フジテレビ“オンカジ”山本賢太元アナに罰金10万円…「ぽかぽか」は続けるも地獄、打ち切るも地獄
上司でプロデューサーの鈴木容疑者は「いい人」
海外のオンラインカジノサイトによる違法賭博で略式起訴されたフジテレビ山本賢太元アナ(27)が罰金10万円の略式命令が下ったことが23日明らかになった。先月23日には同じくフジテレビ社員で「ぽかぽか」のプロデューサー鈴木善貴容疑者(44)も逮捕されており、鈴木容疑者もこれに続く命令が下るとみられている。
元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は鈴木容疑者について周辺スタッフから「仕事ができて、人柄がいいと評判だった」と聞いていたとして、こう続ける。
「人柄に関しては、外部の制作スタッフに対してもやさしく“いい人”という声ばかり。バラエティー番組はキャスティングが命ですから、彼の人徳でいいゲストを集めていたのだと思います。フジテレビの社員は20代でタワマンに住み、高級外車を持っていて普通なくらいの高給取りなはずですが、お金には相当困っていたようで、家の中のゴミ同然のものを袋詰めにして、5000円で売ろうとしたり、ほぼ初対面のスタッフにも10万、100万円単位でお金を借りようと声掛けするほど。依存症が相当進んでいたようです。断ることのできない人柄の良さと、フジテレビのキャスティングを過剰に期待する社風がプレッシャーとなり、オンカジにハマらせてしまったのかもしれません」
鈴木容疑者の上席プロデューサーが突然退社
そんな中、18日に鈴木容疑者の上司で「ぽかぽか」立ち上げ時にチーフプロデューサーを務めた人物がフジテレビを突然退社。この人物が逮捕者にオンカジを広めた中心人物ともっぱらで、社内調査が進んでいるタイミングで退社するということは、やはり「噂は本当だったのか」とザワついているという。
「責任者たるべきトップの人物は責任を取らない、フジの“もみ消し体質”が現れている。『ぽかぽか』は帯番組だけにそう簡単にリニューアルもできず、番組の核となるキャスティングも弱まり、進むも地獄、やめるも地獄。フジのあおりを食らった一番の被害者がMCの神田愛花さんなのは確か。犯罪がまん延しやすいフジの風土を根本から変えない限り再生の道はないでしょう」(鎮目氏)
日枝久元会長も会見には現れず、オンカジの本丸も雲隠れとは。フジテレビの悪しき社風には根深いものがある。
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