです。

髪のパサつきを防ぐ! 毎日の髪のUV対策3つ

 毎日の髪の日焼け対策はとても大切だということがわかりましたが、具体的にはどのような対策をすれば良いのでしょうか? 一緒にチェックしていきましょう!

1. 帽子や日傘を使う

 一番簡単でてっとり早いのが、帽子や日傘を使って物理的に髪の日焼けを防ぐという方法です。帽子なら、お出かけ前にさっとかぶるだけなので簡単ですね。その日のコーディネートに合わせていろいろな帽子を用意しておくと、おしゃれも楽しめて一石二鳥です。また、日傘も常にバッグに忍ばせておけば安心ですね。

 ここでのポイントは、「UVカット対策を施されたものを選ぶ」ということ。特に、髪に深刻な影響を与える「紫外線B波をカットできるもの」がおすすめです。

2. 髪用のUVカットスプレーを使う

 帽子や日傘を使うのが難しい時には、髪用のUVカットスプレーを使うと良いでしょう。中には、同時に肌にも使えるタイプもあるので、チェックしてみると良いかもしれません。使い方は簡単。スプレーをしっかり振ってから、20cmほど離して吹きかけるだけです。

 ただし、効果の持続時間は商品によって違うので、確認が必要です。小さめのものを購入して常備し、定期的に吹きかけるようにすると良いでしょう。

3. 普段と違う髪型や分け目にする

 いつも同じ分け目や髪型をしていると、紫外線のダメージを受ける場所が決まってしまいます。そこで、日によって分け目を反対にしてみたり、ヘアアレンジを変えてみたりするのがおすすめです。

 また、プールや海など、髪が濡れるような場所に行く時には、アップスタイルにしておくと、よりダメージを軽減することができますよ。

日焼けで傷んだ髪におすすめのヘアケア方法4つ

 では、すでに日焼けで髪が傷んでしまった時にはどうしたら良いのでしょうか? ここでは、自宅で簡単にできるヘアケア方法をご紹介します。

1. 低刺激のシャンプーを使う

 紫外線のダメージを受けた髪に洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、余計にパサつきが進んでしまうかもしれません。すでに日焼けしてしまった髪には、低刺激のオーガニックシャンプーやノンシリコンシャンプーなどがおすすめ。普段よりも刺激を避けるようにしましょう。

2. 髪をしっかり早く乾かすことを心がける

 髪が一番傷むのは、濡れている状態です。お風呂上がりや、夏のプールや海で遊んだ後に髪を自然乾燥させると、さらにダメージを受けることになります。髪が濡れたら、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。20cmくらい離して、髪の根元から乾かしていくのがコツですよ。

3. 洗い流さないトリートメントを使う

 日焼けした髪は、油分が失われて保水力が低下しているため、パサパサと乾燥しやすい状態です。自宅では、洗い流さないトリートメントを使って、潤いを補給しましょう。トリートメントを日々の習慣にすれば、ドライヤーやクーラーなどによる乾燥を防ぐ効果も期待できます。ただし、つけすぎると逆に日焼けしやすくなるので、適量を守ってくださいね。

4. 頭皮の日焼けにはクールダウンが先決

 美しい髪を生み出すには、頭皮が健康であることが欠かせません。もしも、頭皮が日焼けしてしまい、赤くなったり、ヒリヒリしたりしてしまった時は、まず最初にクールダウンすることが先決。

 冷たく濡らして絞った濡れタオルや保冷剤をタオルで包んだものを使い、頭皮をゆっくり冷やしましょう。冷やした後は、乾燥しないように化粧水や乳液を頭皮につけてケアすることも大切ですよ。

髪こそUV対策を! 自宅でのヘアケア方法を学んで健康な髪に

 髪は、日焼けをしてもあまり変化がなく実感しにくいため、肌よりもUV対策を怠ってしまいがち。でも、日々のダメージの蓄積で、気がつかない間に取り返しのつかないパサパサ状態になってしまうことも多いのです。

 ぜひ、この記事を参考にして、日々の髪のUV対策やヘアケア方法を実践してみてください。続けることで、生えてきた健康な髪を守ることにつながり、いずれツヤツヤの美しい髪を取り戻すことができるはずですよ♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


食欲の秋が到来!旬の味覚に秘められた“健康”パワー。サツマイモの美肌効果に注目【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
高市首相もメイクで激変! 強そうな女→柔らかな女に印象を変える“3つの鉄則”ポイント
 第104代首相に選ばれ、今やメディアで見ない日はない高市早苗さん。かつては黒々とした力強い眉が印象的でしたが、最近では...
「生理が終わったのにだるい…」その原因、加齢じゃなくて“鉄分不足”かも。食後のコーヒーは注意して【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
夏の紫外線+秋の乾燥でボロボロ…化粧水だけじゃない「うるおい対策」で肌を守ろう【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
急に泣きたくなる…30代以降は“情緒不安定”に注意。不安定な心を整える3つのセルフケア【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今季のプチプラは大当たり! 大人も“盛れる”目元・口元・肌の新作コスメ3選。「キャンメイク」で老け感を一掃♡
 今季のプチプラが、ものすごく「当たり!」です。コスメの進化は著しく、もはやデパコス要らずの実力!? とざわついてしまう...
女性の6割が悩む「生理前の便秘」痔やイライラ悪化の原因に? 放置せず試したい改善法4つ【医療従事者監修】
 生理前の便秘に悩む女性は、6割もいるといわれています。「でも生理が終われば治る」「便秘くらい、大したことはない」こんな...
流行りの「耳つぼジュエリーダイエット」信じていいの? 貼るだけで楽痩せできる噂の真相【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【再現メイク】今田美桜になれるか!? 大人世代が3つのポイントを真似してみた。“への字眉”でぐっと近づく
 これまではキュートで華やかなイメージが強かった今田美桜さん。しかし今放送中のドラマ『あんぱん』では40代の役柄に挑戦し...
暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...
30歳から「骨活」のススメ。将来の“寝たきり”リスクを防ぐため大切な3つの対策【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
健康診断でわからない「隠れ貧血」のリスク。 だるさ、イライラの原因は年齢以外にあり?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...